probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2017-02-28 20:04:16 | 最近の洋楽
今回は、Rhythmicのチャートから。

まずは、ニュージャージー出身の、24才で、
ラッパーでシンガーでソングライターで、
プロデューサーだという、Russの"Losin Control"です。



日本でも、けっこう話題になっている人のようですが、
いかにも、今ふうな音でありますね。
もう何曲か聴いてみたい感じ。

もう1曲は、こちらは、生まれたのはドイツのベルリンだそうですが、
22才の、こちらも、シンガーでソングライター、
Bibi Bourellyの、"Ballin"です。



お父さんは、ロックっぽい音の、フュージョン系のギタリストとして知られる、
Jean-Paul Bourellyなんですねぇ。
こちらも、やはり、今ふうなボーカルでありますね。

娘さんのほうは、ソングライターとしては、
RihannaやUsherの曲作りに名を連ねるほどの実力を認められているようで、
Rihannaの2015年のヒット"Bitch Better Have My Money"の作者のひとりでもあります。

Leon Ware

2017-02-27 09:35:15 | R.I.P.
先週亡くなった、Leon Wareさん、
シンガーとしても、11枚ものアルバムを残していたようですが、
やはり、Michael Jackson、Marvin Gaye、
Quincy Jonesといったあたりの、
大物アーティストとのコラボレーションや、
曲提供での功績が光る方でありましたね。

もっとも有名なのは、Diana Rossの弟さん、
Arthur "T-Boy" Rossさんと書いた、
Marvin Gayeの"I Want You"ではないかと思うのですが、
その曲がタイトルトラックでもあったアルバムからカットされて、
ヒットした"After The Dance"も、そんな1曲。
今回は、91年にヒットした、El DeBargeをft.した、Fourplayのバージョンで。



Quincy Jonesとは、数々のアルバムで、
一緒に仕事をしていたみたいですが、一番有名なのは、
74年のアルバム"Body Heat"のようですね。

この映像は、Minnie Ripertonしかおりませんが、
アルバムでは、Al Jarreauや、Leon本人もボーカルで参加していた、
"If I Ever Lose This Heaven"です。



でも、やっぱり、"I Want You"。
2001年のものという、本人の映像がありましたので、
そちらで、最後は追悼したいと思います。



R.I.P.

http://amass.jp/85213/
リオン・ウェアが死去(amass)

Time Machine ~2000~

2017-02-26 10:36:09 | 懐かし洋楽
今回は、2000年の今ごろチャートインしていた曲、
Mark Willisの"Back At One"です。(Pop #36 Country #2)



ジョージア州出身の、カントリーシンガーである、
Mark Willisの、同年リリースの3rdアルバム
"Permanently"からの、1stカットでありました。

曲はもちろん、Brian McKnightの、99年リリースのアルバム
"Back At One"のタイトルトラックで、最大のヒット曲である、
あの名曲のカバーですね。

どういう経緯でカバーされたのか、知らないのですが、
Brianのほうが世に出たのは、99年の8月で、
この、Mark Willisバージョンも、
10月にはリリースされていたようですので、
いずれにせよ、競作に近い、速攻カバーであったようであります。

なお、アルバム"Permanently"には、
もう1曲、99年にヒットした、R&Bの楽曲のカバーが歌われておりまして、
そちらは、Brandyの"Almost Doesn't Count"で、
この曲のあとにシングルカットされ、カントリーチャートで19位を記録していました。

2000年2月19日付けのビルボード誌です。

オリジナルのほうも、12位にランクされています。
1位は、新曲を発表したばかりの、あの歌姫の、あの名曲。

『ラ・ラ・ランド』

2017-02-24 20:22:41 | 映画


どうしても、アカデミー賞前に観たくて、
公開初日に観てまいりました。

ミュージカル映画というのは、タモリさんではありませんが、
受けつけない人っていうのが、どうしてもいて、客を選ぶものでありますが、
この作品は、フレッド・アステアやジーン・ケリーの時代の、
クラシックな空気を残しながら、
80年代洋楽の時代を通過して、今の時代の、
ポップ、ダンスミュージックの時代に至って登場した映画という感じで、
あらゆる層にアピールする作品だと思います。
主人公がJazzピアニストということで、
Jazz好きにも、もちろんということで、
とにかく、そのうまさに、恐れ入りました。
音楽好きは、絶対観るべしです。

何がホントで、何がウソなのか、わからなくなっていくような展開も快感で、
獲れるとは思いますが、これは、絶対、オスカーを獲ってほしい。

名シーンがたくさんですが、とくに、↓このシーンは最高です。



http://gaga.ne.jp/lalaland/
『ラ・ラ・ランド』日本公式サイト

http://www.lalaland.movie/
"La La Land"US Official Site

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(85)

2017-02-23 10:29:00 | 懐かし洋楽
今回は、ネタ使い編です。

まずは、ネタ使いしているほう、
Salt-n-Pepaの1998年のシングル"Gitty Up"です。



前年にリリースされたアルバム"Brand New"からの、
"R U Ready"に続く、2ndシングルでありました。

Salt-n-Pepaというと、代表曲である、
"Push It"や"Let's Talk About Sex"のような、
明け透け、ユルユルな感じの曲が多い人たちでありますが、
アルバム"Brand New"は、かなりイメージチェンジを狙った作品で、
この曲も、アーバンな空気漂っておりますが、
この路線は、セールス的には成功せず、このあと活動休止を余技なくされてしまいました。

(※現在は、活動再開しているようです。)

で、この曲がサンプリングしていたのは、もちろん、こちらのナンバーです。



Rick Jamesの"Give It To Me Baby"。
81年の大ヒットアルバム"Street Songs"からのカット。
同じアルバムから生まれた"Super Freak"のネタ使いは、
あまりにも有名で、すでに、このコーナーでもご紹介済みですが、
こちらの曲も、こんなふうに、カッコよくネタ使いされておりました。