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話し方教室 だって癖(くせ)なんだもん

2009年10月28日 | 話し方教室
先ずは、腹式呼吸と発声練習から。

あいうえお、いうえおあ、うえおあい、えおあいう、おあいうえ。
かきくけこ、きくけこか、くけこかき、けこかきく、こかきくけ。
さ・・・・
た・・・・
・・・・・


口が、舌が、追い付きません。(泣)
始めと、最後だけ口を合わせて、中は口パクで凌(しの)ぎました。


今回から、スピーチの長さが1分40秒になりました。
100秒スピーチって仰ってました。
テーマは、「癖(くせ)」です。

みなさんお上手ですね。
流石、教員や教師・お師匠様方です。


及ばずながら、それでは一席。

<今、私は息子と2人暮らしです。
その息子に、私の癖を聞いてみました。

暫く考えてから、「上から目線」、と云いました。

「どんなところが?」って、聞いてみたんですが、
「全体的に」ってことで、あんまり具体的じゃないんです。

「ぞんざい」って指摘されたこともあったし。
「上から目線」も私の言動の何かが、そう思われるんだろうな。
なんて、考えていました。

そんなことがあって、数日後。
車に息子を乗せて走っている時です。
渋滞中の、片側一車線の道で、前方から救急車が赤色灯を回しサイレンを鳴らしながら近づいてきました。

私達の列も対向車線の列も、路肩に車を寄せて道路の中央を空けていきます。

ところが、丁度、私の右少し前方の車だけ、道を譲ろうとしません。
運転席の男性は、助手席の女性となにやらおしゃべり中です。
天気が良いので、車の窓は開いていました。

咄嗟に、「おい、救急車だ、寄れ!」
って、口走ってました。

その、車は直ぐに路肩に寄せましたが、
私の中に何だか後味の悪いものが残りました。

そのとき、これだ!って、思いました。
「命令口調」「体言止め」「単語で話す」
この「くせ」は、注意して直すよう努力したいと思います。>

これで556文字ですから、チョッと長かったですかね。


話していて、1分40秒に収まりそうになかったんで、
<その、車は直ぐに路肩に寄せましたが、
私の中に何だか後味の悪いものが残りました。>
って、云うのを、飛ばしました。


終わってからの講評で先生が、
「私、海老名さんの癖を知ってます」と仰いました。
「話し始めのところで、『はい、何々です』と、『はい』を付けてます」
「うっ!・・・鋭い指摘」(笑)

ここでも体言止めを使ってしまった今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。