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気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#42 夏の日の1984)

2024-07-31 11:21:50 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
今から40年前、1984年の、
Adult Contemporaryチャートから、
2曲を選んでみました。

7月最終週を探したのですが、
見つかりませんでしたので、
その前の週、7月21日付けの
ランキングになります。

この週のACチャート1位は、
Peabo Brysonの
"If Ever You're In My Arms Again"、
2位がEltonの"Sad Songs"、
そして3位が、リチ男の、
"Stuck On You"だったようで、
そこらあたりは、Hot100でも、
大ヒットしておりましたので、
Hot100には入らなかった曲から、
まずは、この週、
24位から22位に上昇しています、
Paul Ankaの"Second Chance"です。



David Fosterプロデュースで、
Peter Ceteraとコラボした収録曲、
"Hold Me 'Til The Morning Comes"が、
ヒットして、日本でも、
AORファンから人気があります、
アルバム"Walk A Fine Line"からの、
2曲目のカットだった曲で、
こちらは、Michael McDonaldが、
曲作りとバックボーカルで、
参加しているナンバーでありました。

スタジオバージョンでは、
Paulさんの歌い方、かなり、
McDonaldさんに寄ってる感じです。



貼りました動画、どちらも、
公式アップではないようなので、
消されてしまったら、すみません。

そして、もう1曲は、26位から、
24位にアップしています、
フュージョン界では、すでに、
このころ、大御所でした、
Dave Grusinの
"Theme From "St. Elsewhere"です。



こちらも公式ではありません。
DVD化もされている、 GRP All-Starsの
"Live From The Record Plant"
の映像みたいですね。ギターは、
もちろん、Lee Ritenour。

この曲は、日本では、
放送されなかったようですが、
アメリカで人気になった医療ドラマ
"St. Elsewhere"のテーマで、
Daveさんは、ドラマのスコアを
すべて手掛けていたみたいです。

で、この"St. Elsewhere"、
キャストの1人に、あの、
Denzel Washingtonが、
いたようでありまして、
その好演で人気が出て、初めて、
アカデミー賞候補になった作品、
『遠い夜明け』への出演へと
つながったみたいですね。


こちらも公式ではありません。m(__)m

1984年7月21日付けのビルボード誌、
下の表紙画像をクリックしますと、
閲覧できますので、興味ある方は、
チェックしてみてくださいませ。
Michael大特集号です。

スマホでは、拡大できないみたいなので、
ちょっと無理かもしれませんが。

(ACチャートは、21ページにあります。)



※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
2000年の1曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-07-30 10:39:13 | 最近の洋楽
今回も、Adult R&Bチャートを、
上昇しそうな2曲です。
もう、すでに、下のほうに、
ランクインしているという話です。

まずは、またまた、
先週のThe Shindellasに続いて、
レトロな風を漂わすトリオが、
登場しましたよという感じです。
L'MOREというグループの、
"Gimme All Your Lovin'"です。



この曲がデビュー曲のようで、
公式サイトを見ますと、
オーディションで選ばれた、
3人組みたいですね。
秋には、"Disco Diary"という
1stアルバムが出るとのこと。

うーん、やはり狙ってますね。(^^;)

この曲のプロデューサーは、
Sounds of Blacknessの、
2005年のアルバム"Unity"を
手がけていて、自らも、
SOBのメンバーだったこともある、
LaSalle Gabrielという人で、
また、トランペットや、
フリューゲルホーンの奏者で、
アレンジャーとしても、Quincyや、
Michaelとの仕事で知られる大物、
Jerry Heyさんも関わっているようです。

https://lmoremusic.com/home

そして、もう1曲は、
こちらもデビュー曲みたいです。
Instagramしか見つからず、
バイオなどがわからないのですが、
Marli Jayéというシンガーの、
"So Unfair"です。



こちらもいいですねぇ。
今風な音ながらも、
ちょっと懐かしい感じもある。

そろそろまた、ラップもいいけど、
歌いたくなっている若い方、
増えてきているのかしらん。

https://www.instagram.com/marlijayemusic/

※次回は、なんとなくAOR、
第42回です。

このアーティスト、あの一曲。(17)

2024-07-28 20:18:36 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回は、パリ五輪の開会式で、
みごとな復活パフォーマンスを見せた、
Celine Dionの、
こちらのナンバーを選びました。



1990年リリースのアルバム
"Unison"からのカット、
"(If There Was) Any Other Way"
ですね。(Pop #35)



カナダのケベック州出身で、
公用語だった、フランス語で、
それまで歌っていたCelineが、
初めて、全編英語で歌い、
世界進出を果たしたアルバム
"Unison"からは、パワーバラード、
"Where Does My Heatbeat Now"が、
大ヒットして、一躍、
人気者となったわけでしたが、
続くシングルで、かなりタイプが違う、
ポップな、こちらのナンバーは、
なんとか、Top40には入ったものの、
ちょっと、印象薄だったのは、
否めませんでした。

でも、本国カナダでは、
こちらのほうが、アルバムからの、
1stカットだったみたいですね。

アルバム"Unison"は、収録曲の、
ほぼ半数を、David Fosterが、
プロデュースしておりましたが、
"(If There Was) Any Other Way"と、
"Where Does My Heartbeat Now"は、
Sheena Eastonの"Modern Girl"や、
"Morinig Train"などを手掛けていた、
Christopher Neilが、
プロデュースしておりました。

また、タイトルカットだった、
ダンスナンバー"Unison"は、
"Mama Used To Say"で知られる、
Juniorの曲のカバーだったりして、
いろいろと、聴きどころが多い、
アルバムだったですね。


・(If There Was) Any Other Way
- Celine Dion (Wikipedia)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1976~

2024-07-27 11:04:22 | 懐かし洋楽
今回は、1976年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Thin Lizzyの
"The Boys Are Back In Town"です。
(US #12 UK #8)



クラシックロックという言葉は、
あまり好きではないのですが、
その言葉を思い浮かべるとき、
この曲のことを思い出す方も、
いらっしゃるのではないでしょうか。

自分が、以前に行った、
Huey Lewis & The Newsのライブでも、
Hueyさんがカバーしてくれたのが、
思い出深い曲でもあります。

オリジナルは、76年のヒット曲なので、
自分は、まだ、お子ちゃま時代でして、
そのころは、まったく、洋楽には、
ハマっていなかったのですが、
同じクラスにいた、
ロック好きの友だちは、Thin Lizzyや、
絵になる男、Phil Lynottの名前は、
よく、話に出していましたね。

そんな、Philさんですが、
このヒットの10年後の86年に、
36才で、この世を去ってしまい、
多くのロックファンを悲しませました。

1976年7月24日付けのビルボードHot100です。

1位は、あのボーカルグループの、
あの、涙の名曲です。

<1976年7月24日、何があったか?>

マドンナ役に、
太地喜和子さんを迎えて、
たいへん評価も高い、
シリーズ17作目、
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』
が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/35289/
『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』
(映画.com)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
17曲目です。

80's #90

2024-07-26 10:33:57 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第90位は、没後7年になります、
こちらのロッカーが率いた、
このバンドの、81年のヒット曲です。



Tom Petty & The Heartbreakersの、
"The Waiting"ですね。(Pop #19)
同年リリースの4thアルバム
"Hard Promises"からのカット。

この前のアルバムで、79年リリースの
"Damn the Torpedoes"から、
彼らの代表曲とも言える、
"Don't Do Me Like That"と
"Refugee"のヒットを
放っていたのですが、自分は、
それらには間に合わず、
”Hard Promises”が、
初Tom Pettyとなりましたので、
ぐっと来る感じであります。

81年といえば、もう1曲、
大きなヒットがあった年なのですが、
それが、Stevie Nicksとのコラボ、
"Stop Draggin' My Heart Around"
でしたね。

Traveling Wilburysを始めとして、
他アーティストとの交流に、
たいへん積極的だったTomですが、
80年代は、Stevieとの共演が、
とても多く、"Hard Promises"でも、
レコードではB面の2曲、"Insider"と
"You Can Still Change Your Mind"で、
コラボを果たしておりました。

※次回は、Time Machineです。