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The Artist : The First & The Final Hit (#37 Leon Russell)

2021-10-31 19:46:42 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
37人目は、来月の13日で、
没後5年になります、Leon Russellです。

74才で亡くなったので、存命ならば、
79才ということになりますね。

Leon Russellといえば、やっぱり、
"A Song For You"よねぇと思うのですが、
シングルヒットはしていないんですね。
初のHot100入り曲は、2番目に有名では?
と思う、72年リリースの3rdアルバム
"Carney"からのカットだった、
この曲になるようです。



Hot100最高位11位を記録していたという、
"Tight Rope"ですね。
当然、リアルタイムでは聴けていませんが、
この曲のB面が、This Masquerade"
だったようでありますね。

公式で、新しいリリックビデオも、
アップされておりますので、
そちらも貼っておこうかと思います。



そして、生前最後のHot100入りとなったのは、
こちらのナンバーになるようです。



75年に結婚して、5年間、
婚姻関係を続けていたらしい、
Mary Russellとのアルバム
"Wedding Album"からのカット、
"Rainbow in Your Eyes"ですね。

76年リリースで、Hot100の最高位は、
52位だったようです。
残念ながら、パフォーマンス映像などは、
見つけることが出来ませんでした。

Mary Russellという人は、
もともと、Mary McCrearyという名で、
Sly Stoneの実の妹、Vet Stoneが、
中心となっていた、女性グループ、
Little Sisterのメンバーだった
人みたいですね。

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1993~

2021-10-30 10:37:26 | 懐かし洋楽
今回は、1993年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Introの"Come Inside"です。
(Pop #33 R&B #9)



ブルックリン出身の、
3人組R&Bボーカルグループ、
Introの、唯一のTop40ヒットで、
R&Bチャートでの、こちらも、
ワンアンドオンリーの、
Top10ヒットになるようです。

この曲は、同年リリースの1stアルバム
"Intro"からの最初のシングルで、
アルバムには、Stevie Wonderの
80'sクラシック"Ribbon In The Sky"の
カバーも含まれていて、
こちらもシングルカットされ、
Hot100にはランクインしなかったものの、
R&Bチャートでは11位まで
上昇していたようです。

で、これがなかなかいいんですよね。
Stevie御大も、ビデオクリップに
登場するという、お墨付きの
カバーだったみたいです。



Introのリードボーカリストで、
フロントマンのKenny Greeneという人は、
デビュー前は、ソングライターとして、
活動もしていた人で、あの、
Mary J. Bligeのデビューアルバム
"What's The 411?"収録曲で、
シングルカットもされた2曲、
"Reminisce"と"Love No Limit"の
作者としても知られておりますが、
残念ながら、2001年に、32才の若さで、
病のため、この世を去っているようです。

1993年10月30日付けのビルボードHot100
です。

1位は、また、今年の暮れも、
あの曲がNo.1になるのでしょうか?
あの歌姫の、あの名曲です。

<1993年10月30日、何があったか?>

UB40の「好きにならずにいられない」の
No.1ヒットを生んだサントラが話題になった
映画『硝子の塔』が日本公開になったのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/43456/
『硝子の塔』(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
37人目です。

日本語カバーで、あの名曲を振り返りませう。(19)

2021-10-29 10:04:27 | 懐かし洋楽&歌謡曲
名曲の日本語カバーと、
そのオリジナル曲との聴き比べをして、
どちらも、懐かしく振り返ろうという、
このコーナー、19曲目は、
今や、ベテラン女優の域に達している、
この方の、このヒット曲です。



宮沢りえさんの"Game"ですね。
1990年のリリースで、
オリコン最高位は、5位だったようです。

デビューヒットではないのですが、
この曲で、紅白にも出演されていましたよね。
バスタブに浸かりながら歌うという
びっくりのパフォーマンスは、
たいへんな話題になりました。

ちなみに、このときの紅白、
Cyndi LauperにPaul Simon、
久保田利伸さんとのデュエットの
パートナーで、Alyson Williams
も登場という、驚きの回だったようです。

そして、オリジナルは、
もちろん、こちら。



タイトルまで変えちゃうのは、
どうなのよ?と思うのですが、
OKが出てたんでしょうね。
David Bowieの"Fame"ですね。

曲を書いたのは、Bowieさん自身と、
長く仕事を共にしていたギタリスト、
Carlos Alomar、そして、
あの、John Lennonであります。

75年リリースの9thアルバム
"Young Americans"からのカットで、
本国のUKチャートでは、
17位が最高だったようですが、
Hot100では、Bowieさんにとって、
初のNo.1ソングになりました。
次にTopに帰り咲いたのは、
こちらは、リアルタイムで聴いていた
83年の、あの"Let's Dance"になりますね。

R&Bチャートでも健闘して、当時、
21位まで上がっていたみたいですが、
この曲で、『SOUL TRAIN』にも、
出演していたようであります。



※次回は、Time Machineです。

あのアルバム、この一曲。(16)

2021-10-27 19:39:32 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
80年代の作品が続きますが、今回は、
1982年に、鳴り物入りで登場した、
このアルバムから、こちらのナンバーです。



Donna Summerが、James Ingramと
デュエットした"Mystery Of Love"ですね。
ディスコクイーンのアルバムを
Quincy Jonesがプロデュースして、
大きな話題となったアルバム
"Donna Summer"から、
1stカットとしてヒットもいたしました
"Love Is in Control
(Finger on the Trigger)"
に続いて、A面2曲目に入っていました。

A面には4曲入っていましたが、
他2曲、"The Woman In Me"と
"State Of Independence"も
シングルになりましたので、
この"Mystery Of Love"だけが、唯一、
カットされなかったことになります。

正直、"The Woman In Me"や
"State Of Independence"よりも、
シングル向きな感じがしていましたので、
なんでカットしないんだろ?
と、当時の少年は思っておりましたね。(笑)

James Ingramの契約の問題とかが、
あったのでしょうかね。

Donnaさまも、来年で、
没後10年になるんですねぇ。早いなあ。
2012年は、2月にWhitneyが亡くなり、
5月にDonnaが亡くなったんでしたね。
もう、一昔前の事になってしまうのか...。


・Donna Summer - Donna Summer

※次回は、日本語カバーで、
名曲を振り返る、第19回です。

今週の気になる新曲2曲。

2021-10-26 10:28:26 | 最近の洋楽
今回は、R&B、Hip-Hop系の、
強力コラボ曲、2曲です。
ベテランチームと若者チーム2組。

まずは、ベテランチーム。
Keith SweatがRaheem DeVaughnを
ft.した新曲"Can't Nobody"です。



歌心ある二人ですから、
悪かろうはずがありませんが、
やっぱり、いいですね。

ことし、還暦になられた汗兄貴ですが、
前のアルバム"Playing For Keeps"から、
3年経っておりますので、
来年には、新しいアルバムも、
出てくるかもしれません。

そして、もう1曲は、若者チーム。
まもなく、2ndフルアルバム
"Still Over It"をリリースする、
Summer Walkerが、女性ラップデュオ、
City GirlsのJTをft.した新曲
"Ex For A Reason"です。



Summer Walkerの声、好きなんですよね。
今風なのですが、どこか、
クラシックな空気も感じさせる人です。

しかし、この秋は、空前の、
リリースラッシュですね。
欲しいアルバムがいっぱいで、
全方向フォローは、ちょっと、
難しくなってきちゃった...。

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第16回です。