2024年5月25日
加賀市山中温泉
いつもはアイスのテイクアウトでお世話になっているこちらへランチに伺った。前菜、パン、スープ、肉料理または魚料理で3000円のコースを肉、魚それぞれで。前菜はかんぱちと塩屋で獲れたあじのカルパッチョ。ダイスにカットされた胡瓜や紫玉葱とわさびを添えて。パンは自家製のやわらかなライ麦の食パンとバケット。スープは春人参のスープにグリンピースとグリルした空豆を添えて、肉料理は鶏肉と豚肉のグリルをマスタードソースとバルサミコのソースで。魚は身の厚いヒラメのポワレで蒸しなすのタルタルをズッキーニで巻いて。+500円でデザートとドリンクが付くのだけれど、ゴルゴンゾーラ入りのジェラートをいつも頂いているのでそちらを組み込んでもらって紅茶とコーヒーを頂いた。良心的なリーズナブルな料金設定のフレンチはいずれもおいしくてお魚の鮮度がいい。温泉街でフレンチってなかなか難しいと思うけど頑張って欲しいお店。
2024年2月10日
金沢市幸町
何度か店の前を通っていたものの、このポップな色合いにフレンチのお店とは思いもよらず。ワンドリンクでお任せコース3000円。ワンドリンクは500円で食前にペリエ、食後に紅茶をお願いした。スープはペーストのようなマッシュルームで酸味のあるハーブとマリネしたセロリがポイント。マッシュルームの香りはいいけどアルコールに合わせた濃い目のお味。自家製のパンは外はパリッとスパイスと岩塩を焼きこんで、中は超強力のようでもっちり。前菜はホタテの貝柱のグリルを人参ラペの薄いスライスと苺とビーツのソースを添えて。メインは鶏肉のロースト小松菜とほうれん草のソティを添えてバルサミコと粒マスタード、スパイシーなかぼちゃのピュレを添えて、しっとりとした鶏肉の仕上がり。デザートはチーズメランジュに苺とディールのジェラート。添えてあるのは金柑のコンポート。魚料理がお得意とのことでしたが能登の鮮魚が入らないこの時期、仕方のない素材だったかなと思った。ライオールのカトラリーに意外とクラシックなフレンチかなという印象。