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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

The Artist : The First & The Final Hit (#97 Joe Cocker)

2024-12-19 10:56:51 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月22日で、
没後10年になります、
Joe Cockerです。

70才で亡くなりましたので、
存命だったら、80才だったんですね。

Joe Cocker、自分は、
『愛と青春の旅立ち』で、
その名を知った世代ですので、
あまり、UK出身のイメージが、
無かったのですが、生まれは、
イギリスのシェフィールドで、
USチャートで初のランクインとなった、
"With a Little Help
from My Friends"も、
本国UKでは、堂々の,
No.1を記録していたようです。
(USでは、68位)



翌年の69年にリリースされた、
デビューアルバムのタイトル曲で、
オリジナルは、The Beatlesが、
67年に発表していた曲ですね。

そして、生前最後の、
Hot100入りとなったナンバーは、
90年に、最高位96位を記録した、
こちらのナンバーになるようです。
"What Are You Doing
with a Fool Like Me"です。



同年にリリースされた、
ライブアルバム
"Joe Cocker Live"に
収録されていた、当時の、
スタジオ録音の新曲で、
曲を書いていたのは、あの、
Diane Warrenでしたね。

https://en.wikipedia.org/wiki/Joe_Cocker
Joe Cocker (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第83位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#96 Scott Weiland (of Stone Temple Pilots, Velvet Revolver)

2024-12-01 20:05:41 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あさって3日で、
没後9年になります、
Scott Weilandです。
48才で亡くなってしまったんでしたね。

Scottといえば、やはり、
Stone Temple Pilotsですが、
STP時代は、1曲しか、
Hot100に入ってなかったんですね。
代表曲である、92年の"Plush"は、
アメリカでは、おそらく、
シングル発売が無くて、
当時のルール上、
チャートには入ることが出来ず、
唯一、Hot100入りしたのは、
2000年に、78位まで上がった、
こちらのナンバーのみのようです。



99年にリリースされた、
4thアルバム"No. 4"からのカット
"Sour Girl"ですね。
こちらも、たぶん、
シングルリリースは、
無かったのだろうと思いますが、
このころは、エアプレイだけでも、
チャートイン出来るようになっていました。

そして、生前最後のHot100入りは、
SlashやDuff McKaganなどと、
結成したスーパーバンド、
Velvet Revolver時代の曲、
2004年のヒット
"Fall to Pieces"になるようです。



同年リリースの1stアルバム
"Contraband"からのカットで、
最高位は67位。
同アルバムからの、ハードなナンバー、
"Slither"に続くシングルでありました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Scott_Weiland
Scott Weiland(Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#95 Heavy D)

2024-11-04 11:00:32 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、今月8日で、
没後13年になります、Heavy Dです。

44才で亡くなったようですので、
存命でも、まだ57才なんですねぇ。

Heavy Dさんなのですが、昨年、
最高位11位特集で、
Heavy D & The Boyzの代表曲、
"Now That We Found Love"を、
取り上げているのですが、
あの曲は、同曲を収録したアルバム
"Peaceful Journey"からの、
2枚目のシングルだったんですね。

初のHot100入りは、
その前のシングルだった、
こちらになるようです。
最高位33位を記録した、
"Is It Good To You"です。
(R&Bは13位)



90年代のイメージがありますが、
デビューは、80年代なんですね。
87年リリースの1st、
89年リリースの2ndと、
R&B、Hip-Hopマーケットでは、
成功していたのですが、
クロスオーバーヒットが生まれたのは、
91年リリースの、
3rdアルバムからになりました。

Juniorの、82年のヒットで、
サンピリングの定番曲でもあります、
"Mama Used To Say"を
ネタ使いしたナンバーでした。

この前年には、Janetの"Alright"で、
翌年には、こんどは、
Michaelの"Jam”でft.されたりして、
まさに、引っ張りだこだったですね。

そして、最後のHot100入りとなったのは、
97年リリースの、
ソロ名儀で発売になったアルバム
"Waterbed Hev"からの、
最初のシングルだった、
こちらになるようです。
最高位18位を記録した"Big Daddy"です。
(R&Bは5位)



Wikipediaを見ると、このあと、
99年に、サントラからの曲で、
Tyreseにft.された
"Criminal Mind"というナンバーが、
13位まで上がったという記録が、
掲載されているのですが、
これは、誤りのようでして、
Hot100には入っていないみたいです。

2000年代に入ると、
音楽活動のペースは、
スローダウンしてしまうのですが、
もともとやっていた、俳優業のほうが、
活発になっていたんですよね。

また、亡くなった2011年には、
最後の作品となってしまったアルバム
"Love Opus"をリリースしておりました。

https://en.wikipedia.org/wiki/Heavy_D
Heavy D (Wikipedia)

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#94 Levi Stubbs (of Four Tops))

2024-10-16 10:57:00 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、あす17日で、
没後16年になります、
Four Topsのリードボーカリスト、
Levi Stubbsさんです。

72才で亡くなったようですので、
存命だったら、88才ですね。
ことし亡くなった、
最後のオリジナルメンバー、
Abdul "Duke" Fakirさんよりも、
1才若かったみたいですね。

で、Abdulさんが亡くなった、
7月にも、追悼で、
Four Topsの曲を、
何曲か取り上げましたが、そこでは、
最初と最後のチャートイン曲は、
ピックアップしていませんでしたので、
ここで取り上げたいと思います。

というわけで、最初のHot100入りは、
こちらのソウルクラシックになるようです。



1964年の8月に、
最高位11位を記録したという、
"Baby I Need Your Loving"ですね。
映像は、80年代ころでしょうか。

カバーバージョンも多い名曲ですが、
Wiki情報ですが、R&Bチャートには、
ランクインしていなかったようであります。

そして、最後のHot100入りと
なっていますのは、88年に、
35位まで上がっておりました、
こちらのナンバーになるようです。
R&Bチャートの最高位は、57位。



同年リリースのアルバムの
タイトルトラックでもありました、
"Indestructible"ですね。

とても、ソウルミュージックが
始まると思えない、
そんなイントロの楽曲で、当時は、
ちょっとびっくりしましたが、
Smokey Robinsonをft.した、
12インチバージョンも出ていました。



Four Topsですが、
オリジナルメンバーは、
いなくなってしまいましたが、
Abdulさんのあとは、The Dramaticsの
メンバーだったこともあるらしい、
Michael Brockさんという人を、
新メンバーに加えて、元気に、
活動しているようでありますね。

https://www.facebook.com/FourTops

https://en.wikipedia.org/wiki/Levi_Stubbs
Levi Stubbs(Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第86位の発表です。

The Artist : The First & The Final Hit (#93 Sergio Mendes)

2024-09-09 10:51:10 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、5日に、83才で亡くなった、
Sergio Mendesさんです。

60年代に起きた、世界的な、
ボサノヴァブームをけん引した人、
そう言われておりますが、
自分は、その時代を知りませんで、
その後、ヒットに恵まれなかった、
70年代を経て、83年に、
"Never Gonna Let You Go"と、
アルバム"Sergio Mendes"のヒットで、
再注目された、そこからが、
スタートとなっております。

というわけなのですが、
初のHot100入り曲は、やはり、
こちらになるみたいですね。66年に、
世界デビューとなったアルバム
"Herb Alpert Presents
Sergio Mendes & Brasil '66"
からのヒット"Mas que Nada"です。



もともとは、63年に、曲の作者である、
Jorge Benという人が歌っていた曲の、
カバーらしいですね。最高位は47位。





そして、Sergioさん、
生前最後のHot100入りとなったのは、
自分がリアルタイムで、
まさに聴いていた時代であります、
1984年に、アルバム
"Confetti"からカットされて、
29位まで上がっておりました、
"Alibis"です。



日本でのライブのもよう、
NHKで放送されていたんですね。
昔は、NHKに限らずですが、
洋楽番組が多かったですからねぇ。

ここで、ボーカルをとっていたのは、
"Never Gonna Let You Go"でも、
Leeza Millerという女性シンガーと、
いっしょに歌っていた、
Joe Pizzuloという人ですが、
アルバムでは、
日本でも人気があります、
R&Bシンガーの、
Phil Perryだったんですよね。



"Never Gonna Let You Go"は、
もともと、Earth, Wind & Fireに
用意されていた曲だったそうですが、
結局、不採用になり、
82年に、Dionne Warwickと、
Stevie Woodsが、それぞれ、
自らのアルバムに収録して、
それを、Sergioさんがカバーして、
シングルカットしたところ、
Hot100で、最高位4位の、
大ヒットとなったのですが、
それを知ったのは、けっこう、
あとのことでした。



R.I.P.

https://en.wikipedia.org/wiki/S%C3%A9rgio_Mendes
Sergio Mendes (Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。