（新）ベストアルバムを語るわよ！（43）

・Super Hits - Willie Nelson

Willie Nelsonの1994年に出てたベスト盤です。

50年代から活動し始めて、60年代からヒットを出し続けている御大の歴史を、
たった10曲入りのベスト盤で振り返れるわけがありませんが、
カントリーチャートでは数え切れないヒットを持つ御大も、
PopチャートでTop40入りした曲は、83年の、フリオとのデュエット
"To All The Girls I've Loved Before"を入れても、
5曲しかなく、そのうちの3曲は収録されていますので、
70年代後半から80年代にかけての、40代くらいの、
いちばん脂の乗り切っていた頃の御大の歴史だけに限定すれば、
意外にも、ざっくり振り返れる感じの盤といえると思います。

曲は、"Always On My Mind"にしようかなぁ？とも思ったのですが、
御大のテーマ曲ともいえる、↓こちらの曲にしました。
昨年の、カントリー・ミュージック・アウォードの映像みたいです。



ちなみに、明日がお誕生日で、めでたく80才になられるようです

（新）かあさん、あの12インチ何処へ行ったんでしょうね？（43）

今回の12インチバージョンは、Peter Schillingの、
1988年から、89年にかけてのヒット
"The Different Story (World Of Lust And Crime)" です。

Peter Schillingといえば、何と言っても、
1983年に、世界中のチャートを席巻した、
"Major Tom (Coming Home)"ですが、
もう1曲、USチャートでHot100入りしたのが、この曲でした。

この曲、90年代に、Enigmaのメンバーとなって、
ミュージシャンとして成功をおさめる、Michael Cretuと、
Peterさんとの共作ナンバーなんですね。
もともとのアルバムバージョンもカッコいいですが、
さらにタイトにビシバシとくる心地よさです。
なんで、もっとヒットしなかったのかしら。

さて、Peterさんなんですが、
現在も、本国ドイツで、ツアーをしたり、
曲をリリースしたり、本を出版したりと、
現在も、元気に活動中のようですよ。

Time Machine ～1963～

今回は、1963年の今ごろチャートインしていた曲、
The Driftersの"On Broadway"です。（Pop#9 R&B #7）

この曲、恥ずかしながら、わりと最近まで、
George Bensonがオリジナルだと思ってました。(^^;
意外と多いんではないしょうか？
え、知らなかったのはオレだけですか？？(^^;;;;;

50年代前半から活動を始めたThe Driftersというグループ、
他の男性R&Bボーカルグループの例にもれず、
たいへん、メンバーチェンジが激しかったわけですが、
この曲がヒットしたときは、すでに、
"Save The Last Dance For Me"のNo.1ヒットを放った時のボーカリストだった、
Ben E. Kingは、グループをぬけてしまっていたんですねぇ。

ただ、今回貼り付けさせていただいた映像は、1973年のものみたいなのですが、
もともと、この曲をレコーディングした時のリードボーカルだった、
Rudy Lewisという人は、この曲がヒットした翌年、
なんと、27才の若さで他界してしまっていますので、
この映像でリードをとっている人は、別の人であります。

（スミマセン、名前が突き止められず。ご存知の方いらっしゃいましたら、おせーて。）(^^;

今週のブクオフ。（ベスト盤を語るではありません。(^^;）

・Endless Summer - Donna Summer（\250）

もちろん、この盤の存在は知っていましたが、
普通にアルバムバージョンが入っているんだろうと思って、
ずっとスルーしていたのですが、
主要曲が、シングルバージョンで入っているのね。
こういうの探してました。早く入手しておけばよかった。

それはそうと、もうすぐ1年経ちますなぁ・・・。


・The Best of Cameo, Vol. 2（\250）

こちらは、Vol.2があることを知りませんでした。
メジャーなヒット曲が収録されているVol.1に対して、
Vol.2は、R&Bチャートオンリーのヒット曲中心の構成になっております。
もちろん、Vol.1は持っています。(^^;

この中から、82年のアルバム"Alligator Woman"から、
R&Bチャートでのみヒットした、↓この曲をどそ～。

"Here Comes The Sun"

今回の同名異曲は、"Here Comes The Sun"です。

まずは、72才で、22日に亡くなってしまった
Richie Havensの"Here Comes The Sun"です。



ウッドストックで、オープニングを飾った人だったんですねぇ。
そういうことも知らずに、聴いておりました。(^^;
リッチーさんの歌う"In My Life"もまたいいんですけど、
同じく、The Beatlesのカバーである、この曲が、
リッチーさんの曲の中で唯一、
BillboardのHot100に入ったナンバーだったようです。R.I.P.
（71年、最高位16位）


もう1曲の"Here Comes The Sun"は、
The Chi-Litesのファルセッターとして知られ、
優れたソングライターとしても評価が高い、Eugene Recordさんの、
77年リリースのソロアルバム"The Eugene Record"の中の1曲です。



シングルヒットした曲とかではないのですが、
De La Soulの2004年リリースのアルバム"The Grind Date"の中の、
"Here Comes"という曲で、ネタ使いされているナンバーとしても知られていますね。