魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

猛暑の急坂昇り@越前大野城跡

2018-08-14 | 史跡

今年は3月に彦根城
4月は姫路城を訪れ、よく歩いた。

5/2は竹田城
5/4は出石城・有子山城跡に挑戦。

城めぐりの楽しさと
体力低下のひどさを身にしみて知ったので

「これからの人生は、夫婦で
 トレッキングを兼ねて、城めぐりをしよう」

ということにした。

日本の天空の城3選に挙げられているのが
備中松山城・竹田城・越前大野城

備中松山城は10年以上も前に行ったので
「お盆休みは越前大野城に行こう!
そしたら3つともクリアすることになる!」

と決めたのが       ↑ これはリーフレットを撮影
6月に入ったばかりの頃。

その時はまだこんな猛暑になることは
想定していなかったが…
8/14は福井県のほとんどが37度の予想で的中。

大野城のパーキングで車から出ると
サウナのような暑さ。

「お城がきれいに見えるところで写真を」
なんて余地は全くなし。

「1年に1度くらいは猛暑中修行のつもりで
 山登りをせなあかんのや」と

自分に言い聞かせて急坂に臨んだ。


             ↑
この写真はパーキングに帰ってきた時に撮影したもの。

  写真に写っているより、実際ははるかに急勾配で
  昇る前は見ただけで、写真を撮る気力もなかった。

途中まで階段を登ったところで
さらに続く階段昇りは断念。

距離はあるが緩やかな木陰の道を歩いて行くと
            ↓

            ↑
大野の市街が一望、ずいぶんと高くまで登ったと満足。
そのまま道なりに歩くと石碑があり

少し歩くと天守が見えてきた。
わずかな涼風が吹いても、すぐに熱気がまとわりつく。

やっと資料館に到着、入口に「冷房中」の札!
中ではビデオを上映している。

汗の出ない私は、命拾いした気分。
熱中症になる一歩手前だったのに、助かった~。

少し体温を下げてから、天守の中の展示品を見て
最上階から展望。南(郡上)方向を撮った写真。
         ↓

帰路は往路とは違う道を進むこととし
往路にはなかった門をくぐり ↓

往路では断念した急勾配階段を下り  ↑
この門を出て左にUターンするように戻ると ↓

柳廼神社⇒民俗資料館があり入館
お盆の間はすべての施設は無料

中に入ると私が幼児~小学生時代に
家にあった道具や・農作業の機器や

普及し始めたばかりの電化製品や
ガス炊飯器・魔法瓶などがズラリ。

「今の時代には、それらはもう
 “民俗資料”なんやな~」と
ガックリしたり笑えたり。

私が子どもの頃にはもう使われなくなっていたが
いろんな素材で作られた様々な形状の道具。
       ↓   

       ↑
赤ちゃんを寝かせた “いづめ” や
       ↓

木枕。こんな高い枕に首を乗せて寝ていたなんて
何と丈夫な首やったんやろ。
私はこれでは寝られんわ。   ↓


   ↑
このアンカは、私も使っていた記憶がある。

その後、昼食を摂りに七間通りへ。
倉敷・出石のような美しい商店街。


    ↑
木材が美しい北陸銀行や、ギリシャ風?なお店?
暑い中頑張って歩き、やっと飲食店に辿り着いた。
           ↓

冷房で体を冷まして、軽食を摂り
武家屋敷 (家老の内山家) に。
        ↓

部屋の中から庭を眺めると   ↑
城山・天守が借景になっている。

1階の台所と居間。かまどがない。
囲炉裏ですべて煮炊きをしていた?
        ↓

2階に上がると、天井がおしゃれ!
蒲鉾のようなカーブ…、見たことない。

学びの里「めいりん」・有終小学校の前に 二宮金次郎の像。
         ↓

我々が子どもの頃はどの小学校の前にもあったが
この頃は、見ることはトントないのに、懐かしい~。

この端のP⇒天守⇒民俗資料館⇒この端の七間通り

そして、一番下の道を通って元のPに。

いや~、こんな暑い目にあったのは何年ぶり?
いや、人生初?

これからの暑さは、きっと苦にならないでしょう。
いや、そうあってほしい。


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