probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

なんとなくAOR (#44 Dave Loggins)

2024-08-30 20:50:18 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
先月の10日に亡くなった、
Dave Logginsの2曲です。

Logginsといえば、
80's洋楽ファンにとっては、
なんといっても、Daveさんより、
Kennyさんですが、ふたりは、
はとこ(=またいとこ)
なんだそうですね。

親戚というわりに、あまり、
風貌は似てないなぁと思ったら、
そこまで、近い親類ではなかった、
そんな感じらしく、初めて会ったのも、
2人が、プロになってからで、それも、
かなり経ってからだったみたいです。

最大のヒット曲は、
74年にTop5入りした、
"Please Come To Boston”ですが、
まったく、リアルタイムでは、
聴いておりませんで、最初に、
その名前を知ったのは、84年に、
Anne Murrayのアルバム
"Heart Over Mind"でデュエットして、
カントリーチャートNo.1になった、
"Nobody Loves Me Like You Do"
のほうで、だったですね。





そして、AORファン的には、
忘れてはならない曲が、もう1曲。
82年に、David Lasleyが、
Top40ヒットにしていた、
"If I Had My Wish Tonight"、
あの名曲を、79年に、
先に歌っていたのが、作者でもある、
Daveさんだったんですねぇ。



79年リリースで、結局、
生前最後の作品になった
アルバム"Dave Loggins"に
収録されているようであります。

曲を共作していたのが、これまた、
AORファン的にスルーできない、
TOTOの"I'll Be Over You"や、DeBargeの
"Who's Holding Donna Now"など、
数々の名曲の作者として知られる、
Randy Goodrumさんでありました。

R.I.P.



※次回は、Time Machineです。

このアーティスト、あの一曲。(19)

2024-08-29 09:49:38 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
本日は、Michael Jacksonの、
66回目のバースデーということで、
Michaelの曲から選びました。

Michaelの楽曲、まったく、
洋楽を聴いていなかったころは、
ともかく、"Off The Wall"
"Thriller" "Bad"からのシングルで、
忘れている曲は、ほぼ無しと
思うのですが、"Dangerous"となると、
ちょっと、アヤしくなります。

なぜなんだろ?と考えると、
80年代に比べて、
情報が入りにくくなった、
90年代だったということもあるのですが、
"Dangerous"からカットされた曲、
やたら多いんですよね。

USチャートに入った曲は7曲。
アメリカでは、発売がなかった、
"Give In To Me"と"Gone Too Soon"
を入れると、じつに9曲が、
シングルになっていたようであります。

ならば、さすがに、
印象薄くなる曲があっても、
仕方ないかなぁ...と。

というわけで、その中から、
選んだのは、この曲です。



アルバムからの5曲目のカット、
"Who Is It"ですね。

Teddy Rileyが関わっていて、
強烈だった、この前の"Jam"と、
次のシングルだった、
"Heal The World"に挟まって、
かなり、地味なイメージがある、
この曲なのですが、今回、
改めて、成績を調べましたら、
Hot100では、"Jam"の26位、
"Heal The World"の27位を上回る、
14位まで上がっていたんですね。
ちょっと、意外でありました。

さて、8月29日といえば、
八代亜紀さんのお誕生日でもあるんですね。
日米の偉大なエンターテイナーである、
お2人を生んだ、そんな日なのですが、
どちらも、旅立たれてしまったのが、
なんとも、寂しく思います。

八代さんと洋楽といえば、
ジャズスタンダードのイメージですが、
ご存じの方も多いと思いますが、
"Bad Guy"のカバー、
ホント、最高ですね。
定期的に観たくなります。



※次回は、なんとなくAOR、
第44回です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-08-28 10:29:37 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートを、
上昇しているらしい、2曲です。

まずは、またまた、
新しい女性ボーカルグループが、
登場してきたようであります。
Psirynの"Sober"です。



Xscapeのメンバーで、
ソロでも、"Don't Think I'm Not"を、
ヒットさせたことがある、
Kandi Burressが発掘して、
全面バックアップのもと、
デビューした人たちみたいですね。
グループ名は、「サイレン」と
読むようであります。

で、Faith Evansの
"Soon As I Get Home"を
カバーして歌う映像がありましたので、
そちらも貼ってみたいと思います。



うーん、これは、かなりの実力を
持った人たちなのでは?と思いますねぇ。
今風のクールさもありながらも、
90年代から2000年代初めころの、
R&B華やかなりし時代の空気も、
しっかり持ってる感じですよねぇ。

いやぁ、2曲目、3曲目にも期待♪

https://psiryn.com/

そして、もう1曲は、
Immature→IMxのメンバーで、
ソロとしても活躍している、
Marques Houstonの新曲
"Cowgirl"です。



ことしに入ってから、
"Admit It" と"Last Drop"という、
2曲の新曲をリリースしているのですが、
第3弾のシングルは、チミも、
カントリーをやるのかい...?
と、一瞬思わせて、ってヤツですね。
なかなか痛快。(笑)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
19曲目です。

80's #88

2024-08-26 20:07:40 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第88位は、デトロイト出身で、
84才にして、今も現役の、
こちらのシンガーの、
82年のヒット曲である、
このナンバーです。



Smokey Robinsonの
"Tell Me Tomorrow (Part I)"ですね。
(Pop #33 R&B #3)



同年リリースのアルバム
"Yes It's You Lady"からのカットで、
この、Part Iというのは、もともとの、
長いアルバムバージョンの、
Editバージョンのことでありまして、
シングルレコードのA面に、
そちらを収録して、B面に、
その続きのインスト部分を、
Part IIとして入れるという、
ソウル系のシングルでは、
よくとられた手法でしたね。

たしか、Rick Jamesの"Super Freak"や、
Keith Sweatの"I Want Her"も、
7インチシングルは、Part IとPart IIで、
AB面になっていたと思います。

で、その編集していない、
アルバムバージョンが、
この上なく、カッコいいんですよねぇ。



Smokeyですが、昨年、
久々のアルバム"Gasms"を
リリースしましたが、ことしも、
まだまだお元気で、先月は、
アメリカの独立記念日祝うコンサート、
"A Capitol Fourth"で、
パフォーマンスを披露していたようです。



また、今週末の31日には、
Diana RossとLionel Richieを、
ダブルヘッドライナーにしたフェス、
"Fool In Love Festival"にも、
参加される予定みたいですが、
それにしても、このラインナップ、
スゴすぎる...。↓



※次回は、気になる新曲2曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#92 Jerry Reed)

2024-08-25 11:16:31 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまった
アーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となった
エントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、来月の1日で、
没後16年になります、
カントリーシンガーで、
ギターの名手、また、
俳優さんとしても活躍していた、
Jerry Reedさんです。

71才で亡くなってしまったので、
存命だったら、87才。

10代で、メジャーレーベルと契約して、
デビューしたのは、50年代なんですね。
そして、初のHot100入りとなったのは、
62年に、79位まで上がったという、
この曲になるようです、
"Goodnight, Irene"です。



このあと、カントリーチャートで、
数多くのヒットを放つようになり、
70年から71年にかけては、Hot100でも、
Top10入りした、"Amos Moses"(#8)
"When You're Hot, You're Hot"(#9)の
2曲をヒットさせ、80年代までは、
カントリーチャートに
登場していたようなのですが、
最後のHot100入りとなったのは、
74年に、91位まで上がった、
こちらの曲になるようです。
"The Crude Oil Blues"です。



なのですが、Jerry Reedさんの曲で、
日本でも、わりと知られているのは、
この2曲になるのでは?
と思うナンバーを、
最後に貼ってみたいと思います。

まずは、自らもギターで参加した、
同年の、Elvisによるカバーも有名な、
67年のヒット"Guitar Man"です。
Elvisバージョンは、81年にも、
リミックスされて再ヒットしましたね。



そして、Jerryさんも出演した、
77年公開の、Burt Raynolds主演の
映画『トランザム7000』の主題歌
"East Bound and Down"です。
(映画の原題は
"Smokey and the Bandit")
映画のシーンと合わせたものが、
公式でアップされていますので、
そちらをお借りしたいと思います。



https://en.wikipedia.org/wiki/Jerry_Reed
Jerry Reed (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第88位の発表です。