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アマロ神父の罪

2006-07-08 | 映画の感想文(旧DVD体験談)
ツ○○某店に久しぶりに行き、スペイン語の映画の DVD がけっこう出ていることを知った。前から見たかったのがいくつもあったので、ツ○○カードを新たに作ることにした。まずは2002年のメキシコ映画を見た。

『アマロ神父の罪』 EL CRIMEN DEL PADRE AMARO
監督:カルロス・カレラ
主演:ガエル・ガルシア・ベルナル

物語の面白さ:★★★☆☆
風景や映像の美しさ:★★★★☆
スペイン語の聞き取りやすさ:★★★☆☆

神聖であるべきカトリックの聖職者…。しかし教会組織の内部では見たくないモノも見えてくる。妻帯禁止の世界で、暗黙の了解のごとく存在する神父の“愛人”。そして麻薬組織やゲリラとの癒着疑惑。とまどいを押さえ聖職者としての道を突き進む新米神父アマロと、彼の神々しさに惹かれる少女との禁断の恋。その行方は…???

原作は1875年発表のブラジルの小説だが、映画では2002年のメキシコが舞台となり、メキシコが現在も抱えている問題がいくつも描かれている。メキシコの素朴な田舎町の風景や、教会のシーンが美しい。

この DVD というのは、特典メニューつきで、映画を数倍楽しめるようになっているんだねぇ。製作1年後に監督とガエル・ガルシアが映画に沿って回想し、コメントをつけており、色々な裏話を聞くことで映画がさらに面白くなる。はっきり言って私には、こちらの解説音声を聞きながら見た2度目のほうが面白かった。

それにしても、ルベンは気の毒だったなぁ。。。


DIALOGO(せりふ)の中から:

>TU ERES SACERDOTE.
 君は聖職者だ。

>TAMBIÉN SOY HOMBRE.
 でも人間です。

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