スペイン語で遊ぼう!みんなの広場_since2004

スペイン好き、ラテンアメリカ好き、スペイン語好き、スペイン語をやってみようかなぁと思っているヒト、寄っといで!

VOLVER

2009-05-16 | 映画の感想文(旧DVD体験談)
2006年 スペイン映画
『帰郷』 VOLVER
監督:ペドロ・アルモドバル
主演:ペネロペ・クルス

物語の面白さ:★★★★★
風景や映像の美しさ:★★★★☆
スペイン語の聞き取りやすさ:★★★★☆

お、面白すぎる!というか、「まるで映画のような」あり得ないストーリーではあるが、最後まで一通り見てからもう一度見るとさらに味わい深い。二度見た後、やっとこれがペドロ・アルモドバルの作品であることに気づいた、映画情報に疎すぎる私。。。

そりゃそうだよな、映画だもん、と妙に納得。

年齢と共に女優としての魅力を増すペネロペ・クルスが、たくましい母ライムンダを演じる。ライムンダのたくましさはどこからきたのか、その謎が解けるとき、彼女が併せ持つ弱さに泣けてくる。思いがけない母親との再会、そして和解。話したいことをかかえて母を見るその泣き笑いの顔から、本当は甘えん坊のお母さんっ子だったことがよくわかる。

母と娘。重い人生を抱えた女たちの世界。鮮やかなペネロペの衣装と、スペインの田舎町の風景。一番の見所は、レストランでペネロペが歌うシーンである。
VOLVER.....

久しぶりに見たスペイン100%の映画は見所満載だった。しかしスペインのスペイン語が「蓮っ葉」な感じに聞こえてしまうのは、どういうわけかしら…?
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ラジオ講座がネットでも聞ける! | トップ | スパングリッシュ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画の感想文(旧DVD体験談)」カテゴリの最新記事