ﾌﾗﾝｽ郷土料理ガレットの店ブレ・ノワール

２０２１年６月６日

長野県安曇野市穂高有明

前回の訪問からなかなか来れず。ずっと来たいと思っていたお食事ガレットを食べに伺った。ランチ時にお客さんが重なってマダムは大忙し。さわやかレモンのビヤカクテルパナシェ（ノンアルコールビール使用）６００円、仏産ブルーチーズ・くるみ・はちみつ・サラダのフルムダンベール単品１７００円、Cのグルマンセット１８５０円はコーヒーとグリュイエールチーズ・パリ風ハム、卵のガレット・コンプレット（完璧という意味らしい）のお食事ガレットとバターと安曇野産はちみつのガレットをチョイスして強くお勧めのベルギー産のバニラアイス+２００円でトッピング。お食事にそば粉入りのガレットはよく見かけるがこちらほどそば粉の香りがしてかりっと焼きあがっているガレットはなかなかない。おまけにデザートのガレットは小麦粉を使ったいわゆるクレープになる場合が多いがこちらもそば粉の香り高いガレットがはちみつの香りと相まっておいしいのだよ。ベルギー産のバニラアイスももみの木カフェで食べたアイスに似てねっとりとした食感に甘さは控えめ。もう少し近くにあれば通いたくなるお店。老夫婦が切り盛りされていますが、ご主人は最近お店で見かけないな。店内ではミュシャ展をやっており販売も。同じ版木を使っても色や色の濃淡が違うので好みで買えるようですよ。

 

ＬＡ ＧＡＴＴＡ

２０２０年１０月３日

長野市南石堂町

ブルーチーズとマスカットのジュレと玉葱のタルトにミモレット。信州サーモンのマリネに静岡産のベビーリーフとレモンの泡、胡瓜とバルサミコのソースで。仔猫のしっぽ、バケット、チーズクッペは階下の併設パン屋粉門屋仔猫のパン。ゴールドラッシュと言う甘いとうもろこしの冷たいスープ。かりっと焼いた真鯛のポワレはカダイフと牛蒡のソースで。イベリコ豚のローストはじゃが芋のピュレと赤ワインとスモーキーな焼き茄子のソースで里芋のテリーヌと共に。デザートは洋梨のタルトに香ばしいナッツの香りがおいしいシェフのスペシャリテセミフリットを添えて。焼き菓子も生で食べられる甘酸っぱい食用ほうずきと抹茶のクッキー。エスプレッソとコーヒー。

ＬＡ ＧＡＴＴＡ

２０１９年１０月５日

長野市南石堂町

 以前イタリアンだったお店が同じ名前でフレンチに。以前のイタリアンはオーナが作ったワイナリーに併設となったらしい。１Fはこの日お休みだったが夫人が経営していたカフェ粉門屋仔猫がベーカリーとして入っている。プチトマトのジュレにグレープフルーツのグラニデ、ジンで香りづけして。ちょっとガスパチョを思わせる。ベーコンとチーズのパンは粉門屋仔猫のもの。岩塩と八幡屋磯五郎の七味唐辛子を入れたオリーブオイルを付けて。地元の白カビチーズをサラダ風には以前と変わらずきれい。温かい前菜は天使の海老のグリルをにんにく風味のソースで海老の頭ごと食べられるかりっと食感。スープはスイートショコラと言う名のスイートコーンのスープでほのかにチョコレートが香る甘いスープ。メインはスペイン産の豚肉のグリルでプラス５００円で秋トリフを勧められかけてもらったがせっかくのトリフスライスがよかったな卸してしまうととろろ昆布のようです。スライスより香りが立つと言うことで卸したのかもしれないけど今一つの香でした。デザートはピスタチオのブリュレ。エスプレッソとコーヒーで。焼き菓子といって出された木箱から出て来たのは粉門屋仔猫のシナモンロールでちょっと残念。結局、イタリアンからフレンチに変わったけれど、パスタが前菜に変わっただけで料理の内容もあまり変わらなかった印象。