COVID-19 のせいでNHKも民放も
古い番組の再放送が多い。
お陰で私が大好きだった
タイムスクープハンターが
9/30の夜、見られた😄
西暦変換 1552年、戦国時代
(織田信長18歳、豊臣秀吉15歳)
今回のテーマは矢文。
これは見たことがなかった。
つまり手紙を巻き付けた鏑矢を
弓で射って
敵に囲まれた城内に届けるという
命がけの任務を担った男性を追跡する。
テーマそのものもスリル満点で
申し分なく面白いのだが
この番組の時代考証が素晴らしい。
2011年6月に放送された同番組で
後妻打ち(うわなりうち)が取り上げられた。
時は徳川家光時代
この時代、妻を離縁した男性が
1ヶ月以内に再婚すると
前妻は後妻に対して
果し合い(後妻打ち)をする権利があり
公儀もそれを承認していたとのこと。
この番組で、武家の奥方様などの
女性が数人、着物姿で
袴を履くことなく
あぐらを組んで座っていた。
その時、私は「そうや、こうやったんや!」と
とても納得したのだが
今回も、なんと、あぐらの女性が写っている!
この3人は、城主と奥方に仕える侍女。
素足に藁草履を履いているのも見える。↑
食糧も底を尽き、次々と死ぬ者が…。
援軍が来なければ籠城も限界。
そんな時に敵からの矢文が撃ち込まれる。
「援軍は来ない。
今夕までに城主の首を差し出せば
あとの全員の命は保証する」
もうタイムリミット。
ん、奥方様は片膝立て座り?↓
城主と奥方様
侍女の3人も、いざ、自刃…
と、その時
味方からの矢文が届き
援軍は来るとのこと。
ここで興味深いのは
城主は膝を開いた正座
女性4人は、あぐら。
江戸時代以降の女性の自刃は
正座で両膝を紐で縛って
裾が乱れた姿の死体を
人に見られないようにした。
宮崎あおいが演じた蝶々さんも
同様に自刃していた。
戦国時代の女性は
あぐらで自刃していたことを
今回初めて知った。
NHK大河ドラマでは、2017年の直虎
これは城主なのでさて置き
2011年から9年も経って
「麒麟が来る」で、やっと
女性の座り方が変更された。
↑
帰蝶(濃姫)も
↑
牧(光秀の母)・土田御前(信長の母)も ↑
片膝立て座り。
写真はこのサイトからいただきました。
ところが牧は、帰蝶の前では正座
医者の助手の駒はいつも正座。
このYouTubeで紹介されているように
このように出家した高貴な女性も
片膝を立てている。
正座が広がったのは
朱子学や茶道・華道などが普及した
江戸の中期らしい。
でも、浮世絵にもこんな座り方が描かれている。
このサイトも参考になります。
正座は礼儀正しい姿勢であるが
女性らしい、おしとやかな座り方と
押し付けるのはやめていただきたい。
むしろ正座は戦うための座り方である。
このサイトで居合道を見ればわかる。
正座でなければ、刀を抜きながら
立って、敵に立ち向かえない。
あぐらでお辞儀をしたら
絶対に立てない。
あぐらは相手に自分の首(命)を
差し出している姿なのである。
つまり、正座は命を懸けた
「いざ勝負!」という時の座り方である。
医療者・整体師にとって
診察・施術をすることは
自分の職業生命をかけた勝負の時である。
なので、私は診察するときは
常にその気持ちで、姿勢を正している。
男も女も、くつろぐ時は
背骨も骨盤もゆがめる
横座り・割座(ペタンコ座り)をしないで!
あぐらや、片膝立あぐらで座りましょう!
古い番組の再放送が多い。
お陰で私が大好きだった
タイムスクープハンターが
9/30の夜、見られた😄
西暦変換 1552年、戦国時代
(織田信長18歳、豊臣秀吉15歳)
今回のテーマは矢文。
これは見たことがなかった。
つまり手紙を巻き付けた鏑矢を
弓で射って
敵に囲まれた城内に届けるという
命がけの任務を担った男性を追跡する。
テーマそのものもスリル満点で
申し分なく面白いのだが
この番組の時代考証が素晴らしい。
2011年6月に放送された同番組で
後妻打ち(うわなりうち)が取り上げられた。
時は徳川家光時代
この時代、妻を離縁した男性が
1ヶ月以内に再婚すると
前妻は後妻に対して
果し合い(後妻打ち)をする権利があり
公儀もそれを承認していたとのこと。
この番組で、武家の奥方様などの
女性が数人、着物姿で
袴を履くことなく
あぐらを組んで座っていた。
その時、私は「そうや、こうやったんや!」と
とても納得したのだが
今回も、なんと、あぐらの女性が写っている!
この3人は、城主と奥方に仕える侍女。
素足に藁草履を履いているのも見える。↑
食糧も底を尽き、次々と死ぬ者が…。
援軍が来なければ籠城も限界。
そんな時に敵からの矢文が撃ち込まれる。
「援軍は来ない。
今夕までに城主の首を差し出せば
あとの全員の命は保証する」
もうタイムリミット。
ん、奥方様は片膝立て座り?↓
城主と奥方様
侍女の3人も、いざ、自刃…
と、その時
味方からの矢文が届き
援軍は来るとのこと。
ここで興味深いのは
城主は膝を開いた正座
女性4人は、あぐら。
江戸時代以降の女性の自刃は
正座で両膝を紐で縛って
裾が乱れた姿の死体を
人に見られないようにした。
宮崎あおいが演じた蝶々さんも
同様に自刃していた。
戦国時代の女性は
あぐらで自刃していたことを
今回初めて知った。
NHK大河ドラマでは、2017年の直虎
これは城主なのでさて置き
2011年から9年も経って
「麒麟が来る」で、やっと
女性の座り方が変更された。
↑
帰蝶(濃姫)も
↑
牧(光秀の母)・土田御前(信長の母)も ↑
片膝立て座り。
写真はこのサイトからいただきました。
ところが牧は、帰蝶の前では正座
医者の助手の駒はいつも正座。
このYouTubeで紹介されているように
このように出家した高貴な女性も
片膝を立てている。
正座が広がったのは
朱子学や茶道・華道などが普及した
江戸の中期らしい。
でも、浮世絵にもこんな座り方が描かれている。
このサイトも参考になります。
正座は礼儀正しい姿勢であるが
女性らしい、おしとやかな座り方と
押し付けるのはやめていただきたい。
むしろ正座は戦うための座り方である。
このサイトで居合道を見ればわかる。
正座でなければ、刀を抜きながら
立って、敵に立ち向かえない。
あぐらでお辞儀をしたら
絶対に立てない。
あぐらは相手に自分の首(命)を
差し出している姿なのである。
つまり、正座は命を懸けた
「いざ勝負!」という時の座り方である。
医療者・整体師にとって
診察・施術をすることは
自分の職業生命をかけた勝負の時である。
なので、私は診察するときは
常にその気持ちで、姿勢を正している。
男も女も、くつろぐ時は
背骨も骨盤もゆがめる
横座り・割座(ペタンコ座り)をしないで!
あぐらや、片膝立あぐらで座りましょう!
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