・The Diving Board - Elton John
70年代の、いちばん凄かった頃のエルトンを知らないのですが、
1995年と、2001年の2回、Liveを見ることが出来たのが、
自分の音楽ファン人生の中で、もっとも芳醇な時間だったような気がしています。
95年は、バンドなしの、バックは、パーカッションのレイ・クーパーのみというライブ、
2001年のときは、武道館で、バンドを従えての、約3時間にも及ぶ、熱いライブ、
まったく違う空気のステージで、それぞれに感動を味わわせてもらいました。
で、今回のアルバムは、その、95年のライブを見たときのような、
もともと、無駄なものなどないけれど、それでも、必要最小限な音だけを選んで、
それをバックに歌う、エルトンの歌とピアノに聴き惚れてしまいます。
基本は、ベースとドラムとピアノの編成で、
曲によっては、ギターとキーボードやホーンは加わる形ですが、
ほとんどの曲でベースを弾いているのが、
なんと、あのラファエル・サディークです。う~ん、なんともぜいたく。