probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Soul, R&B備忘録(#9 Miles Jaye)

2024-06-30 20:23:50 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
アーティスト特集、取り上げるのは、
Miles Jayeです。

ブルックリン出身のSSWで、
Teddy Pendergrassに認められて、
デビューに漕ぎつけたという人で、
その恩人Teddyさんにも似た、
野太い声が魅力の人でありますが、
何と言っても、R&Bファンに有名なのは、
87年のデビューヒットで、
Roy Ayersのビブラフォンも素敵な、
こちらのナンバーですね。
R&Bチャートで5位まで上がりました、
"Let's Start Love Over"です。



同年リリースの1stアルバム
"Miles"からのシングルで、
自身最大のヒットでもあります。

アルバムからの2ndカット、
"I've Been a Fool for You"も、
R&Bチャート8位のヒットになり、
89年リリースの2枚目のアルバム
"Irresistible"からのシングルで、
最高位10位を記録した、
"Objective"と合わせて、
3曲のTop10ヒットを持つのですが、
Hot100には、ランクインすることなく、
クロスオーバーヒットは、
生むことは出来ませんでした。

この、Milesさん、
マルチプレイヤーでもあって、
キーボードやベースなども、
演奏できたようなのですが、
なんと、バイオリンも、
弾ける人なんですよね。

91年リリースの3rdアルバム
"Strong"からの中ヒット
"Sensuous"のMVでは、いきなり、
演奏シーンが出てまいります。



そして、さらに、この方、
異色のシンガーだったのは、
ソロデビュー前は、あの、
The Village Peopleで、
歌っていたんですよね。

80年代の、そんなに、
長くない期間だったようですが、
映像あるかな?と思って、
探しましたら、ありました。
全部見ると長いですが、
曲は、日本でもおなじみの、
あの曲とあの曲です。

ギャップがステキ。(笑)


※公式アップではないようですので、
削除されたら、すみません。

現在66才で、Instagramは、
1年以上前で止まっていますし、
公式サイトにも、あまり、
新しい情報がないのですが、
頭は白くなっておりますが、
ライブ活動などは、今も、
やっているような感じでありますね。

https://www.milesjaye.net/

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1982~

2024-06-29 20:11:35 | 懐かし洋楽
今回は、1982年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Huey Lewis & The Newsの
"Hope You Love Me
Like You Say You Do"
です。(Pop #36)



グループ名も、そこそこ長いですが、
曲のタイトルも長くて、
録音したテープのINDEXカードに
全部書き込むのを苦労したのが
懐かしい一曲ですね。(^^;)

グループにとっての初ヒットだった、
"Do You Believe In Love"を
収録した出世作"Picture This"から、
続いてカットされたナンバーでした。

すべて邦題で書くと、
「ビリーブ・イン・ラヴ」を収録した
アルバム「ベイエリアの風」からの
2ndシングル
「サンフランシスコ・ラヴソング」
ですね。(笑)

当時は、勢いがあって大好きだった、
"Do You Believe In Love"と比べると、
ゆったりし過ぎていて、なんか、
物足りないなぁ、
なんて思っていたのですが、
これもまた、名曲ですよね。
年齢を重ねるにつれて、
だんだん、良さがわかってきました。

また、昨年、ハイレゾ仕様で、
この曲のライブバージョンなど、
ボーナストラック5曲を収録して、
「ベイエリアの風」、日本で、
CDリイシュされているみたいですね。

懐かしい、ピンナップジャケット付きで、
発売されているようであります。


ベイ・エリアの風 +5
[UHQCD x MQA-CD]
(タワレコオンライン)

1982年6月26日付けのビルボードHot100です。

1位は、スーパースター2人の、
あのデュエットの、あの名曲です。

<1982年6月26日、何があったか?>

日本でも人気になりました、
イスラエル映画
『グローイング・アップ』シリーズの、
アメリカ版作品
『グローイング・アップ ラスト・バージン』
が、日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/44145/
『グローイング・アップ ラスト・バージン』
(映画.com)

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第9回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(88)

2024-06-28 10:43:04 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、
98年の3曲目は、12月から、
年明け1月まで、3週間、
11位だった、このグループの、
こちらのナンバーです。



Spice Girlsの"Goodbye"ですね。

12月の最終週に、いきなり、
11位にNewエントリーして、
年をまたいで、3週間、
11位に止まったものの、
4週目には、37位にダウンして、
Top10入りは、ならなかったようです。

この曲、5人組だったグループから、
リードボーカルをとることも多かった、
Geri Halliwellが脱退して、
4人組として再スタートを切った、
初の曲だったんですね。

しかし、地元のUKチャートでは、
堂々No.1を記録して、
人気が揺るがないところを見せました。

Spice Girlsは、2001年に、
結局、活動を休止しましたが、
その後、何度かリユニオンを果たし、
ことしは、結成30周年の、
記念イヤーらしく、ツアーをするのでは?
という噂がありますが、
現在までのところ、
正式な発表は無いようです。

1998年12月26日付けのビルボードHot100です。

1位は、意外な組み合わせで、
当時は驚いた、あのデュエットの、
あの名曲です。

※次回は、Time Machineです。

なんとなくAOR (#40 AORっぽい、Michael)

2024-06-26 20:11:49 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
一日過ぎてしまいましたが、
昨日、没後15年を迎えた、
Michael Jacksonの、
あれ?ちょっとAORっぽくない?
と思う曲、2曲を選びました。

まずは、1975年のMichael。



58年生まれなので、たぶん、
16才くらいのMichaelですね。
同年リリースの4枚目のソロアルバム
"Forever, Michael"収録曲、
"One Day In Your Life”であります。



1975年のリリース当時は、
シングルカットされなかったようですが、
この曲、79年から80年にかけての、
"Off The Wall"の大成功で、
それに便乗するように、
81年に、Motownが発売した、
若年期のアンソロジーアルバムの、
タイトルトラックと、
1stシングルになり、USチャートでは、
55位止まりでしたが、UKチャートでは、
堂々、No.1になりましたね。

そして、もう1曲は、
The Jackson 5から、
The Jacksonsに改名して、
新たなスタートを切った、
76年リリースのアルバム
"The Jacksons"からのカット、
"Show You the Way to Go"です。



アルバムからの2枚目のシングルで、
作プロデュースは、
Kenneth Gamble & Leon Huff
だったんですね。

Hot100での最高位は28位で、
R&Bチャートでは、
6位まで上がっていたみたいですが、
こちらも、UKチャートでは、
No.1になっていたようであります。

それにしても、改めて、
50才で旅立ってしまったことを思うと、
MIchaelの一生の時間を、
もう、ずいぶん超えて、
自分が生きていることが、なんだか、
不思議な気もちがいたします。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
98年の3曲目です。

今週の気になる新曲2曲。

2024-06-25 10:52:16 | 最近の洋楽
今回は、もう、すでに、
実績を残している、どちらも、
まだ20代のSSWの新曲です。

まずは、イギリス出身で、
地元UKチャートでは大ヒット、
USチャートでも、Top40まで、
あとちょっとまで来ている、
Myles Smithという人の
"Stargazing"です。



"Stargazing"って、
Travis Scottの同名曲があったので、
Hip-Hop系の人なのかな?
と思っていたのですが、
まったく違って、なんやら、
子どものころは、
Coldplayあたりを聴いてました!
って感じの人ですね。(笑)

春に、"You Promised a Lifetime"
というEPで、配信オンリーの、
デビューをしているようなのですが、
この曲は、そちらには、
収録されていないみたいであります。
現在26才。

そして、もう1曲は、
こちらは、まだ23才だそうです。
昨年、"Daylight"という曲が、
世界的大ヒットになりました。
シカゴ出身だという、
David Kushnerの新曲、
"Humankind”です。



8月にリリース予定で、
"Daylight"も入っているらしい、
初のフルアルバム
"The Dichotomy"からの、
先行カットのようです。

TicTokから人気が出たらしいですが、
そういうイメージに反して、
独特のヘビーさが持ち味の、
そんなシンガーでありますね。

※次回は、なんとなくAOR、
第40回です。