新しい言語を学ぶとき、テキストの1ページからはじめて「なかなか言いたいことにたどり着かないんですけど」と不満たらたら、モチベーションが下がってしまうことがありますよね。そんなとき息抜きに、「自分が一番言いたいこと」に飛んでみるのも一策です。
スペイン語の動詞は活用がめんどくさいので有名です。はじめに習う現在形の活用も、規則動詞から入っていくと活用を唱えているうちに気が遠くなってしまうかも。なので今日はよく使う不規則動詞「IR:行く」を見てみましょう。
Voy a Barcelona.:(私は)バルセロナに行く。
Voy al Camp Nou.:(私は)カンプ・ノウに行く。
voyは「IR:行く」が一人称単数(私)に活用した形なので、主語「YO:私は」を入れなくてもわかります。行く先(目的地・地名)の前には前置詞の「a」が入ります。
※行く先によってちょっと様子が違うのは、冠詞が違うから。
al Museo del Prado(プラド美術館に)
男性名詞の前では合体する:a+el 合体 ⇒ al
a la Plaza Mayor(マヨール広場に)
女性名詞の前ではそのまま:a + la
¿Vas al mercado? :(君は)市場に行くの?
Sí. ¿Vamos juntos? : うん。一緒に行く?
vas は「IR:行く」が二人称単数(君)に活用した形。vamosは一人称複数(私たち)の形です。
vamos を使うと、それだけで「君と僕・ふたり」という意味合いで「誘ってる感じ」になるのでとても便利です。
※<まとめ>初心者の場合、IRの活用はとりあえずこの3つ覚えれば上等です。あとは「行き先」のスペイン語を自分で調べて覚えてくださいね!
基本文型 <IRを活用させる>+<a>+<行き先>:~に行く
voy:一人称単数(私)
vas:二人称単数(君)
vamos:一人称複数(私たち)
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