「三俣山荘」の後ろは鷲羽岳
北アルプス最奥部の黒部源流域にあり、
冬季休業中の山小屋「三俣山荘」と「水晶小屋」に登山者が無断で入り込んでいたことが9日、分かった。
三俣山荘では入り口が開いたままで大量の雪が内部に入り、食堂にはごみが散乱。
水晶小屋は窓枠を壊して屋内のストーブを使った跡があり、火災の恐れもあった。
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このニュースを知ったのは一昨日、夫から聞いた
沢山の登山者から愛されて頼られている山小屋です
亡くなった伊藤正一さん時代から、圭さん、二郎さん、可愛い圭さんの子供お二人の成長
そして働き者の両奥様に会うのをとても楽しみにしている登山者は多い
初心者なのに北アルプスへは家族に連れていかれ、一泊目を鏡平山荘泊、二泊目を三俣山荘
その後も、富山県・折立から雲ノ平、水晶岳、三俣山荘は数回利用した
*水晶岳は故障のため雲ノ平に連泊
その時知ったのが黒部の山賊、ホントの話でした
「最後の山賊」
北アルプスの山奥に親しみを込めて「最後の山賊」と呼ばれる人がいた
北アルプス最奥部にある三俣山荘の主人、故伊藤正一さん
航空機エンジンの開発者でありながら、終戦を機に北アルプス最奥の地、黒部に踏み入り
山賊とともに黒部に生き、黒部の大自然を見守り続けてきた
過去記事より コチラ
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より転載 コチラ
両山小屋を経営する伊藤圭さん(46)=安曇野市=らが3日、現地を訪れて確認した。
三俣山荘の2階の食堂に男性登山者がいて「すれ違ったスノーボーダーから山荘が開いていると聞いた」と話した。
伊藤さんが注意すると、悪びれる様子もなく小屋前のテント泊に切り替えたという。
厨房にはごみが散乱し、小動物が動き回った跡も。
1階から雪が入って乾燥室に2メートルほど積もり、雪かきや片付けに追われた。
伊藤さんによると、2月に山荘付近に行った常連客から1階の戸が開いていたと聞いたという。
翌4日にスタッフが水晶小屋を訪れると、
窓の覆い板が外され窓枠をこじ開けられた跡があり、ストーブやトイレが使われていた。
「2月8日から11日間山小屋にいたので吹雪を避けることができた。物品を許可なく使用した。賠償したいです」
との謝罪文と連絡先を記した手紙に添えて1万3千円が残されていた。
スタッフは2月に吹雪の日があったものの、11日間も滞在する必要があったか疑問視。
伊藤さんは「緊急避難で使うなら仕方ないが、十分な装備があるのに快適さから利用するのはやめてほしい」と話した。
より画像借用 コチラ
現在は冬季休業中ですが、大型連休中に両方の山小屋を経営する伊藤圭(いとうけい)さんが訪れると、
三俣山荘のドアが開いた状態でした。
■伊藤圭オーナー
「冬って獣が入ってくるので。
泊まられた登山者の方が置いていったものと我々の冬期貯蔵の食料ですね。
それを(獣が)散乱させてあって」
「あと、雪の吹き込みが。室内に2メートルくらい積もっていたりして。そんな状況でした」
緊急の避難先としての役割がある山小屋。
かつて(3~40年ほど前)は緊急で使う際は事前に連絡がありましたが、
ここ数年、人がいなくても入れるといった誤った情報が登山客の間で広がってしまっていると言います。
■伊藤圭オーナー
「安易に使うにしてはリスクが大きすぎる行為。倫理観的にも。ですからそういう使い方はやめてほしい」
伊藤さんは、山小屋を維持していくためにも今後は緊急避難の際を除き、
無断で利用することがないよう呼びかけていくとしています。
サッシが破られ侵入の形跡が 冬季閉鎖中の北アルプスの山小屋に無断で入り込む登山者 オーナーの悲痛な思い (長野) | TBS NEWS DIG (1ページ) https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/478451
三俣山荘、2階が食堂
撮影:2014年9月
なんとも無知で知識がなく情けないはなしです
昔の黒部の山賊にも劣る無断侵入者達を
今年の夏に向けてのメンテと、夏の労働者として無賃金で働かせては如何でしょうか
本当の山男として育てる必要がありますね
まずは名乗ってもらってから、、、
言うのは簡単ですが、、、でも
がんばってくださいね、応援しています
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※避難小屋でもルール、マナーがあります
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タイトルに「登山者」と書いていたのですが、資格なしで「馬鹿者」に書き換えました。
緊急避難の際は、人道的に本来の山小屋の意味をなすのですが、、、
最奥部の黒部源流域は1日では入れない秘境の地です。
山小屋のオーナー、(ボランティア)の地道な登山道づくりで多くの人たちが入れるようになりました。
私の知っている登山家はかなりレベルが高く、大自然に対する敬意と尊厳の元に、山を楽しみ鍛えでいます。
装備品が良くなった事もあり、冬山の怖さも知らずお気軽に近い感覚で山に入っていたのでしょうか。
生死を彷徨っていれば、こんなことはできないはず。
名乗り出て、山小屋で修行する(笑)
三俣山荘の利用者はベテラン登山者なのでいい勉強になると思うのですが、、、(ホント)