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綸言汗の如し

2010年09月11日 | 身辺雑記
ふ~ん、
そうなんだ。
「綸言汗の如し」なんて言葉を初めて知りました。
またひとつ勉強になったな。

まあ、しかし、私しゃ君子でも皇帝でもない極フツーのおっさんなんで、・・・・。
ん~、その、なんです、
フツーのおっさんが前言を翻しても良いとか云うつもりは無いんですよ。
私の場合は、まあ、おっちょこちょいだったり、物忘れをしたり、勘違いをしたりするわけですよ。
そんな時に、前言を翻す事を潔しとしなかったら、周りの方々に迷惑になるじゃないですか。

勿論、間違わないようにしないといけないことは分かっているんですよ。
しかし、「人間だもの」(相田みつお)

エライ人は間違いを犯さないんでしょうか。
間違わないからエラくなったんでしょうか。
間違いを認めないからエラそうに見えるんでしょうか。

言動を起こした当初は正しいと思っていても、その言動が間違っていたと気づいた刹那、
前言を翻し、正しい方向へと舵を切ることこそ、正しい道、王道を行くと云うことではないでしょうか。

正誤の見極めがつかず、じっと考えているうちに時が過ぎてしまうのも、正しい選択と言えるのかどうか分かりません。

結果を人は兎や角言います。
論評・批評をしたがります。
けれど、行動を起こす決断の責任を他人は取ってはくれません。

言動の責任は自分自身にあるのですから、人に何を言われようと自己責任で良いではありませんか。

周りの者は、失敗した人に対して「だから言ったじゃないか」とか「言わんこっちゃない」等とは言わないことです。
何しろ決断の責任を取りはしないんですから。

そんなこと云われるまでもなく、失敗した当人が一番痛い思いをしているんですからね。
死者に鞭打つ様なことはしないことです。

と、云うことで、「だから言ったじゃないか」と喉元まで出掛かった言葉を、グッと飲み込んで、
「そう云う意味で言ったんだけど・・・」
で、留めておきましたが、
その、言葉を発してから私の中のもう一人が私に言いました。
(「だったら、その時にその意味をチャンと話して置けば良かったじゃないか」)

綸言汗の如し、・・・。
今日も汗をいっぱいかきましたが、夕方から少し涼しさを感じ始めた今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。