魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

人体@国立科学博物館

2018-04-20 | 博物館・美術館・建築など
4/20(金)はトコヨガ養成講座の試験日の予定だったが
2月が講師の都合で中止となり、試験は6月に延期。

私は試験に立ち会うべく
東京にいる日程を組んでいた。

その時間を利用して
10~10時半の30分間、修了レポート
「私が理想とするトコヨガクラス」の
書き方について説明。

その後は講師にタッチし、
上野公園にある国立科学博物館に向かった。

1,600円でチケットを買い、きれいな石楠花を見ながら歩き
    ↓


会場に入ると、全て撮影禁止。

解剖学の進歩の歴史・臓器の構造・機能などの
パネル・模型・ホルマリン漬けのような
実際の臓器などを見ながら進む。

腸・大網はきれいだった。
アインシュタインの脳にも驚き。

でも、これら以外は、
目新しいものは何もなし。

あとは、これまで勉強したことや
NHKスペシャル「人体」などで
放送していたことばかり。

途中からは撮影可能となり、
記念に天井の光のアートのようなのを1枚。



パネルの写真も、「脊髄を走る神経の束」1枚は撮ったが、



これ以上撮る気にもならず。

「最新の研究により…が分かった」
と謳いながら

胎児の模型だけは

「こんなきれいな姿勢の胎児は、
 現代は 1/10人くらいしかいないよ」

と言いたくなるような、古き良き時代の、
きれいな姿勢の胎児模型が展示。

ところが子宮の模型(タモリが入っていたの)は
現代的な横に広い逆台形っぽい形。

「こんな形の夜い子宮に、さっきのような
きれいに丸まった胎児が入るわけないやん!」

アホらしくて見ていられない気分。
周産期だけは全く
研究が進んでいないことがうかがえる。

8Kスーパーハイビジョンの映像なども見て、
歩くうち、もう売店に入ってしまった。

えっ、これだけ?! これで1,600円?!

ものすごくもの足りなさを感じながら
出口に向かうと、NHKの職員らしき人が
アンケートを配っている。

記念品をくれるというので、
上に書いた内容の感想・意見を記入。

もらった記念品は
シャープペンシル。使わんな~。

「時間とお金の無駄やった」
と思いながら出口に向かい

既に切符を購入している
夫に電話しようかと思ったが、

解剖学などを学校で全く勉強していない夫は
実際の臓器なども見れるので、
まぁええか…、と思ってやめた。

外に出て駅に向かおうとすると
真っ白な美しい男性が音楽に合わせて
バレリーナのように踊りながら、
透明な球を操っている。

大道芸大好き人間の私は、
彼のまん前に立ち止まり、見入っていた。

10本の指がオーロラのように動き、
両手を離しても球は宙にフワフワと浮遊している!

だが、その瞬間は撮影しそこなった…残念(-"-)



球は腕や肩の上を転がるので、
軽いわけではないのに…、
とっても不思議、きれい。

周囲を見渡すと、私以外
誰一人として立ち止まっている人はいない。

終わって1,000円のチップを渡して
Where are you from? と尋ねると、
「ポーランド」と。

これだけの技を身に着けるのに
どれだけ練習したんやろ?

ポーランドではお金を稼げなくて
日本にやって来たんやろなぁ。

なのに、私以外の誰も立ち止まろうともしない。

1日にどれくらい稼いで、
どんな生活をしているんやろ?

気の毒に思えたが、
幸せそうな彼のほほ笑みに励まされて
気を取り戻した私は、次の目的地
上野駅⇒日暮里⇒高砂⇒柴又へと向かった。

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