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キナーレの中央池に出現する巨大作品 「Palimpsest:空の池」 レアンドロ・エルリッヒ
3年に1度の芸術祭は、新潟県十日町市と津南町からなる越後妻有地域で
「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」 7月29日〜9月17日の期間開催されていました
終了5日前の参加で記事投稿が遅れています、、、(終了しています)
「キナーレ」は初日と翌日2日続けて訪れました
↓ の縄文時代の「火焔型土器」は、信濃川流域の遺跡から出土された
2018年の<方丈記私記>展
建築家とアーティストによる四畳半の宇宙
越後妻有 コラボ甘味屋台 アーティストYORIKO
リヤカーを改造した移動式屋台で、市内の和菓子店の商品や農家さんとのコラボレーションから生まれた甘味屋台
↓
A SHELTER OF THE DIGITAL 東京藝術大学美術学部建築科藤村龍至研究室
デジタル加工した段ボールを材料に、離散的なピースの集積によってできる最小空間のパビリオン
濃厚なカフェラッテ を頂きました(*'▽')
Publish-Fabric ~地球に編まれる立体 MAGAZINE~ アーティストuug(日本)
地域の中の数えきれない諸現象により、編み物のように編集される立体マガジンとしての小建築
ライトハウス4.0 越後妻有で軽やかに暮らす アーティストall(,.zone)ltd
つくも神の家 アーティスト菊地悠子
「つくも神」と「アニミズム」をテーマとした土まんじゅうと太陽の光による自然のもっとも原理的な形の方丈。
鍬の住む家。協力:株式会社相田合同工場
狗鷲庵 アーティスト小山真徳
↓ 室内
asobiba / mimamoriba アーティスト井上唯
子どもの秘密基地のような、ロープで編み込まれたネット状の遊び場空間
ASOBIBOX asoview!(アソビュー)
真夏に見る「越後妻有の雪」。デジタル雪合戦
“mind [e] scape” at The Hojoki Shiki in 2018 New-Territories / architects(フランス/タイ)
個人的な秘密や悩み、希望のささやきをシェルターが吸収し、音を変えて嘆き返してくる機械。
builds crowd ~街の記憶~
伸び屋 (矢印の家) ドットアーキテクツ
池の反対側から ↓ 伸びる家
十日町 ひと夏の設計事務所 伊東豊雄建築設計事務所
廃材を使って、、右下はお風呂に張っていたタイルのブローチ(300円)
和
TRANSFIGURATION HOUSE アーティストシャン・ヤン(中国)
古い廃棄された家具によるミニチュアハウス
そば処 割過亭 アーティスト小川次郎/アトリエ・シムサ
割り箸集成材による蕎麦屋台
DRAPE HOUSE アーティストドミニク・ペローアーキテクチャー(仏)
フレキシブルだが構造があり、存在と不在、自然と人工的を自由に行き来できる素材″メッシュ″で空間をつくりだす方丈
2階から、中央池「Palimpsest:空の池」を囲んで周りに展示作品が設置されています
多孔体:2畳c4.5畳 藤木隆明+工学院大学藤木研究室+佐藤由紀子
四畳半の中に二畳の和室が埋め込まれた入れ子の構成。
外皮は動物のなわばりやトンボの羽に見られる骨組みのパターンにより空間にむらをつくりだす。
↓ 唯一部屋に踏み入れた部屋 ↓ 上から
レアンドロ・エルリッヒ作品は今年3月森美術館で鑑賞した
過去記事 ⇒ ☆レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル (森美術館)
トンネル(制作2012年) レアンドロ・エルリッヒ
こちらは常設展示作品でしょうか
火焔型土器 (レプリカ展示)
火焔型土器を見ていると、、、次は
木の素材を彫刻し炭焼きにした作品?
雪国の木材は成長が遅く年輪も(10年位の差)締り、と聞いたことがあります
作品の<確認不足>で自信ありませんが、炭焼き作品は初めてなので楽しみました
早速トチノキ
ドロノキ
イタヤカエデ
ホオノキ
コシアブラ
ホオノキ
オニグルミ (チーズ切り板を持っています)
コナラ
ミズナラ
ホオノキ
エノキ
土の微妙な違い、きれいでしたね☆
Rolling Cylinder, 2012
アーティストカールステン・へラー
↑
赤白青の螺旋模様が回転するトンネルを通り抜け、平衡感覚が揺さぶられる作品。
世界共通で「床屋さん」を思い出させるアイコンでもあるこの色合いは血液に由来する説がある。
この血液が回転して循環する様は、まるでこの地域に遠くから来訪者を招き入れる芸術祭が起こしている循環の暗喩のようだ。
(作品スポンサー:株式会社村山土建)
「大地をつつむ皮膚」 十日町文様 カラムシ唐草‘13
アーティスト眞田岳彦
↑
この作品は、災害時の避難所などでシートや仕切り、また衣服(衣服にするための切り込み線があります)にも利用できるように作られています。
そのため、色や透け感、柄は「安心感」を考えてデザインされています。
素材は、米や糠などを含んだフィルムシート、柄はこのためにデザインした「十日町模様」です。
後妻有周辺の縄文土器に見られる火焔や螺旋を唐草模様に見立てアンギンの素材であり、この地域でよく見られる苧麻の葉を組み合わせてあります。
この作品は、長い時を経てこの地域の風土、歴史、営みから浮かび上がって文様となり、大地と人を包む様ををあらわしています。
モグラTV アーティスト開発好明
キナーレ正面のミニトマト・キューリ等夏野菜の畑に穴を掘り、地下スタジオを開設していました
開発さん自らメーンキャスターのモグラくんに扮し
美術関係者・アーティスト・地域住民を招いてトーク番組を制作YouTubeで放映していました
共有させて頂いて・・
磯辺先生の貴重な対談です、1時間20分 と長いのでお時間のある方はご覧ください
磯辺行久(2018/9/16)
初日は列に分からず並んで、「こんにちは」と声をかけると「こんにちは」と返ってきたのでビックリ!
モグラの縫いぐるみを置いているだけかと思っていました
2日目も立ち寄り、色々お聞きしました
地下は4畳半の広さと教えていただき、YouTubeでようやく理解しました
2020年東京オリンピック・パラリンピックの聖火台に採用されることを目指し、アピール活動を展開しています
越後湯沢の新幹線待ちで
前頁で松之山温泉は癖になると記したのですが、温泉の匂いが薬草?か、今までの温泉の匂いと違って、、、
松之山温泉ミストを販売していました、やはり、、、
2日間、大地の芸術祭に慌ただしく参加して
¨人間は自然に内包される¨ 里山とアートをめぐる旅
廻りきれませんでしたが、里山に魅了されまた訪ねてみたいなと思いました
※参考資料 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018
公式ガイドブック・HP
※誤字転換ミス等は後日訂正・追加いたします
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