probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2020-09-30 10:02:20 | 最近の洋楽
今回は、話題の曲ですので、
すでに、聴かれている方も、
多いかもしれませんが、
今週、ビルボードのHot100で、
Top40入りした、新曲なのに、
「懐かしい」2曲です。

まずは、2018年の"Sweet But Psycho"
のヒットで知られる、Ava Max、
今月、ようやく1stアルバム
"Heaven & Hell"が出たんですね。
そちらからの先行カットとして、
春ころにリリースされていたのですが、
半年かけて、Top40入りしました
"Kings & Queens"です。



Bon Joviの、あのNo.1ヒット
"You Give Love A Bad Name"と
双子曲として知られます(笑)、
Bonnie Tylerの、86年の小ヒット
"If You Were a Woman
(And I Was a Man)"を
サンプリングしているんですね。
ですから、作者のクレジットに、
BonとBonnieの両曲の作者、
Desmond Childも含まれております。

だったら、Bon Joviをネタ使いしたほうが、
話題性も上がったのでは?
と思ったりもしましたが、
みごとに、ヒットにつながりましたね。

そして、もう1曲は、これまた、
Tik Tokで火がついたようなのですが、
まだ、20才だという、
Surf Mesaというミュージシャンが、
Emileeというシンガーをft.した
"ILY (I Love You Baby)"です。



君も瞳に恋しちゃったのか?
というナンバーですね。(^^;

この曲を聴いて、Frankie Valliと答えるか、
Boys Town Gangと答えるか、
はたまた、Lauryn Hillと答えるかで、
だいたい、年齢がバレそうですが(笑)、
いいですねぇ、これ。
クセになりそうな感じ。

Billboard Hot 100

The Artist : The First & The Final Hit (#14 Tom Petty)

2020-09-28 19:47:45 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
14人目は、10月2日が来ますと、
没後3年となります、Tom Pettyです。

存命だったら、69才。
まだ、70代には届いてなかったわけで、
まもなくNewアルバムがリリースされる
Bruce Springsteenが、先日(23日)、
71才になられたことを思うと、
早すぎたなぁと、改めて感じます。

Tom Petty、The Heartbreakersとともに、
初のHot100入りを果たしたのは、
76年リリースのデビューアルバム
"Tom Petty and the Heartbreakers"
からのカットだった、この曲でした。



初のTop40入りも果たした
"Breakdown"ですね。
ただ、この曲、76年に出たときは、
不発に終わっていたようで、
77年に、再リリースされて、
最高位40位を記録していたみたいです。

そして、生前最後となった、
Hot100入り曲は、この曲でした。
2006年に、100位ギリギリに
チャートインした"Saving Grace"です。



こちらは、The Heartbreakersぬきの、
3枚目にして、最後となったソロ作
"Highway Companion"からの
カットでした。

曲は、Tom一人で書いていたようですが、
プロデュースは、自身と、Jeff Lynneに、
The Heartbreakersのギタリスト、
Mike Campbellでありました。

人名ポップス事典(v<2>)

2020-09-27 10:30:29 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、
vの2曲目は、このベテランバンドの、
1969年のナンバーである、こちらです。



The Kinksの"Victria"ですね。
(UK #33 US #62)

同年にリリースされた7thアルバム
"Arthur (Or the Decline and
Fall of the British Empire)"からのカット。

自分は、やはり、
Van Halenのあの曲のオリジナルを
やっているグループとして、
The Kinksのことを知りましたので、
ここらあたりは、まったく、
リアルタイムではないのですが、
""Arthur (Or the Decline...”)"は、
Ray Davis自身が脚本を書いた、
テレビ映画用に作られたとされる、
コンセプトアルバムで、
The Kinksの最高傑作と、
呼ばれることも多いみたいです。

(※映画は、結局作られず)

で、The British Empireですから、
Victriaとは、19世紀から、
20世紀になるまでの、
60年以上に渡って在位された、
ヴィクトリア女王のことのようですね。

Time Machine ~2002~

2020-09-26 10:42:06 | 懐かし洋楽
今回は、2002年の今ごろ、
チャートインしていた曲、3LWの、
"I Do (Wanna Get Close To You)"です。
(Pop #58 R&B #50)



2000年のデビューシングル、
"No More (Baby I'ma Do Right)"が、
Hot100で23位、R&Bチャートでは、
最高位22位を記録するヒットになって、
人気になった、3 Little Women、
3LWの、2002年リリースの
2ndアルバム"A Girl Can Mac"
からの、1stカットでした。

プロデュースが、単独ではありませんが、
P. Diddyで、そのPさんと、
Pさんのレーベル、Bad Boyが、
当時プッシュしていたラッパー、
Loonをft.したナンバーですね。

ただ、この曲は、
チャート的には不振に終わり、
現在までのところ、
最後のチャートインとなっております。

グループは、2006年に、
クリスマスアルバムを含めると、
4枚目となるはずだったアルバム、
"Point Of No Return"を制作しましたが、
Jermaine Dupriを迎えた、
先行カットが不調で、
結局、お蔵入りとなり、
翌年、残念ながら、
グループも解散しているようです。

2002年9月28日付けのビルボード誌です。

1位は、Patti LaBalleの80'sR&Bの名曲を
サンプリングして、そのPattiさんも、
ミュージックビデオに出演しちゃった、
あの名曲です。

<2002年9月28日、何があったか?>

坂本龍一さんのお父様で、
伝説の編集者として知られた、
坂本一亀さんが亡くなられたのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/坂本一亀
坂本一亀(Wikipedia)

Let's Go Dancin'!(34)

2020-09-24 19:49:50 | 懐かし洋楽
聴いていると、思わず、
踊りたくなる、踊り出したくなる、
そんな曲を、ジャンルに関係なく
コレクションしていこうという、
このコーナー、今回は、
『メイキング・オブ・モータウン』の
余韻が、まだ醒めませんので、
モータウン・クラシックから、この曲です。



The Temptationsの66年のヒット、
"Get Ready"ですが、公式に、
曲の作者で、プロデューサーでもあります、
Smokey Robinsonと一緒の
パフォーマンス映像がありましたので、
今回、とりあげることにしました。
(Pop #29 R&B #1)

何年頃の映像なのでしょうかね。
リードのEddie Kendricksに、
バックにDennis Edwardsがいますので、
Dennis加入の68年から、Eddie脱退の、
71年の間の、いずれかの年かと思われます。

この曲、のちに、Smokeyも、
79年に、自身のアルバム
"Where There's Smoke..."に
収録されておりまして、
やはり、シングルカット、
R&Bチャートで、最高位
82位を記録していたようです。

Smokey、映画の中では、
自分のダンスステップの下手さを、
かなり、自虐的にトークして、
笑わせてくれていましたが、
全然、下手ではないですよね。

映画には、The Temptationsから、
Otis Williamsさんも出ていまして、
The Four Topsとの関係について、
話してくれておりますし、
Smokey先生からは、名曲"My Girl"の
誕生秘話も聞けましたね。