probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1967~

2023-09-30 11:07:51 | 懐かし洋楽
今回は、1967年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Ray Charlesの、
"In The Heat Of The Night"です。
(Pop #33 R&B #21)



同年に制作された映画で、
日本でも、67年の10月に、
公開されていたという、
『夜の大捜査線』のテーマ曲で、
オープニングのタイトルロールですね。

Rayさんのオリジナルアルバムには、
収録されたことがないようで、
ゆえにか、パフォーマンス映像は、
見つけることができませんでした。

ベスト盤にも、なかなか、
入らない気がしますか、
2021年にリリースされた、
6枚組アンソロジー
”True Genius"では、
Disc2に、しっかり、
収録されているようであります。



『夜の大捜査線』は、
昨年亡くなった、
Sidney Poitierさんと、
Rod Steigerさん共演で、
作品賞、監督賞、
Rodさんの主演男優賞など、
翌年のアカデミー賞で、
5部門を受賞した名作として、
広く知られておりますが、中でも、
Sidney Poitierさんが演じた、
ティブス刑事が大人気となり、
そのキャラクターを、
さらにクローズアップした続編が、
2作、作られておりますが、
そちらの評価は、あまり、
芳しくなかったみたいですね。

映画のスコアは、あの、
Quincy Jonesが手掛けていて、
この曲の作曲も、Qさまですが、
サントラのほうは、
未だに入手してないんですよね。

高校のときに、友だちから、
ぜひ買いなさいと言われたのですが、
あれから、何年経っとるちゅう...。
(^^;)



1967年9月30日付けのビルボードHot100
です。

1位は、Joe Cockerによる、
カバーヒットも有名な、
あのバンドの、あの名曲です。

<1967年9月30日、何があったか?>

子役俳優、また、歌手としても、
国民的人気者になった、
斉藤こず恵さんが誕生したのが、
この日だったようです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/斉藤こず恵
斉藤こず恵(Wikipedia)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、93年の5曲目です。

なんとなくAOR (#27 Covers Of H&O’s Song)

2023-09-29 10:28:42 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
祝来日決定 & もうすぐ喜寿!の、
Daryl Hallさんをお祝いする意味で、
Daryl HallとJohn Oatesの楽曲の、
渋いR&Bカバーを集めてみました。

めでたいので、今回は3曲です。(^^;)

まずは、Hall & Oatesにとっての、
初のHot100エントリー曲で、
74年に、60位まで上がり、76年に、
"Sara Smile"がヒットしたあと、
再度カットされて、今度は、
7位まで上がる大ヒットになった、
"She's Gone"です。

Tavaresのカバーが、
たいへん有名ですが、今回は、
こちらの方を選びました、
Lou Rawlsさんのバージョンです。



Tavaresによるカバーも、
74年にリリースされていたようですが、
こちらも、同じ年だったみたいですね。
収録アルバムのタイトルも、
"She's Gone"で、シングルカットも、
されていたようですが、
R&Bチャートで81位を記録するに、
止まっていたみたいです。

そして、2曲目は、初の大ヒット、
"Sara Smile"のカバー。
こちらは、90's R&Bファンには
おなじみだと思います。
After 7によるバージョンです。



ミュージックビデオのほうも
上がっておりますが、
公式ではなくて、音も良くないので、
オフィシャルのAudio Onlyにしました。

こちらは、97年にリリースされた、
"The Very Best of After 7"に
収録された、当時の、
唯一の新録曲でしたね。

こちらもシングルカットされて、
R&Bチャートで、31位まで、
上がっていたようです。

で、2曲でやめるつもりが、
もう1曲、Hall & Oatesの
70年代の名曲"Rich Girl"を、
この方がカバーしていたことを、
恥ずかしながら知りませんで、
今回、初めて聴きましたので、
載せてみたいと思います。
Nina Simoneさんのバージョンです。



"Rich Girl"は、77年の、
彼らにとっての、記念すべき、
初のNo.1ヒットですが、
Ninaさんは、翌年にリリースされた
アルバム"Baltimore"の中で、
カバーしていたんですね。

というわけで、ちょうど、
この3曲のメドレーが、
『The Midnight Special』の
公式にありましたので、
本人映像のほうも。



Darylさんも、来月の11日で、
77才になられるということで、
もう、来日はないかなぁ...
と思っていたところでしたが、
突然、単独が決まりましたねぇ。

しかし、Toddさんが、
ゲストということもあるのか、
チケ代が...。(^^;)

https://www.creativeman.co.jp/artist/2023/11dh-tr/
Daryl Hall and
The Daryl's House Band
(Creativeman)

※次回は、Time Machineです。

(新コーナー)このアーティスト、あの一曲。(1)

2023-09-27 20:15:33 | 懐かし洋楽
というわけで、いささか、
惰性になっておりましたので(笑)、
久しぶりに、新しいコーナーを
始めることにいたしました。
新コーナーのタイトルは、
『このアーティスト、あの一曲』

似たような名前のコーナーが、
すでにありますが、(^^;) あちらは、
シングルにならなかった名曲を、
毎回、チョイスしているのに対して、
こちらでは、シングルになったけど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしようかと思っております。

第1回目は、同名異曲では、
トリで登場していただきました、
Elton Johnのこの曲を選んでみました。



86年にシングルになりました、
"Heartache All Over the World"、
おぼえていますか?

この曲に関しては、本人も、
気に入っていないと、公に、
コメントしているとかで、
ミュージックビデオも、
公式チャンネルにありませんので、
Audio Onlyのほうも、
貼っておきたいと思います。



同年リリースの20枚目の
スタジオアルバム
"Leather Jackets"からの
1stシングルでしたね。

80年代、特大ホームランこそ、
無かったものの、コンスタントに、
ヒットを重ねていたEltonでしたが、
この曲は、Hot100では、
55位までしか上がらなかったんですね。

1stシングルがコケると、
必然的に、アルバムセールスに、
響いていた時代でしたので、
"Leather Jackets"の、
アルバムチャートの最高位は、
なんと、91位という、
低空飛行で終わっておりました。

しかし、このあとのEltonは、
低迷するどころか、87年には、
"Candle In The Wind"の
ライブバージョン、88年には、
"I Don't Wanna Go On
with You Like That"
が大ヒットとなり、すっかり、
調子を取り戻しまして、好調さは、
90年代までも続きましたね。


・Heartache All Over The World
- Elton John(Wikipedia)

※次回は、なんとなくAOR、第27回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-09-26 09:48:56 | 最近の洋楽
今回は、ft. Nileな2曲です。

まずは、もう聴かれた方も、
多いかもしれませんが、
Duran Duranの新曲
"Black Moonlight"です。



ハロウィーンをテーマにしたという
Newアルバム"Danse Macabre"
からのシングルだそうですが、
Nile Rodgersに加えて、
正式な復帰ではないみたいですが、
Andy Taylorも参加した曲のようです。
prod.も、もちのろんでNileさん。

アルバムには、Rick Jamesの
"Super Freak"へのオマージュ曲
"Super Lonely Freak"という
ナンバーもあるみたいで、
こちらも早く聴きたいですね。
来月末に発売のようです。

それにしても、Simonのボーカルは、
衰えないですねぇ。

そして、もう1曲は、
こちらは、ミュージックビデオも、
公開されておりまして、
Nileさんも元気に出演しております、
Pitbullの新しい曲
"Freak 54" (Freak Out)"です。



タイトルを聞いただけで、
何をネタ使いしているか、
わかってしまうのが、アレですが、(^^;)
Nileさんも海苔海苔で、いいですね♪

こちらは、やはり、
プロデュースは別の人で、
Pitbullの曲を初期のころから
手掛けております、Joe Londonと、
新進の、Peter Fennの2人みたいですね。

この曲を収録した、4年ぶりの
Newアルバム"Trackhouse"も、
来月発売予定のようであります。

※次回は、新コーナー、スタートです。

80's #106

2023-09-25 10:30:16 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第106位は、イギリス出身の2人と、
アイルランド出身のメンバーによる、
この3人が、1983年に放った、
こちらのナンバーです。



Bananaramaの、
"Cruel Summer"ですね。
(UK #8 US #9)

ことしは、ヒットから40年ということで、
こんな、新しいリリックビデオも、
リリースされておりました。



まさか、ランキングを決めたとき、
この曲の順位を発表する時点で、
同じタイトルの別の曲が、
チャートの上位に入っているとは、
思っておりませんでした。

もちろん、Taylorの曲もいいですが、
やっぱ、"Cruel Summer"といえば、
こっちよねぇという感じですね。

と言いながら、以前は、
ユーロビートに振り切ったあとの、
Bananaramaのほうが好きだったので、
へっぽこサイト時代のランキングでは、
87年のヒット"I Heard A Rumor"を
入れていたのですが、
飽きずに長く聴けるのは、やはり、
こちらの曲かなぁと思います。

"Cruel Summer"は、84年リリースの、
2ndアルバム"Bananarama"からの、
先行カットで、イギリスでは、
83年の夏にヒットしましたが、
アメリカでは、遅れること1年、
84年の夏にチャートを駆け上がり、
初の大ヒットとなった曲でありました。

Bananaramaは、同郷の2人、
SaraさんとKarenさんは、
不動なのですが、1人だけ、
アイルランド出身の、
Siobhanさんは、88年に脱退して、
のちに、2人組ユニット、
Shakespears Sisterを結成して、
92年に、"Stay"を
大ヒットさせておりました。

ただ、2017年から18年にかけては、
一時的に、Bananaramaに戻り、
ライブツアーに参加して、
80年代からのファンを、おおいに、
喜ばせていたようですが、
そのときの映像が、
公式にありましたので、
そちらも貼ってみたいと思います。



※次回は、気になる新曲2曲です。