probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

"Holiday"(2)(追悼 Dan McCafferty (of Nazareth))

2022-11-30 20:23:32 | 同名異曲
今回の同名異曲は、"Holiday"です。

"Holiday"は、以前にもやっていますので、
今回が2度目になります。
前の2曲、まさか覚えている方は、
いないと思います。
自分も忘れていましたので(笑)、
調べてみましたら、
なんと、すでに10年も前で、
The Other Onesと
Kool &The Gangでした。

いやはや、長くやってるのね、
このブログも...。

というわけで、今回の1曲目の"Holiday"は、
今月の8日に、結成から、
2013年までリードボーカルを務めていた、
Dan McCaffertyさんが76才で亡くなった、
Nazarethの"Holiday”です。



74年の大ヒット"Love Hurts"で知られる、
スコットランドのバンド、
Nazarethですが、8位まで上がった、
"Love Hurts"に加えて、もう1曲、
USチャートで、Hot100入りした曲が
あったのですが、それが、この
"Holiday"だったようです。



80年リリースの11枚目のアルバム、
"Malice in Wonderland"からの
カットだったみたいですが、
最高位は87位ということですので、
バンドのファンの方以外では、
かなりのロック好きでないと、
あまり馴染みはない曲かもしれませんね。

そして、もう1曲の"Holiday"は、
こちらは、日本でも、
広く愛されている"Hoiday"では?
と思う、こちらのナンバーです。



Bee Gees、67年のヒット
"Holiday"ですね。
USチャートでの最高位は16位。
このあとが、あの名曲
"Massachusetts"になるようですね。

Bee Geesといえば、先週末から、
ドキュメンタリー映画
『ビー・ジーズ栄光の軌跡』が、
劇場公開されておりますが、
早々に、観てまいりましたので、
次回の記事は、その感想になります。

今週の気になる新曲2曲。

2022-11-29 19:50:04 | 最近の洋楽
今回は、カントリーのコラボ曲2曲です。

まずは、ジョージア州のSSW、
Brantley Gilbertが、奇しくも、
どちらも、奥さまが大有名歌手の、
ふたりの人気シンガーをft.した曲、
"Heaven by Then"です。



今月リリースされたばかりの、
6thアルバム"So Help Me God"からの
先行カットだったようですね。

コラボしている、 Blake Sheltonと、
Vince Gill、それぞれ、
奥さまは、Gwen Stefaniと
Amy Grantでありますね。

そして、Brantley Gilbert、
この曲の前には、2020年に、
”One Beer”という曲を、
Popチャートでもヒットさせた、
HARDYというシンガーをft.した
"The Worst Country Song of All Time"
という曲をリリースしていたのですが、
その、HARDYが、ルイジアナ州出身の
SSW、Lainey Wilsonと、
デュエットしている
"Wait in the Truck"というナンバーが、
今回の、もう1曲であります。



こちらは、来年1月リリース予定だという、
アルバム"The Mockingbird & the Crow"
からの先行カットで、Hot100にも、
すでに入ってきていますが、
50位台をウロウロしている感じですね。

※次回は、同名異曲です。

Irene Cara

2022-11-28 10:42:47 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
25日に、63才で亡くなったという、
Irene Caraさん追悼です。

自分が、洋楽にハマり出した、
1980年の秋に、"Fame"が、
ちょうど、大ヒットしていましたので、
名前を聞くだけで、そのころに戻れる、
そんなアーティストの一人でありますね。

"Fame"は、あまりにも有名なので、
今回は貼りませんが、そのあとに、
同名映画のサントラから、続いてヒットした
"Out Here On My Own"と、
収録曲"Hot Lunch Jam"を歌う、
『Late Show with David Letterman』の
映像が、追悼アップされておりますので、
そちらを貼ってみたいと思います。
なんと、初々しくて可愛いこと。



そして、83年、映画『フラッシュダンス』の
テーマ曲を歌って、社会現象的な
特大ヒットを放ち、アカデミー賞の、
主題歌賞を受賞するのですが、
彼女は、プロデューサーの、
Giorgio Moroder師匠と、師匠の弟子格の
ソングライター&プロデューサー、
Keith Forseyとともに、曲作りにも、
参加していたために、Keithさんと、
オスカーナイトで、賞を受けていたのですが、
Matthew Broderickと一緒に、
それを発表したプレゼンターが、
あの、Jennifer Bealsだったんですねぇ。



Ireneさん自身も、コメント付けていますね。
最高の瞬間だったのでしょうね。

また、『フラッシュダンス』の翌年には、
自らも出演した、Clint Eastwood 、
Burt Reynoldsの二大スター競演映画
『シティーヒート』のサントラでも、
ジャズのスタンダードナンバーを
歌っておりました。



どうしても、サントラヒットのイメージが
強くはなっていますが、"Breakdance"や
"Why Me"など、映画とは関係ない
ヒット曲も、数曲放っておりました。
中でも、自分が好きだったのは、
82年リリースの1stアルバムの、
タイトル曲で、最初のシングルだった
"Anyone Can See"ですね。

Hot100での最高位は42位と、
大ヒットには至りませんでしたが、
しみじみと心に染みる佳曲と思います。

↓こちらの映像は、85年に行われた、
来日公演の模様のようですが、
ビデオ発売されていたんですね。



フル映像のほうは、また別の方が
アップされておりますので、
興味とお時間ある方は、
削除されないうちに、
チェックしてみてください。



R.I.P.

https://amass.jp/162720/
映画『フラッシュダンス』『フェーム』の
主題歌が大ヒット 
歌手/俳優のアイリーン・キャラ死去
(amass)

※次回は、気になる新曲です。

Time Machine ~1974~

2022-11-26 20:44:32 | 懐かし洋楽
今回は、1974年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Carl Carltonの"Everlasting Love"です。
(Pop #6 R&B #11)



80's洋楽ファンにとっては、
ダンス☆マンによる、
日本語カバーもおなじみの、
1981年のダンクラヒット、
"She's a Bad Mama Jama"と、
裸ジャケのアルバムが懐かしい、
デトロイト出身のシンガー、
Carl Carltonが、その7年前に放った、
ヒット曲が、こちらですね。



1953年生まれということですので、
若干21才だったんですね。
同年にリリースしたアルバムの、
タイトルトラックでもあったようです。

さて、この"Everlasting Love"、
オリジナルは、1967年に、
テネシー州出身のソウルシンガー、
Robert Knightが歌ったのが、
最初だったとのことですが、
他にも、UKのバンド、
Love Affairや、ビッグネームでは、
U2やGloria Estefanなども
カバーしておりますが、
80'sど真ん中の自分は、
リアルタイムで聴いた、
こちらのカバーが一番好きですね。



俳優さんでもあった、Rex Smithと、
オハイオ州出身のシンガー、
Rachel Sweetによるバージョンですね。
81年、Hot100最高位、32位と、
なんとか、Top40入りした程度の、
ヒット曲であったのですが、
キラキラした感じのイントロから始まって、
なんと、高揚感ある曲なのかしらと、
当時、エアチェックしたテープ(笑)を、
繰り返して聴いておりました。

プロデュースは、Cyndiの
"Time After Time"などと同じ、
Rick Chertoffだったんですねぇ。

さて、Carl Carltonさんのほうなのですが、
SNSなどが見つからず、現在の状況は、
わからないのですが、YouTubeに、
3年前にアップされている、
パフォーマンス映像がありましたので、
そちらも貼ってみたいと思います。



1974年11月23日付けのビルボードHot100
です。

1位は、Elvis Presleyや、
Loretta Lynnもカバーしている、
カントリー系SSWの、あの名曲です。

<1974年11月23日、何があったか?>

Michael Caine、Anthony Quinn、
James Mason、Maurice Ronet他、
渋い名優が競演した映画
『マルセイユ特急』が日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/49764/
『マルセイユ特急』(映画.com)

※次回は、同名異曲です。

80's #122

2022-11-25 15:28:03 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第122位は、ことし、Newアルバムを
リリースした、シカゴ出身のSSWの、
1987年の、このデビューヒットです。



9月に、アルバム"Songwriter"を
リリースした、Richard Marxの
"Don't Mean Nothing"ですね。
(Pop #3)

なぜか、オフィシャルで上がっている
ミュージックビデオが無いので、
公式の、10年くらい前と思われる、
Vertical Horizonのメンバー、
Matt Scannellとの、
アコースティックライブの映像も、
貼っておきたいと思います。



"Don't Mean Nothing"は、
ソングライターとしては、すでに、
Kenny Rogersなどに曲を提供して、
知られた存在だったRichardが、
満を持してリリースしたアルバム
"Richard Marx"からの1stカットでしたね。

Hot100最高位、いきなり3位という、
大ヒットになったのですが、
まだまだ、それは序章に過ぎず、
アルバムからカットされた、
4枚のシングルのすべてが、
Top3入りを果たし、4thシングル
"Hold On To The Nights"では、
初のNo.1に輝き、89年リリースの
2ndアルバム"Repeat Offender"からも、
2曲のNo.1ヒットが生まれて、
初の、アルバムチャート第1位も獲得、
80年代後半、最も好調だった、
男性ソロシンガーの一人でありました。

この"Don't Mean Nothing"は、
ギターで、Joe Walshが、
また、バックボーカルでは、
Timothy B. Schmitと、
Randy Meisnerという、Eaglesの、
当時は、「元メンバー」だった
3人が参加していたこともあって、
とくに、ここ日本では、
ウェストコーストロックファンに、
大きくアピールする感じで、
プロモーションされていたような気がします。

※次回は、Time Machineです。