魔女のひとりごと

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腰椎側彎、切迫早産妊婦

2019-02-25 | 妊娠・出産

2/24(日) 生駒施術。忙しかった~。

9~13時に12人(大人6人)を診て
さらに
14:00~初来室の妊娠35週初産婦(助産師) Mさん。

初めての35週の妊婦さんが
私の施術予約に入ることは
まず、ないのだが…

生駒サロンの常連さん K助産師から
以下のように頼まれて
やむなく診ることとなった。

・・・・・・・・
後輩の助産師が、切迫早産で1カ月入院し
1人で歩けない状態になった。

頸管長は3cmあるとのことだが
お腹の張りが強く
36週まで自宅安静の指示のもと退院した。

このままでは産後も歩けるとは思えない…。
・・・・・・・

トコちゃんベルトを着けている妊婦さんは
頸管長を保っていることが多い。

なので「お腹の張りがキツイが、
     頸管長は短くなっていない」

と聞くことが、この頃多い。

このような妊婦は皆
後頭関節がカチカチ。

しかも、児体重が増えなかったり
胎児姿勢が悪くて
生後いろいろと大変なことが多い。

飲まない、泣く、寝ない
反る、全身も股関節も固い
耳が聞こえない
顎がずれている
目の大きさが違うなど…。 関連記事

そのうえ

「●●さんが勧めるから、
 高いお金を払って施術も受けたのに、
  こんな大変な子が生まれた」

などと…、陰で言われたりするのは
たまらなく嫌なので
絶対に関わりたくないのが、私の本心。

全国どこでも、28週未満でないと、
トコちゃんベルト骨盤ケア教室
受講していただけない。

28週以後は、骨盤ケアの3原則に基づいた
個別ケアを
ここに載っているところなどで受けて
かつ
セルフケアを続けても
経過が芳しくない妊婦のみ
私の施術予約をお取りいただく。

しかし、Mさんの状態では
個別ケアを依頼できる助産師はいない。

私が骨盤ケア指導まですると
施術より、指導に時間がかかる。

せっかく夫も休みで家にいるのに
日帰り温泉にも行けなくなるし
散髪に行くにも厳しく
気が進まない…(-"-; 

それで
「施術料+骨盤ケア個別指導料もいただきます」

と伝えたところ

「それでも」と希望されたため
『安産力を高める骨盤ケア』⇒
に載っている体操を、2/24(日)まで
毎日、可能な限りするよう勧めた。

そうすれば、たぶん
歩けるようになると思ったから。

予約当日、予想通り、というか…、
車から降りて歩く姿を見ると
予想以上に
スタスタと歩けている(@@)

ちゃんと体操に励んだとのこと。

すぐに膝肘位でお尻フリフリ体操を
3分ほどしてからお腹を診ると

・児頭は下がっていない。
・顎が触れる。
・背中の丸みは弱い。
・腹直筋はかなり強く離開している。

オマケに腰椎側彎があり、震度2~3くらい。

夫さんがとても興味深そうなので
職業を尋ねると、理科の教諭。

彼女の背中は左右対称なので
腰椎側彎には気づかなかった様子。

そこで、背骨の触診の仕方を教えながら
触診してもらうと
ますます、目がキラキラ。

後頭窩は予想通りガチガチ。
第1頸椎~仙骨を調整。

あとは骨盤ケア教室の内容を実施。
特に腰椎側弯が
少しでも改善するよう
お尻フリフリ体操や⇒

片脚だるま体操の補助の仕方を
夫さんに教えながら実習。 ↓

ずいぶんと体も楽になったようだが
腰椎側彎がある妊婦さんの赤ちゃんは
先天性心疾患・腎疾患を持って
生まれることが多い。

そのため、出産予定日までにもう1回
施術予約を取っていただいた。

2/25(月)の朝、K助産師から
「ご夫妻とも感激されていた」
とのメールが届き、ホッ、良かった~。


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