probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Try Again"

2018-08-30 19:33:31 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Try Again"です。
まあ、80年代以降のチャートチェック好きでしたら、
どちらも、すぐ浮かんできそうな2曲で失礼します。(^^;

まずは、今月25日、没後17年を迎えた、
この女性シンガーの、この大ヒット曲です。



Aaliyahの"Try Again"ですね。
自らも出演した映画『ロミオ・マスト・ダイ』のサントラからのヒットで、
2000年、Hot100で第1位、Aaliyahにとっての、生前唯一のNo.1ヒットになりました。
ただ、意外にも、R&Bチャートでは1位を逃していて、最高位は4位だったようです。
Aaliyah、もし存命だったら、来年40才になっていたんですが、
このヒットの翌年、22才で亡くなり、伝説となってしまいましたね。

そして、もう1曲の"Try Again"は、
80'sR&Bファンにとっては、Aaliyahの曲より、
こちらのほうがピンとくるのではないでしょうか、
イリノイ州にある町の名前を、そのままグループ名にした、
このグループの、この曲です。



男女&人種混合グループとしても知られた、
Champaignの、83年のヒット曲"Try Again"です。

Hot100での最高位は23位だったようですが、
R&Bチャートでは2位まで上昇していて、
これは、彼らの代名詞的ヒットとなっている、
"How 'Bout Us"の4位より、好成績だったんですよね。
こちらも、ちょっと意外でありました。

今週の気になる新曲2曲。

2018-08-29 16:09:43 | 最近の洋楽
今回は、Triple Aのチャートからです。
今まで、Adult Rockチャートって言ってきたのですが、
ビルボードが使っている名称のほうに合わせたいと思います。
なお、今回の2曲は、どちらも、Alternativeのチャートでも上昇中です。

まずは、2014年の"Ex's & Oh's"の大ヒットが、
まだ記憶に新しい、Elle Kingの新曲"Shame"です。



相変わらず、みじんも可愛くないけど(笑)、この人はいいですねぇ。

まだ、具体的なアルバムの予定はないみたいですが、
昨年発表していたナンバー"Wild Love"に続く新曲のようです。
"Wild Love"より、ロックのチャートでの動きがいいので、
アルバムも、そろそろ出てくるかもしれません。

もう1曲は、Hot100でも、"Broken"がTop40に入ってきそうな勢いになってきた、
L.A.出身の3ピースバンド、lovelythebandの"these are my friends"です。



今月の初めにリリースされたばかりの、
彼らにとっての、初のフルアルバム
"Finding It Hard to Smile"からの2ndカットですね。

"Broken"が、面白い曲だなぁと思って、
いつかピックアップしようかと考えていたのですが、
つぎの曲が、すでにロックチャートに上がってきましたので、
こちらのほうを取り上げることにしました。

いわゆる、ギターロックバンドではありませんが、
それでも、ギターを持っているところの映像を見るだけでも、
なんだか、ホッとするような、そんな時代になってきちゃいましたなぁ。(^^;

TRIPLE A SONGSチャート

忘れじのサントラたち(8)

2018-08-28 10:31:39 | 懐かし洋楽

・The Karate Kid - O.S.T.

今回は、1984年に公開された映画"The Karate Kid"のサントラ盤です。
もちのろんで、日本では『ベスト・キッド』という邦題で公開された、あの映画ですね。
シリーズ化もされて、つごう4作制作され、
2010年には、Jaden SmithとJackie Chanによるリメイクも作られる長寿シリーズになりました。
リメイク版は未見なのですが、TVシリーズの『Empire』のCookie役や、
映画『ドリーム』などで、近年人気のTaraji P. Hensonも出ていたんですね。

また、ことし、ネット配信のドラマで、
オリジナルシリーズのメンバーたちのその後が描かれた新作がスタートしているようで、
いったい、どこまで行くのやら?という状態になっているようです。(^^;

『ベスト・キッド』シリーズからは、
2作目のサントラ盤に収録されていた、Peter Ceteraが歌う"Glory Of Love"が、
USチャートでNo.1になり、また、New Editionが放ったカバーヒット
"Earth Angel"もTop40入りを果たしましたので、
80'sファンとしては、強く記憶に残っているところでありますが、
1作目のサントラからは、Survivorの"The Moment Of Truth"がカットされて、
Hot100にはランクインしたものの、63位までしか上がらず、
チャート的には、物足りない成績に終わっており、
あまり、大きな印象には残っていないように思いますので、
今回、取り上げてみることにしました。

でも、この"The Moment Of Truth"が、いい曲なんですよね。
あの、82年の"Eye Of The Tiger"で、一世を風靡したものの、
そのあとにリリースした、83年のアルバム"Caught In The Game"が振るわず、
ボーカリストが脱退して、バンド存続も危ぶまれたところに、
新しいボーカルに、Jimi Jamisonを迎えた、
最初のシングル曲が、このナンバーだったわけですが、
この曲は、小ヒットに終わってしまったものの、
同じ年にリリースされた、次なるシングル"I Can't Hold Back"が大ヒット、
そのあともヒットが続き、みごとにバンドはsurviveしたわけで、
"The Moment Of Truth"は、その序章のような曲となりました。




↑新作ドラマの予告。

人名ポップス事典(j<16>)

2018-08-26 19:24:30 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、
jの16曲目は、UK出身の人気シンガーの、このナンバーです。



Chris Reaの"Josephine"ですね。
85年にリリースされた、7枚目のアルバム
"Shamrock Diaries"からのカットでした。

本国UKのチャートでは、67位までしか上がらなかった曲なのですが、
オランダとフランスでは、Top10入りする大ヒットとなり、
その後も、何度か再録したり、リミックスしたりして、
ベスト盤などに収録され、Chrisの代表曲の1曲になっております。

この曲が世に出た翌年に、日本でも大人気となった、
"On The Beach"がリリースされることになりますが、
そういえば、"On The Beach"も、
バージョン違いが、いくつかありましたね。



Time Machine ~1995~

2018-08-25 17:49:25 | 懐かし洋楽
今回は、1995年の今ごろチャートインしていた曲、
Pure Soulの"We Must Be In Love"です。
(Pop #65 R&B #11)



ワシントンDC出身の4人組女性ボーカルグループ、
Pure Soulが、唯一残しているアルバム"Pure Soul"からのヒット。
同じく、アルバムからのヒットで、The O'Jaysのカバー
"Stairway To Heaven"が有名なグループですが、
この曲が1stカットだったんですね。

90年代に活躍した4人組というと、
第一期En Vogueが、まず頭に浮かびますが、
そのEn Vogueを人気グループにした、
Foster & McElroyが手掛けた曲も、アルバムには1曲ありました。

その他、Teddy Riley、Raphael Saadiq、
さらに、まだそれほど有名ではなかった、
Rodney Jerkinsなども、プロデュースや曲作りに参加しており、
いかに、このグループが期待されていたかがわかるのですが、
97年には、解散をしてしまったようで、
2ndアルバムが出ることはありませんでした。

1995年8月26日付けのビルボード誌です。

1位は、大ヒット映画のサントラからのヒット。4位と6位も、映画からのヒットですね。