probably music 2.0

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Soul, R&B備忘録(#21 "Love Takes Over" (追悼 Stedman Pearson (of Five Star ))

2025-03-21 09:15:20 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
今月の10日に、メンバーだった、
Stedman Pearsonさんが、
60才で亡くなったという、
Five Starの、この曲を選びました。



85年リリースの1stアルバム
"Luxury of Life"からのカット
"Love Takes Over"ですね。

R&Bチャートでは、
9位を記録していたようですが、
Hot100入りはなりませんでした。

ただ、同アルバムからは、
"All Fall Down"が65位、
"Let Me Be The One"が59位と、
2曲が、Hot100入りしておりましたね。

Five Starは、リードボーカルの、
Denise Peasonさんを中心にした、
UK出身の、5人組ファミリーグループで、
10日に亡くなったSteadmanさんは、
一番上のお兄さんで、
バックボーカルに加え、
衣装デザインなどを
担当していたみたいです。

Five Starは、本国イギリスでは、
とくに、このあとの
2ndアルバム"Silk & Steel"が、
No.1を獲得するほどの、
大人気となりましたが、アメリカでは、
もうひとつ、ブレイクするまでには
至りませんでしたね。

推測ですが、同時期には、
DeBargeやThe Jetsなど、やはり、
ポップR&B系のファミリーグループが
活躍していましたので、なかなか、
そこに、割って入れなかったのかな?
なんて思います。

さて、この"Love Takes Over"ですが、
作プロデュースしていたのは、
84年に、"Say Yeah"というナンバーが、
イギリスでヒットして、アメリカでも、
ダンスチャートで好成績だった
オランダ出身のユニット
The Limitのメンバーでもありました、
Bernard Oattesと
Rob van Schaikの2人なんですね。

で、"Say Yeah"という曲、
ボーカルでft.されていたのが、あの、
Gwen Guthrieだったということで、
今回、そちらのほうも、
取り上げてみたいと思います。



↓こちらは、女性ボーカルは、
Gwenさんではありませんが、
TopPopの公式映像がありましたので、
お借りしたいと思います。



https://www.musiclifeclub.com/news/20250318_07.html
ファイヴ・スターの主要メンバー、
ステッドマン・ピアソンが
60歳で死去
(MUSIC LIFE CLUB)

※次回は、Time Machineです。

『ウィキッド ふたりの魔女』

2025-03-20 10:46:19 | 映画


上映時間2時間41分ということで、
まず、尻込みして、
さらには、観る数日前まで、
知らなかったのですが、この話、
これで終わりではなくて、
秋に公開予定だという、
Part 2へとつながる前編なんですね。
『ブルータリスト』も真っ青な、
長い長い物語です。(^^;)

しかし、TVドラマ版での、
Aretha Franklin役も、
とても素晴らしかった、
Cynthia Erivoと、
あの、Ariana Grande共演で、
評価も高い作品ですので、
やはり観てまいりました。

というわけで、そんなPart 1ですから、
なんだか、モヤモヤして終わるのかな?
と思ったら、高い高揚感をを持って
エンディングを迎えまして、
そこらあたりは巧みですね。
Part 2を観るのも観ないのも、
判断はまかせるわよ!という感じです。

だけど、やはり、続きを観ないと、
Part 1のオープニング、どうして、
あんなことになっていたのかが、
わからないし、観たくなりますわね。
(^^;)

音楽のほうは、
アカデミー賞授賞式でも、
2人よって歌われました、
”Defying Gravity”が、とくに、
映画を観る前までは、
舞台のミュージカルも知らないので、
ピンと来ていなかったのですが、
そういうことだったのね、
と感動しました。

あと、2人以外のキャストでは、
Netflixの『ブリジャートン家』の
長男役で知られます、
Jonathan Baileyさん、
舞台俳優でもあることは
知っていましたが、まあスマートに、
歌って踊るのに驚きました。
この先、王子を主役にしての、
スピンオフ作品も出来そうな感じの、
キラキラっぷりですね。







https://wicked-movie.jp/
『ウィキッド ふたりの魔女』

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第21回です。

今週の気になる新曲2曲

2025-03-18 20:09:20 | 最近の洋楽
今回は、USチャートで、
No.1ヒットを持つ2人の新曲です。

まずは、先日、新曲
"Love in Real Life"を、
こちらで取り上げたばかりの、
Lizzoの、早くも出てきた、
次なる曲"Still Bad"です。



ミュージックビデオは、
"Love in Real Life"の、
その続きになっておりますね。

"Love in Real Life"は、
やたらポップになっていましたが、
こちらは、No.1ヒット、
"About Damm Time"のような、
オールドスクールな仕上がりですね。

アルバムリリース、先日、
5月予定と、ここで書きましたが、
Wikipediaでは、「5月」が消えましたので、
ちょっと遅れるのかもしれません。

そして、もう1曲は、
Lil Nas Xの新曲"DREAMBOY"です。



今月に入ってから、
"SWISH" "RIGHT THERE!"
"HOTBOX"と、続々と、
新曲を発表しておりますが、
自分は、この曲が一番良かったです。
ちょっと、Outkastみたいですが。

こちらも、この曲をタイトルにした、
Newアルバム発売を準備中のようですね。

※次回は、映画感想文です。

No.11 コレクション(1978~2008)(100)

2025-03-17 19:27:50 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、今回からは、
2002年に入りますが、2002年は、
4曲あったようです。

その1曲目は、3月に、
2週間、11位だった、
こちらのナンバーです。



LeAnn Rimesの
"Can't Fight The Moonlight"ですね。

2001年の12月の第2週に、
97位でNewエントリーして、
9週目で、Top40入りを果たし、
12週かけて、11位まで上がりましたが、
2週、11位に止まったものの、
翌週には、14位にダウンして、
Top10入りは逃していたようです。

カントリーシンガーとして、当時、
大人気だった、LeAnnでしたが、
この曲は、Diane Warren作品で、
いろいろ、Remixなども作られて、
本国アメリカよりも、
ヨーロッパで大ヒットして、
UKチャートでは、堂々、
No.1ヒットになっていました。

曲は、映画もヒットしましたが、
CDもロングセラーになった、
2000年公開の映画
『コヨーテ・アグリー』の
サウンドトラックからのヒットで、
映画には、本人自身の役で、
LeAnnも出演して、
そのパフォーマンス場面が、
ミュージックビデオには、
使われておりますが、映画では、
映画の中の主人公が曲を書き、
それを、LeAnnが歌うという、そんな
シチュエーションになっておりましたね。

2002年3月2日付けのビルボードHot100です。

Top3内に、あのラッパーが2曲!!

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1981~

2025-03-16 11:09:40 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Badfingerの"Hold On"です。
(Pop #56)



The Beatlesの弟分として、
70年代の初めに大活躍しながらも、
その後、数々の悲運をたどってしまい、
悲劇のバンドと言われた、
Badfingerの、この曲が、
グループにとって、
最後にHot100入りした
ナンバーになるようです。



75年に、27才の若さで、
中心メンバーだった、
Pete Hamさんが世を去り、
バンド活動のほうは、
休止状態になったようなのですが、
79年に、この曲で、
リードボーカルをとっていた、
オリジナルメンバー、
Tom Evansさんと、
途中加入ながら、ボーカル、
ギター、キーボードを担当し、
バンドを牽引した、
Joey Mollandさんが声を掛け合い、
再始動して、その2作目となった、
81年リリースのアルバム
"Say No More"からの1stカットが、
この"Hold On"でありました。

ただ、その活動のほうも、
結局、長くは続かず、
2人は袂を分かち、バンドは分裂し、
それぞれがリーダーの、
2つのBadfingerが存在するという、
そんな時期もあったようです。

そのあと、83年に、
今度は、Tom Evansさんが、
36才の若さで、
この世を去ってしまったことで、
分裂状態は終わり、
Joeyさんが率いるバンドのほうが、
Badfingerとして活動して、長く、
ライブ活動を行っていたようですが、
そのJoeyさんも、今月1日に、
77才で、病のために、
亡くなってしまったみたいです。

ただ、Badfinger、ややこしいことに、
もう1つ、あるんですよね。
Joeyさんと入れ替わる形で、
74年に加入していた、
Bob Jacksonさんという人が、
2015年あたりから、
Badfingerを名乗って、
活動しているようであります。

https://badfingeruk.com/

Joey Mollandさん、
"Hold On"の映像では、
Tomさんの横で、楽しげに、
ギターを弾いておりますが、
同じアルバム収録曲の
"I Got You"というナンバーでは、
リードボーカルもとっていて、
公式ではありませんが、
映像がありましたので、
そちらも貼ってみたいと思います。

R.I.P.





1981年3月21日付けのビルボードHot100です。

1位は、残念ながら、
バンド活動の終了を宣言した、
あのグループの、あの名曲です。

<1981年3月21日、何があったか?>

Jackie Chanの、
ゴールデン・ハーベスト社における
第1回監督主演作品映画
『ヤング・マスター 師弟出馬』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50274/
『ヤング・マスター 師弟出馬』
(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
2002年の1曲目です。