CARACOLという名のバー(?)の看板を見つけた。昼間だったので電気がついていなくて、あまり良い写真ではないけど、せっかく画像の良い携帯に買い換えたのでアプロベチャってみた。
CARACOL(かたつむり)というと思い出すのは『LA ESTRATEGIA DEL CARACOL』という映画のこと。エクアドルに住んでいたころ、コロンビア映画が公開されるというので、なんだなんだとわけもわからず他の日本人留学生2人を連れて行った。南米に住んでいても、ラテン映画を見るチャンスはそうそうなかった。ハリウッドが世界を支配しているのだと思う。文化センターなどのフェスティバルで日替わりラテン映画を見たことはあるが、普通の映画館では最初で最後である。
ところがこの映画、タイトルからしてよくわからないのだが、映画の内容はちんぷんかんぷんだった。でも周りのエクアドル人たちは笑ったり、ドッと湧いたりしていた。私は「聞き取れない」とアセって硬直し、周囲に合わせて笑おうにもどうすることもできなかった。ふと隣の友人たちを見やると、2人とも固まっていた。少し安心した。帰り道、「ぜんぜんわからなかったね~」「でもみんな笑ってたよね~」と3人で暗くうつむきがちに歩いたものだ。
かたつむりの悲しい思い出である。
CARACOL(かたつむり)というと思い出すのは『LA ESTRATEGIA DEL CARACOL』という映画のこと。エクアドルに住んでいたころ、コロンビア映画が公開されるというので、なんだなんだとわけもわからず他の日本人留学生2人を連れて行った。南米に住んでいても、ラテン映画を見るチャンスはそうそうなかった。ハリウッドが世界を支配しているのだと思う。文化センターなどのフェスティバルで日替わりラテン映画を見たことはあるが、普通の映画館では最初で最後である。
ところがこの映画、タイトルからしてよくわからないのだが、映画の内容はちんぷんかんぷんだった。でも周りのエクアドル人たちは笑ったり、ドッと湧いたりしていた。私は「聞き取れない」とアセって硬直し、周囲に合わせて笑おうにもどうすることもできなかった。ふと隣の友人たちを見やると、2人とも固まっていた。少し安心した。帰り道、「ぜんぜんわからなかったね~」「でもみんな笑ってたよね~」と3人で暗くうつむきがちに歩いたものだ。
かたつむりの悲しい思い出である。
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