probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

90's #42

2016-11-29 17:33:57 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第42位は、
1995年の、年間No.1ヒットだった、この曲です。



Coolo ft. L.V.の"Gangsta's Paradise"ですね。(Pop #1 R&B #2)
アメリカのみならず、世界中のチャートを席巻したナンバーでありました。

日本では、『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』というタイトルで公開された、
ミシェル・ファイファー主演の映画"Dangerous Minds"サントラからのヒットでした。
また、Coolioの同名のアルバムと、L.V.のアルバム"I Am L.V."にも収録されておりますが、
L.V.のアルバムに入っていたのは、たしか、Coolioなしのバージョンだったと思います。

サンプリングされているのは、Stevie Wonderの名作アルバム
1976年リリースの"Songs in the Key of Life"の中の1曲
"Pastime Paradise"でしたが、
Stevieと一緒に、この曲をやったことあったんですね。知らなかった。

埋め込み禁止になっておりますので、アタシも見たことないという方は、こちらで。

Colonel Abrams

2016-11-28 16:26:47 | R.I.P.
1985年の"Trapped"のヒットなどで知られる、
Colonel Abramsが、亡くなってしまったんですね。

吉岡正晴さんのブログを読むと、晩年は仕事がなく、
ホームレスに近い状態だったというようなことが書かれていて、
さびしすぎるので、そういう話は信じたくないですが、
あの、Gap BandのCharlie Wilsonでさえ、
ヒットが出なかった90年代は、ホームレス同然だったと、
話している記事を読んだことがありますので、本当の話なのかもしれません。

デトロイト出身の、自ら曲も書く人で、
デビュー前のPrinceも籍を置いていたバンド、94 Eastで、
ボーカルを担当していたことでも知られた人でありました。

UKでは、"Trapped"が大ヒットしたのですが、
USチャートでは、いわゆるクロスオーバーヒットがなく、
R&Bチャートに上がった曲も、ダンスナンバーばかりなので、
あまり、日本のR&Bファンの中で、評価が高い人ではないと思いますが、
本国では、野太い声で、Teddy Pendergrassと比較されることも多かったと聞きます。

曲は2曲。1曲目は、"Trapped"を含む、1stアルバムからの4thシングル"Over And Over"。(R&B #68)
途中までは、アーバンな感じなのですが、やっぱりダンスナンバーなのね、と。(^^;)



もう1曲は、87年リリースの2ndアルバム"You and Me Equals Us"で、
R&Bチャート6位となったヒット曲”How Soon We Forget”を。
チャートアクション的には、この曲がハイポジションということになるようです。



R.I.P.

http://www.vanyaland.com/2016/11/27/rip-house-rb-vocalist-colonel-abrams-reportedly-died-age-67/
RIP: House and R&B vocalist Colonel Abrams has reportedly died at the age of 67
(vanyaland.com)

Time Machine ~1990~

2016-11-27 09:29:19 | 懐かし洋楽
今回は、1990年の今ごろチャートインしていた曲、
The Vaughan Brothersの"Tick Tock"です。(Pop #65)



ヘリコプターの事故により、35才の若さで世を去ってしまった、
Stevie Ray Vaughanと、その3つ年上の実のお兄さんで、
86年のヒット"Tuff Enuff"で知られる、
The Fabulous Thunderbirdsのメンバーでもあった、
Jimmie Vaughanの兄弟二人によるユニット、The Vaughan Brothersが、
唯一残したアルバム"Family Style"からのカットでありました。

Stevieは、このアルバムがリリースされる直前に、亡くなってしまいましたので、
彼にとっては、生前に制作した最後の作品ということにもなります。

そして、アルバムのプロデューサーは、あのNile Rodgersだったんですねぇ。
じつは、すっかり忘れておりました。(^^;)

Nileさん、80年代半ばころの、prod.としての活躍がすごくて、
その後の印象が、ちょっと薄いのですが、
このころは、こんな、渋い良い仕事をしてくれていたんですね。
ただ、それゆえに、Nileさんにとっても、
Stevieの死は、たいへん大きなショックだったみたいです。

この週のビルボード誌が見つかりませんので、1990年11月27日付けのCashboxのチャートです。

1位は、あのディーバの、2曲目のNo.1ヒット。
この曲は、すでに71位にダウンしています。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(80)

2016-11-25 19:47:27 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは、またまた説明不要の、1983年のこの大ヒット曲です。



Eurythmicsの2ndアルバム"Sweet Dreams (Are Made of This)"のタイトルトラック。
UKチャートでは2位、USチャートでは、堂々のNo.1ヒットとなったナンバーでした。

本国UKでは、アメリカでは、このあとにヒットした"Love Is A Stranger"を含め、
3曲が、アルバム発売前に、先行シングルとしてリリースされておりまして、
アルバムからの、4曲目のカットということになるようであります。

で、この曲をカバーしているのは、ロックファンのあいだでは有名ですが、
泣く子も黙る、このカバーです。(^^;)



Marilyn Mansonの、1995年リリースの彼らの出世作となったEP盤、
"Smells Like Children"からのカットでした。

Hot100には登場していませんが、
ロックチャートなどに顔を出した、彼らの最初の曲ということで、
この曲で彼らのことを知ったという方も多いのではないかと思います。

"Smells Like Children"には、他にもカバー曲が含まれていましたが、
Marilyn Mansonは、オリジナルは、60年代の曲ですが、
82年に、Soft Cellのバージョンがヒットした"Tainted Love"や、
Depeche Modeの89年のヒット"Personal Jesus"などもカバーして、
シングルリリースもしていまして、意外に可愛げのある人たちであります。(笑)


(新)ベストアルバムを語るわよ!(118)

2016-11-24 18:56:20 | その他のCD

・Super Hits - Patty Smyth

今回は、2009年に出ていた、Patty Smythのベスト盤"Super Hits"です。

この"Super Hits"シリーズは、曲数は少ないものの、
なかなか、いい感じの選曲の盤が多いという話は、
Charlie Danielsのときだったかに書いたと思うのですが、
このPatty Smythの盤も、Scandal時代、
Scandai ft.Patty時代、Pattyソロ時代と、
年代順に収録されて、万遍なく入っているような気がします。

ただ、87年リリースの1stソロアルバムのタイトル曲で、
シングルカットもされていた"Never Enough"が入ってないのがアカン...。

大ヒットはしなかったものの、The HootersのメンバーとRick Chertoffと共作した曲で、
外したらダメでしょう?と思うんですがねぇ。
同じアルバムに入っていた、Tom Waitsのクラシック"Downtown Train"は入っているだけに、
なおさら、そう思います。

なお、92年に大ヒットした、Don Henleyとのデュエット
"Sometimes Love Just Ain't Enough"は、
レーベル移籍後のヒットなので、残念ながら、こちらも入っておりません。

曲は、Scandal時代に、Popチャート59位を『記録していた
"Love's Got a Line On You"を。
このあとに大ヒットした"The Warrior"より、
ずっと好きな曲であります。きゅんとするっす。(^^;)