魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

天下の台所の大阪、天満市場

2012-12-24 | 
年末の我が家の恒例、蕪寿司の材料などを買い求めに
11/124の午前中は、大阪の天満市場へ。

「なんで天満市場で?」それは、
このマンション「ノア北天満」の中に、
↓大阪北天満サロンが2年前まであった。


かなりの頻度でセミナーを開いていたため、
この近くにある天満市場でよく買い物をした。
勝手知ったる市場での買い物は、楽チンである。

「大坂は天下の台所」と、江戸の昔から言われてきたというが、
正直、私にはさほど実感がなかった。

ところが、10年あまり前だろうか?
ある時、京都で買い物をしていると、店の女将さんが
「これはええ昆布やで~、大阪の昆布やしな~」と。

私は「大阪湾で昆布が採れるの? そんなの美味しいと思えないわ」と言うと
女将さんは何も答えなかった。
今から思えば「この人には話は通じないわ~。しゃべるだけ無駄」
と思ったのだろう。

その意味がわかったのは、
淡路島や函館 ↓ で高田屋嘉兵衛記念館を見学をしてからであった。

  2008年8月、↑高田屋嘉兵衛記念館@函館を訪れた時の写真

↓この店で売られている昆布は
 北海道で売られている昆布よりも安い。そして美味しい。
 その理由を、創業65年というこの店主が語ってくれた。↓



この店に出会った時は、高田屋嘉兵衛が、
今では当たり前となっている商品の品質のランク付けを開始し
大坂に全国の食材を集まり「天下の台所」となったことを
目の当たりにした思いだった。



他にもこのような、いやもっと長い歴史を持つ昆布屋さんは
たくさんあるはずだが、
私はあんまり買い物に出歩いていないせいもあろう、
感激してしまった。

ダシのもう一つの柱であるカツオブシ



このお店の奥にある機械で削って↑ 量り売りされている。↓



様々な種類がある。↑↓



市場内にはシイタケの専門店も↓ こんなに種類があるんや~!



昆布もカツオも野菜なども買ったが、最大のお目当ては、ブリとサケ。
ブリは養殖ものと、天然ものを2ヵ所の店で、
サケも別の店で、まあまあ納得の品を買えた。



天然ブリを買った店先で ↑ フグが泳いでいる。これも大阪らしい光景。



大阪湾で捕れたナマコ ↑ や、全国各地からの海産物も。



お節料理の定番 ↑ 棒ダラも、豪快に。



ガズノコも種々様々↑

生駒からは高速道路を法円坂のインターで降りた。
紅葉の美しさを撮影しそこなったので、
「長柄のインターから乗る」と言う夫をねじ伏せ
法円坂に向かってもらった。



↑走行中の車の窓を開けて撮ったにしては「ヨッシャ! 上手く撮れた!」



      緑の屋根の大坂城の天守閣も撮れている!↑まぐれや~。



↑緑の樹木は難波宮跡公園
「樹木の少ない大阪にも、こんなきれいな所があったんやったなぁ~」と
今更ながら気付いたなんて。もっと大阪を知らないとアカンな~。

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