新生フォ~☆シーズン~☆

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☆絢爛豪華な社殿と霊獣<日光東照宮>

2015-04-01 | ♥ 茨城・千葉・群馬・栃木県 <日光

 

<石鳥居>

東照宮の表玄関、江戸時代の石鳥居の中で最大級 

 石鳥居は高さ9m、柱の直径1.2m花崗岩で造られた日本一の石鳥居

日本三大鳥居の一つで、他の二つは京都の八坂神社、鎌倉の鶴岡八幡宮の鳥居です

 

境内のご案内 <コチラ>

 

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何度か来ている「日光社寺」は

匠の技が結集された建築物と豪華な彫刻など見所がいっぱいです

また、2015年は、日光東照宮の御祭神である徳川家康の御奉祀400年

これを記念して、さまざまな記念行事を計画中

日光の歴史

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<表門>

 

   

 

 

 <五重搭> 

 

 

慶安3年(1650年)小浜藩主酒井忠勝が寄進、後に焼失し1818年再建

四重から吊り下げられた心柱は、時を経て重みで搭身が縮んだ際に

心柱が突き抜けてしまわないように考えられた工法(高さ38m)

 

 

 

 

<三猿(神厩舎)>

素木造りの素朴で飾り気のない建て物で、屋根は前切妻・流屋造り

左右の屋根の長さが違うという他所ではめったに見れない構造

 

東照宮に仕える神馬の居場所

昔から猿は馬を守るとされ、室町時代まで馬屋で猿を飼う習慣があった

本物の替わりに猿の彫刻が彫られたといわれている

 「見ざる・言わざる・聞かざる」と教訓を表しているのが有名だが、

一枚ずつが猿(人)生ストーリーになっています

 

 

判断力のない子供時代

悪いことには「見ざる、言わざる、聞かざる」ということを表現

 

 

そろそろ親離れの時期

ひとり立ちしょうか不安がいっぱい、なかなか決心がつかずに悩み中

 

 

恋に悩むお年頃

隣で無邪気に遊ぶ女猿に恋をした青年猿、どうやって思いを伝えようか、、

 

 

ついに結婚

人生そう甘くもない、力を合わせて荒波を乗り越えて行きましょう

 

 

 小猿もついに親に

女猿のお腹もふっくら、家族が増え、同じような人生が繰り返されて行く

 

  (3枚ぐらい抜けています)

 

<輪蔵>

 絢爛豪華な御水屋の右隣に「輪蔵」と呼ばれる建物がある

ここには仏教の経典が収められている

 

 

<上神庫>の想像上の象

 

 

東照宮には動物のように見える霊獣と呼ばれる想像上の生き物を飾っている

正面の象の両サイドにも牙を剥きだしている、中心柱の上には龍でしょうか

 

 

 

上神庫の妻(側面)に狩野探幽作といわれる2頭の象が描かれている

右側の象は三日月形をした目、独特の表情や耳を結わえた金の金具

左の象は体毛がマンモスのようにフサフサそして尻尾が3本に分かれています

不思議な象ですが 実は象を見た事がなく想像で描いた「想像の象」と云われている

(象を選んだのは、江戸時代の神庫の名称が御宝蔵、この<蔵>と<象>の語呂合わせという説がある)

 

 

 

卒業旅行か若い人が大勢いた、あとは欧米人の外国籍の人も多かった

そしてその日は寒の戻りでとても寒く(-2℃位)ダウンを着ている

また雪がチラチラ 東照宮の宮司さんが「ふっかけ、風花」と教えてくれた

山の雪が風で飛ばされて里山に飛んでくることとか、きれいな日本語ですね

 

<御水舎>

花崗岩の水盤をくりぬいた穴から清水が湧きだしています

サイフォンの原理で元和創建時のものだそうで

 花崗岩の12本(3本×4柱)の柱で屋根を支えています

切妻には水を司る霊獣、飛竜や波など水に関係した彫刻が見られ

白い柱と彫刻の極彩色との対比が美しい 

 

 

<朝鮮鐘>

 陽明門に向って右側、鐘楼の前方にある

朝鮮国使の奉納で竜頭に小さな穴があり、虫喰い鐘とも云われている

家光の長男家綱誕生の折朝鮮国より送られたものだそうです

 

 鐘楼の屋根にも霊獣

 

 

 

 修復工事前を通って

 

<眠り猫> 左甚五郎作

目を閉じているが、なんだか緊張感が漂っている

 

 

鶴もいろいろな形で装飾されています

昔、鶴は神様の乗り物と言われていたそうで、神様になった家康の乗り物とか

 

 

<狛犬> 聖域を護る霊獣 

 

 

 

 

 

 

<徳川家康のお墓> 

亀・鶴と長寿の装飾品です

ちなみに ↓ は亀の上に鶴が立っています

 

 

奥宮の入り口の霊獣だったか

(龍が<気>を吐いている)

 

< 神使 >   神のお使いが動物に姿を借りて現れる

下図は詳しく書かれています

 

 

<唐門>の屋根

四方軒唐破風の屋根の正面と背面には

夜を守る百獣の王・虎よりも強いという「恙(つつが)」という霊獣を置いている

恙(つつが)は角や牙がなく唐獅子の一種、足もとが金輪で留められている

門中の左側が降龍、右側が昇龍

紫檀や黒檀を使い寄木細工で作られている

(白い部分は貝をすりつぶした胡粉という塗料)

 

 

修理作業工程   陽明門の建築装飾

 

 

 修理工事中の西廻廊に置かれていた阿吽の狛犬・随身像

 阿吽の狛犬には角が無いので阿吽の獅子との説もあります

随身像は当時の男性の等身大だと思う

 

 

 <本社>

拝殿や神霊を祀る本殿

 

 

217年ぶりに陽明門に鶴 (朝日新聞切り抜き) 

 

 

<回り燈籠>

オランダ東インド会社から奉納された八角形の大きな回り燈籠は

三つ葉葵の紋が逆で「逆紋の回り灯籠」 と呼ばれ一見の価値ありです

ポルトガルから鉄材を取り寄せて造らせたという南蛮鉄燈籠

陽明門石段の右に二基あって伊達政宗が奉納致しました

さらには陽明門石段左、唐銅灯籠二基は島津家久が奉納です

このほかに奉納された東照宮境内にある灯籠の数は百基を超しています

 

 

 

陽明門の前に左右対称(シンメトリー様式)に立っています

向かって右が釣り鐘を収める鐘楼、 左が太鼓を収蔵する鼓楼

ぼぼ同規模、同意匠の構造りの二棟、高さ約12m袴腰型の櫓造り

 

 

 



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