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ミステリ

2010年10月08日 | 身辺雑記
以前、ミレニアムと云うスウェーデンのミステリ小説が話題になり私も読みました。
http://blog.goo.ne.jp/m-ebina_2004/e/b72ecf25c08781d3f7709dc37d28f904

国家権力(秘密警察)により自由を奪われ精神病院に長期入院させられたリスベットサランデル。
権力側は国益だ、国家機密だと云って、人権を無視し、検察・警察による恣意的捜査・起訴で犯人をでっち上げる。大メディアは、権力側の発表を、自分たちの主張のごとく検証もせずに報道する。
大メディアは権力側にとっては全く都合よく、頼もしいパートナーです。
小さな雑誌社の発行責任者ミカエル・ブルムクヴィストは検証報道に拘る男です。
権力側(政府・大メディア・大企業)の垂れ流す報道に隠された嘘や悪意を、検証報道で暴いて行きます。
と、云う風にこの本を読みました。

ここのところの日本の大メディア(テレビ・新聞)の世論調査報道、検察の強引な取り調べや隠蔽工作。検察審査会の議決による強制起訴。
こういった様々な動きを、視点を変えて見てみるとどうなるでしょうか。

三宝会と云う会があるそうです。
http://www.kyudan.com/opinion/sanpokai.htm
竹下登と云う人が、小沢一郎と云う人を憎み、彼を貶めるために作られた組織だそうです。
日本を代表する企業や大メディアが会員となり、ひとりの男を葬り去ろうと権謀術数の限りを尽くす。
実に興味深いお話です。
一流○大卒の、高級官僚等の頭の良い人でないと描けない様な複雑なストーリーです。
まさにミステリですね。