probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"One On One"

2020-08-31 19:39:55 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"One On One"です。
どちらも、長年のご贔屓2組です。

まずは、やはり、この曲。
Daryl HallとJohn Oatesの、
1982年のTop10ヒットでした
"One On One"です。



”Maneater"のNo.1ヒットを生んだ、
同年リリースの11枚目のアルバム
"H2O"から、その"Maneater"に続く
2ndシングルでしたね。
Hot100での最高位は、7位。

2000年代くらいまでは、来日公演でも、
よく歌ってくれていましたが、
近年は、セットリストから、
外れることが多かったように思います。
ファルセットを多用する曲なので、
Darylさん、ちょっと、
ツラくなったのかな?と思いますね。

そして、もう1曲の"One On One"は、
2002年の、汗兄貴、
Keith Sweatの"One On One"です。



同年リリースの8thアルバム
"Rebirth"からのカットで、
Hot100にはランクインせず、
R&Bチャートでも、
44位が最高位だったようで、
80年代の終わりから、90年代まで、
ほぼ、好調を維持していた兄貴としては、
かなり、物足りない感じでありました。

このころから、微妙に歌い方が、
変わってきて、いい意味での、
クドさが無くなってきたかな?
と思っていた時代でしたが、
改めて聴くと、悪くないかも?
と、思ったりもします。

Chadwick Boseman

2020-08-30 10:09:02 | R.I.P.


こんなパフォーマンスを、
スクリーンの中で見せてくれていた人が、
天国へ行ってしまったと考えるだけで、
なんとも悲しく、無力感に苛まれます。

この作品では、歌は自分では
歌っていなかったものの、
踊れて、芝居もできて、
人を楽しませる才能にあふれた人を、
なんで、神様は、こんなに早く
連れていってしまったのやら...

『ブラックパンサー』の新作も、
必ず観たいと思っていましたし、
どんなサントラが、また作られるのか、
楽しみだったんだけどなぁ。

ありがとう、と言う気持ちにすら、
まだなれないくらいに早すぎる...。



R.I.P.

https://eiga.com/news/20200829/10/
「ブラックパンサー」
チャドウィック・ボーズマンさん死去、
43歳(映画.com)

Time Machine ~2008~

2020-08-29 10:23:16 | 懐かし歌謡曲
今回は、2008年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Paramoreの"That's What You Get"です。
(Pop #66)



テネシー州出身のバンド、
Hayley Williams率いる、Paramoreの、
同年リリースの2ndアルバム
"Riot!"からの、USチャートでは、
3曲目のカットだったみたいですね。

アルバムからは、最初のシングル
"Misery Business"が、Hot100で、
26位まで上昇して、
初のTop40ヒットとなり、
アルバムも大ヒットしましたね。

若手若手と思っていたのですが、
デビューは、2005年なので、
すでに、15年選手なんですねぇ。
"Ain't It Fun"の大ヒットからも、
早、6年が経過しているようで、
月並みな言葉ですが、光陰矢の如し...。

Hayleyは、5月に、初のソロアルバム
"Petals for Armor"を
リリースしたばかりですが、
早くも、バンドとしての新作を、
準備中とのことのようです。

2008年8月30日付けのビルボード誌
です。

1位は、そろそろ新曲が待たれる、
あのシンガーの、あの名曲です。
8位にも、ランクイン。

<2008年8月30日、何があったか?>

力道山や、ジャイアント馬場さんとも
闘ったことがある、カナダ人レスラー、
キラー・コワルスキーが亡くなったのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/キラー・コワルスキー
キラー・コワルスキー (Wikipedia)

80's #168

2020-08-27 19:56:45 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第168位は、1986年の、
このR&Bヒットです。



Oran "Juice" Jonesの”The Rain””ですね。
(Pop #9 R&B #1)

ヒューストン出身で、
ハーレム育ちだというシンガー、
Oran "Juice" Jonesの
同年リリースの1stアルバム
"Juice"からのカットでした。

LL Cool JやBeastie Boysを世に出した、
Def Jamレーベル創成期を
代表するシンガーの一人でしたね。

前年の85年、この曲の前に、
のちに再カットとなる、
アルバム収録曲
"You Can't Hide from Love"で、
デビューしていたようなのですが、
この曲で、一気にブレイクしました。

ファルセットを駆使した歌い方ですが、
ときに地声に変わる瞬間が、
気もち悪くて、大好きな曲でした。(笑)

ただ、大きなヒットは、この曲のみで、
このあと、2枚アルバムを出すものの、
失速してしまいましたが、
97年に、Tommy Boyレーベルから、
Al Greenとの仕事でおなじみの、
大物プロデューサー、
Willie Mitchellを迎え、4thアルバム
"Player's Call"をリリースしました。

しかし、結局のところ、
その後は引退状態のようで、
そのアルバムが、
最後の作品となっております。

The Artist : The First & The Final Hit (#12 Laura Branigan)

2020-08-26 10:28:20 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
12人目は、本日、8月26日が、
没後16年目の命日となります、
Laura Braniganです。

アーティストの訃報に接して、
驚かなかったことはありませんが、
とくに、驚かされたうちの一人でした。
52才で亡くなってしまったんでしたね。

90年代後半からは、活動をセーブして、
名前を聞くことも少なくなっていましたが、
2000年代に入ってからは、
ミュージカルの舞台に立ったり、
音楽活動も再開し出したところでの、
突然の病だったようでありました。

Lauraさん、何と言っても、
"Gloria"の1st大ヒットが鮮烈でしたが、
アメリカでは、デビューアルバムからの
最初のシングルではなかったんですよね。
この"All Night With Me"が、
初Hot100入り曲でありました。



Hot100での最高位は、69位。
温かみのあるボーカルの、
Popナンバーではありますが、
最初のシングルにするには、
インパクトに欠ける感じでしたね。

なお、Lauraさん、この曲の前に、
結局、1stアルバムには未収録となった
"Looking Out for Number One”という曲を
リリースして、Danceチャートに、
チラっと顔を出していたようなのですが、
その曲は、2014年に発売になった
1stアルバム"Branigan"のリイシュ盤に
収録になっておりました。

そして、生前最後のHot100入り曲は、
こちらの曲になるようです。
90年にリリースされた6thアルバム
"Laura Branigan"からのカット
"Moonlight On Water"です。



Hot100での最高位は、59位。
Olvia Newton-Johnのヒット曲
"Physical"や"Twist Of Fate"をはじめ、
数々の名曲の作者として知られる
Steve Kipnerが、SSWで、
Michael Boltonの89年のヒット
"Soul Provider"の共同作者
などとして知られた、Andy Goldmarkと
書いた作品で、プロデュースは、
大御所、Richard Perryという、
かなり、ヒットを狙った布陣だったのですが、
Top40入りはなりませんでしたね。

また、カバーが多いLauraさんでしたが、
この曲も、オリジナルではありませんで、
前年の89年に、MIchael Stanley Bandの
キーボード&ボーカルとして知られた
Kevin Raleighがリリースしたアルバム
"Delusions of Grandeur"に
収録されていた曲のカバーで、
Kevinさんバージョンもシングルカットされ、
最高位60位を記録していたようです。