魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

現代の若いママがおんぶが苦手な訳

2014-05-22 | 赤ちゃん・子ども
先日、私の施術に通っておられるKさんが、
「子どもの首が据わったから、もうおんぶできると思って、
おんぶしたら、その後、また体が硬くなり、
激しく泣くようになった」と、お子さんを連れて来られました。

引き起こしチェックをしてみると、反り返ってしまい、
せっかく据わった首は、完全に逆戻りしていて、ガックリ_| ̄|○

なぜこうなるのかを説明しましょう。

同じ人形を、おんぶひもも使わず、手で支えもせずに
おんぶした姿を見比べると、一目瞭然。

現代人特有のS字状彎曲のとても弱い背骨の助産師
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                 S字状彎曲がしっかりある背骨の私

私は三人の子どもを、よくおんぶしていた。
おんぶしているうちに子どもが眠ると、
私の肩に顎や頬が乗り、寝息が聞こえ、
私の首筋に子どもの暖かい呼気が注いでいたのを
今でも体が覚えている。

             S字状彎曲がしっかりある背骨だと、
       背中~肩の曲線に人形が乗るので、ずり落ちて来ない。
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S字状彎曲がほとんどない背骨だと、背中~首はほぼ真っ直ぐなので、
ずり落ちないようにするには、前かがみにならないといけない。

背筋を伸ばすと、途端に、人形はずり落ちてくる。
おんぶ紐やベルトでおんぶしていても、こんな姿勢になってしまいがち。
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       ←背中はピンピン、首はガクガク

せっかく据わった首が逆戻りしてしまうのも、納得できますよね。

そう考えると、赤ちゃんの首をしっかり守れる
ベストアイテムはスリングです。

肩がツライ人は、スリングを2枚使って、
左右の肩に重さを分散させるといいですよ。

みなさん、自分が赤ちゃんの首を傷めずにおんぶできる体かどうか、
人形を上の写真のように、背中に乗せてみるといいと思いますよ。

おんぶするときは、私のような背骨の人でも、
マイピーロネオを着けて、赤ちゃんの首を守るのがいいと思います。

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