鳥がやってきた

病棟の屋上庭園に、鳥が卵を産んだとのことでした。
一体どんな鳥の卵なのか・・・・・・。
すずめ？
からす？



ボランティアさんが花に水をやるときに、「雛が死んでいるから片づけを」
と話していたようなので、見に行きました。

生きています。
きゃーーーーーーみんなで見にました。
院長をはじめ、いろんな人が見に来ました。

で、鳥は？



時間がたつにつれ、５つあった卵は徐々に孵ってきました。
で、鳥は？

そう見ました。ハクセキレイです。たぶんあれは。
親鳥がやってきて、私たちを見ていました。
心配でしょうとも。
一体どこに巣を作ったのかと思うと。

　　これです　1　２　３



この鉢の土に作っていたのです。
黄色い花の下にちょっと日陰があって、そこに作っています。
カラスに食べられやしないかと、心配です。
すごく心配。

親が見捨てたというので、注射器でお水をあげてみたりしましたが、親はいました。
どうやって育てよう、どうしよう・・・・とみんなでわいわいしていました。
雛は卵の殻を一生懸命破ってでてきていました。
時々口を開けます。そのたびに、見ている私たちのうるさいことったら。

命の誕生が、何より嬉しい理由がわかっていただけるかと思います。