probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1997~

2024-11-30 11:00:51 | 懐かし洋楽
今回は、1997年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Gary Barlowの、
"So Help Me Girl"です。
(US #44 UK #11)



今月の18日に、なんと、
29年ぶりの来日公演を行った、
Take Thatのリードボーカル、
Gary Barlowが、前年の96年、
グループの活動休止後に、
リリースした、初ソロアルバム
"Open Road"からのシングルでした。

本国UKでは、この前に、
"Forever Love"と、
"Love Won't Wait"といナンバーが、
先にカットされて、堂々、
No.1になっていたのですが、
アメリカでは、この曲が、
もともと、カントリーの、
Joe Diffieというシンガーが、
95年にヒットさせた曲の
カバーだったということもあったからか、
リードシングルとして、
カットされておりました。



Take Thatは、2005年に、
活動を再開させて、
2010年からの、4年間は、
休止前に脱退していた、
Robbie Williamsも、
参加しておりましたが、
2014年に、そのRobbieと、
芸能活動からの引退を宣言した、
Jason Orangeがグループを離れ、
そこからは、Garyと、
Howard Donald、Mark Owenの、
不動のメンバー3人での活動が、
続いているようですね。

https://www.universal-music.co.jp/take-that/news/2024-11-18/
11/18 東京ガーデンシアター公演セットリスト
(UNIVERSAL MUSIC JAPAN)

1997年11月29日付けのビルボードHot100です。

1位は、世界中を哀悼の思いにした、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1997年11月29日、何があったか?>

Harrison Fordさんが、
米大統領を演じた映画、
『エアフォース・ワン』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/42702/
『エアフォース・ワン』
(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、96人目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #47

2024-11-29 10:58:13 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、2000年に、
最高位26位を記録した、
このグループの、
こちらのナンバーを選びました。



プエルトリコ出身の4人組、
Son Of Fourの、
"Purest of Pain"ですね。

98年にデビューした彼らの、
2000年にリリースした、
2ndアルバム"Son Of Four"に
収録されていた、
スペイン語の楽曲である、
"A Puro Dolor"というナンバーの、
英語バージョンが、この曲でした。

この、2000年またぎのころは、
Ricky MartinやEnrique Iglesias、
さらに、J-Loなどの活躍で、
ラテンのブームが来ていた時代で、
また、Backstreet Boysや、
NSYNCといった、
ボーイズグループが、
切磋琢磨するような形で、
大人気にもなっていて、
まさに、そんな時代に、
ぴったり合った人たちでしたが、
もうひとつ大きなヒットにはならず、
本格的な世界進出には、
届かなかった感じでしたね。

そんな彼らですが、現在は、
2人組になっているようですが、
活動は続いているみたいでして、
ことし、"Al Que Tenga Oídos”
という新曲をリリースしています。



https://www.instagram.com/sonbyfour

※次回は、Time Machineです。

『Back to Black エイミーのすべて』

2024-11-27 19:55:47 | 映画
もう13年経ったのかぁと思いながらも、
それでも、まだ13年ですので、
亡くなる3年前の、2008年の、
グラミー賞授賞式で、
ロンドンからの中継で、
パフォーマンスを行ったことや、
そのあと、賞を受賞して、
大感激していたシーンは、
生中継を観ておりましたので、
もう、その場面が、伝記映画の中で、
みごとに再現されているのを観て、
少し不思議な気持ちになりました。

日本では、2016年に公開された
ドキュメンタリー作品
『AMY エイミー』でも、
デビュー前の、まだ、
普通の女の子だったころの
映像がありましたが、今作でも、
最初の登場シーンでは、ぱっと見、
どこにでもいそうな女の子なのに、
紆余曲折あって、皆が知っている
"Amy Winehouse"に
なっていくのがスリリングで、
ほとんど、自分で歌っているという、
Marisa Abelaさんの演技も、
見どころたっぷりです。

意外なくらい、肉親からは、
愛情を受けていたということや、
どのようにして、あの、
Amy Winehouseの音楽スタイルが、
完成していったのかということが、
ドキュメンタリー映画以上に、
よくわかったのも良かったですね。





https://btb-movie.com/
『Back to Black
エイミーのすべて』公式サイト

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第48回です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-11-26 16:17:24 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートに、
入ってきたら、嬉しい、
そんな新曲2曲です。

まずは、Al Greenですね。
話題になっていますので、
聴かれた方も多いかも?
とは思いますが、R.E.M.の、
92年リリースのアルバム
"Automatic for the People"
収録曲で、翌93年に、
シングルでヒットしました名曲
"Everybody Hurts"のカバーです。



アルバムは、2008年の、
"Lay It Down"以降、
出ておりませんが、単発曲では、
昨年も、"Perfect Day"という曲を
出しておりますので、
久々感は無いのですが、
絞り出すような歌い方、
年輪が感じられて、いいですね。

そして、もう1曲は、
2001年にヒットしました、
"After Party"で知られます、
FonzとVeeの男女デュオ、
Koffee Brown、ここでも、
ちょっと前に取り上げましたが、
ことし、復活しているんですね。

3ヶ月ほど前に、"About It"という、
ナンバーをリリースしていて、
それに続く新曲"Simple Thing"が、
早くもアップされておりますので、
そちらをレコメンしたいと思います。



プロデューサーは、
"About It"に続いて、この曲も、
デビューからの付き合いである、
Naughty By Natureの、
KayGeeみたいですね。

EPが、来年早々、
リリース予定という話です。

※次回は、映画感想文です。

Soul, R&B備忘録(#16 "Kleeer")

2024-11-25 11:00:23 | 懐かし歌謡曲
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
80'sダンクラ好きの方には、
おなじみのグループだと思います。
Kleeerのナンバーから2曲。

しかし、このグループ、
探したのですが、動画が、
まったく見つかりません。
なんとか、動く彼らが見られるものは、
この短いインタビュー動画しか、
発見できませんでした。



昔、Kleeerって、何て読むの?
キラー?なんて思っていたころも、
あった自分ですが、
ここでの発音を聞くと、シンプルに、
「クリアー」でいいみたいですね。
日本でのカタカナ表記は、
「クーリア」で統一されておりますが。

N.Y.出身のグループで、
70年代から、いろいろ、
名前を変えて活動していたみたいですが、
79年に、Kleeerに改名して、
アルバム"I Love to Dance"で、
デビューし、最大のヒットは、
81年リリースの3rdアルバム
"License to Dream"からのカット、
"Get Tough"になるようですが、
R&Bチャートでの最高位は15位で、
意外にも、Top10ヒットは、
1曲もなかったみたいですね。



日本でも人気が高い楽曲は、
84年リリースの6thアルバム
"Intimate Connection"からの
1stシングルでもありました、
タイトルトラックで、
アルバム全体、あの、
Eumir Deodatoが、
プロデュースをしていまして、
ファンクグループとDeodato
といえば、あの、
Kool & The Gangのことが、
思い出されますが、
Koolさんたちとは、
まったく趣が違う感じになっていて、
これが、たしかに面白いんですよね。



Kleeerですが、このあと、85年に、
Deodadoプロデュースで、
もう1枚アルバムを作ったものの、
それが最後となり、
解散してしまったようで、
Wiki情報ですが、メンバー4人のうち、
お2人が、すでに、
この世を去られているみたいです。

※次回は、気になる新曲2曲です。