4/17(月)は高輪施術
先月初来室の母子が2度目の来室。
お子さんは、片脚をピーンと伸ばしてずり這いをしていたこの子。
ほっぺが少しふっくらとして、
お肌の色も良くなり、寄り目もかなり改善。
生後8カ月になった。
這い方は日に日に良くなったそうで、
膝ばいで室内を移動できるまでになっていた。
しかし「再びおちょぼ口になって、飲みが悪くなった」
とママのMさん。
Mさんは、腰と首の痛みの復活と、
直径約6cmくらいの硬いシコリを伴う右外側上方の乳腺炎
これまでも何度か同じような乳腺炎を繰り返したそうな。
上野さん流に原因となっている部位を探索していくと、
右の鎖骨下筋と肩甲下筋に辿り着いた。
それらの改善を図るためにも、
両側上肢を一通りチッェクし、大まかに調整しておこうと
始めたところ、ん、何っ、この左肘(@o@)!
「もの心ついた時には、こんな肘になっていたんです」
「シャンプーの動作がしにくくって、特に雨の日は痛いんです」と。
診るなり、反射的に私の手は調整をし始めてしまっていた。
すぐにMさんは「あっ、動かしやすくなりました!」と。
そこで「しまった~、調整する前に撮影しておくべきだった」
と思ったが…、後の祭り。
それでもまだまだ強烈に捻じれていて、撮影に値する左肘
↓
右肘はきれい。なのに乳腺炎は右
↓
Mさんの左肘の形を真似て、赤ちゃんを抱く姿勢を取ると
右の肩甲骨下筋と鎖骨下筋に、キーンと痛みが走る。
この部位に乳腺炎ができるのは、当然やな~と納得。
右の鎖骨下筋と右肩甲下筋を緩め、
シコリがかなり軟らかくなったところで授乳。
授乳後にまだシコリと痛みが残っていたため、第6胸椎を調整。
お子さんの施術もして、終了。
翌4/18(火)、メールが届き、
> おっぱいの飲み良くなりました!!
> ちゃんとガブっと口に入れて
> 舌をよく動かして飲んでくれてます!
> シコリも、すっかり治りました!
> 「母乳外来へ行かないとダメだ」と思う程痛かったのに、
> その必要がなくなってしまい驚きました。
> 前回もでしたが、今回も本当に感激です。
ところで、Mさんの左肘…、
まさしく肘内障の肘の形になっている。
「幼い頃になった、激しく痛まない程度の肘内障になったのに、
整復されることなく、徐々に捻じれがひどくなりながら
大人になったのでは?」と、私には思えてならない。
これまでも数人、同じような肘の女性を診たことがある。
肘内障の予防法や、整復の仕方については
ネット検索するとたくさんヒットするので、
いざという時に困らないよう、勉強しておきましょう。
子どもの手首を無造作に引くと、肘内障になりやすいので、
手をつなぐようにして、そっと引くと肘内障にはなりません。
肘内障の知識を持たない一般の大人がやってしまうのは、
ある程度仕方がないが…、
予防接種に行って肘内障になった子を
私は2人診たことがある。1人はこの子。
私は4年間小児科で働いていたので、事情はよくわかる。
泣いて暴れる子を抱き抱え、腕を引き、
押さえ込むようにして、注射や採血などの処置をするのは、
働く側にとっても大変。かないまへん。
なので、いかに上手く乳幼児を抱きかかえて
スムーズに処置ができるようにするかが、
小児科看護師の腕の見せ所。
予防接種の時は、このようにお子さんを抱いてあげましょう。
↓
肘内障になったときの子どもの様子は次の通り
・痛がって腕を上げない
・手の甲が前に向いてしまう
整復には、接骨院・整形外科・整体などに行けばOK
簡単に治ります。
夜だと、総合病院の救急外来に行っても、
子どもの肘内障を診たことも修復したこともない医師が救急当番だと、
変にいじくりまわされて、かえって悪くなることもあるそうです。
そんな時は自分で整復に挑戦してみましょう。
この写真を参考に、片手で肘を軽く支え、
もう一方は「握手の手」で、「ふわっ」と手の平を上に向かせれば
↓
簡単に治ることがあります。
痛みが残る場合は湿布を貼って、包帯を軽く巻くか、
レッグウォーマーのようなもので、
サポートして、朝を待てばいいでしょう。
Mさんは「ママさん達に、こんな腕になったら大変よ〜と、
知ってもらいたい」と、掲載を承諾してくださいました。
先月初来室の母子が2度目の来室。
お子さんは、片脚をピーンと伸ばしてずり這いをしていたこの子。
ほっぺが少しふっくらとして、
お肌の色も良くなり、寄り目もかなり改善。
生後8カ月になった。
這い方は日に日に良くなったそうで、
膝ばいで室内を移動できるまでになっていた。
しかし「再びおちょぼ口になって、飲みが悪くなった」
とママのMさん。
Mさんは、腰と首の痛みの復活と、
直径約6cmくらいの硬いシコリを伴う右外側上方の乳腺炎
これまでも何度か同じような乳腺炎を繰り返したそうな。
上野さん流に原因となっている部位を探索していくと、
右の鎖骨下筋と肩甲下筋に辿り着いた。
それらの改善を図るためにも、
両側上肢を一通りチッェクし、大まかに調整しておこうと
始めたところ、ん、何っ、この左肘(@o@)!
「もの心ついた時には、こんな肘になっていたんです」
「シャンプーの動作がしにくくって、特に雨の日は痛いんです」と。
診るなり、反射的に私の手は調整をし始めてしまっていた。
すぐにMさんは「あっ、動かしやすくなりました!」と。
そこで「しまった~、調整する前に撮影しておくべきだった」
と思ったが…、後の祭り。
それでもまだまだ強烈に捻じれていて、撮影に値する左肘
↓
右肘はきれい。なのに乳腺炎は右
↓
Mさんの左肘の形を真似て、赤ちゃんを抱く姿勢を取ると
右の肩甲骨下筋と鎖骨下筋に、キーンと痛みが走る。
この部位に乳腺炎ができるのは、当然やな~と納得。
右の鎖骨下筋と右肩甲下筋を緩め、
シコリがかなり軟らかくなったところで授乳。
授乳後にまだシコリと痛みが残っていたため、第6胸椎を調整。
お子さんの施術もして、終了。
翌4/18(火)、メールが届き、
> おっぱいの飲み良くなりました!!
> ちゃんとガブっと口に入れて
> 舌をよく動かして飲んでくれてます!
> シコリも、すっかり治りました!
> 「母乳外来へ行かないとダメだ」と思う程痛かったのに、
> その必要がなくなってしまい驚きました。
> 前回もでしたが、今回も本当に感激です。
ところで、Mさんの左肘…、
まさしく肘内障の肘の形になっている。
「幼い頃になった、激しく痛まない程度の肘内障になったのに、
整復されることなく、徐々に捻じれがひどくなりながら
大人になったのでは?」と、私には思えてならない。
これまでも数人、同じような肘の女性を診たことがある。
肘内障の予防法や、整復の仕方については
ネット検索するとたくさんヒットするので、
いざという時に困らないよう、勉強しておきましょう。
子どもの手首を無造作に引くと、肘内障になりやすいので、
手をつなぐようにして、そっと引くと肘内障にはなりません。
肘内障の知識を持たない一般の大人がやってしまうのは、
ある程度仕方がないが…、
予防接種に行って肘内障になった子を
私は2人診たことがある。1人はこの子。
私は4年間小児科で働いていたので、事情はよくわかる。
泣いて暴れる子を抱き抱え、腕を引き、
押さえ込むようにして、注射や採血などの処置をするのは、
働く側にとっても大変。かないまへん。
なので、いかに上手く乳幼児を抱きかかえて
スムーズに処置ができるようにするかが、
小児科看護師の腕の見せ所。
予防接種の時は、このようにお子さんを抱いてあげましょう。
↓
肘内障になったときの子どもの様子は次の通り
・痛がって腕を上げない
・手の甲が前に向いてしまう
整復には、接骨院・整形外科・整体などに行けばOK
簡単に治ります。
夜だと、総合病院の救急外来に行っても、
子どもの肘内障を診たことも修復したこともない医師が救急当番だと、
変にいじくりまわされて、かえって悪くなることもあるそうです。
そんな時は自分で整復に挑戦してみましょう。
この写真を参考に、片手で肘を軽く支え、
もう一方は「握手の手」で、「ふわっ」と手の平を上に向かせれば
↓
簡単に治ることがあります。
痛みが残る場合は湿布を貼って、包帯を軽く巻くか、
レッグウォーマーのようなもので、
サポートして、朝を待てばいいでしょう。
Mさんは「ママさん達に、こんな腕になったら大変よ〜と、
知ってもらいたい」と、掲載を承諾してくださいました。
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