2004年 アメリカ映画
『スパングリッシュ』
監督:ジェームズ・L・ブルックス
主演:パズ・ヴェガ
物語の面白さ:★★★★☆
風景や映像の美しさ:★★★☆☆
スペイン語の聞き取りやすさ:★★★★★(半分以上は英語ですが)
近所のツ○○でふと見かけ、「これってひょっとして、見たかった映画じゃん?」とさっそくレンタル。ヒスパニック系移住者が多いロス・アンゼルスが舞台。
メキシコから(たぶん違法に)アメリカに渡って来た母子の物語。母親のフロールがスペイン語オンリーで働いていた6年の間に、娘は賢く美しいバイリンガルに成長する。フロールがあるときアメリカ人家庭のメイドとして働く決意をしてから、彼女たちの世界は広がっていく。
言葉の通じないもどかしさがよく伝わってくる。雇い主と、娘のことで話をつけたいとき、当事者である娘に通訳を頼むより仕方がなかったフロールは、そのくやしさをバネに、とうとう英語を勉強し始める。これがすごい。高額の教材を買い込み、仕事の合間や、夜遅くまで練習し続け、恐るべき速さでマスターしてしまうのだ。
語学はやっぱりモチベーション。「話したい」その気持ちが大事なんだとつくづく思う。
母親と雇い主との間で、ほどんど同時通訳のような役割をこなしてしまう娘、クリスティーナが面白い。身振り手振りもそのままに、自分を挟んだ討論の両方の役を演じるのだ。しかも、彼女のスペイン語はめっちゃメキシコなまり。
いや~、こりゃ面白いわ。ここの部分だけ10回見てもいいんじゃない?
実はこの映画、ロマンスの要素もあったみたいなんだけど、この雇い主が「聖人」みたいに良い人だし、フロールも情にながされない厳しい女性で、潔いストーリーに仕上がっている。ラテン系メロドラマに慣れた方にはちょっと物足りないかも…。
『スパングリッシュ』
監督:ジェームズ・L・ブルックス
主演:パズ・ヴェガ
物語の面白さ:★★★★☆
風景や映像の美しさ:★★★☆☆
スペイン語の聞き取りやすさ:★★★★★(半分以上は英語ですが)
近所のツ○○でふと見かけ、「これってひょっとして、見たかった映画じゃん?」とさっそくレンタル。ヒスパニック系移住者が多いロス・アンゼルスが舞台。
メキシコから(たぶん違法に)アメリカに渡って来た母子の物語。母親のフロールがスペイン語オンリーで働いていた6年の間に、娘は賢く美しいバイリンガルに成長する。フロールがあるときアメリカ人家庭のメイドとして働く決意をしてから、彼女たちの世界は広がっていく。
言葉の通じないもどかしさがよく伝わってくる。雇い主と、娘のことで話をつけたいとき、当事者である娘に通訳を頼むより仕方がなかったフロールは、そのくやしさをバネに、とうとう英語を勉強し始める。これがすごい。高額の教材を買い込み、仕事の合間や、夜遅くまで練習し続け、恐るべき速さでマスターしてしまうのだ。
語学はやっぱりモチベーション。「話したい」その気持ちが大事なんだとつくづく思う。
母親と雇い主との間で、ほどんど同時通訳のような役割をこなしてしまう娘、クリスティーナが面白い。身振り手振りもそのままに、自分を挟んだ討論の両方の役を演じるのだ。しかも、彼女のスペイン語はめっちゃメキシコなまり。
いや~、こりゃ面白いわ。ここの部分だけ10回見てもいいんじゃない?
実はこの映画、ロマンスの要素もあったみたいなんだけど、この雇い主が「聖人」みたいに良い人だし、フロールも情にながされない厳しい女性で、潔いストーリーに仕上がっている。ラテン系メロドラマに慣れた方にはちょっと物足りないかも…。
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