probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Quincy Jones (2)

2024-11-06 20:47:21 | R.I.P.
というわけで、Quincy追悼2回目は、
Quincy名義のヒット曲5曲です。

まずは、81年の来日公演の映像が、
公式ではないのですが、
上がっておりますので、
そちらから、続けて2曲。





70年に、74位まで上がったという、
"Killer Joe"(R&B47位)と、
81年のアルバム"The Dude"収録の、
"Razzamatazz"ですね。(R&B17位)

"Killer Joe"は、Quincyのベストに
入っているのを聴いて知ったので、
Quincyのオリジナルなのか?
と思って聴いていたのですが、
60年代から活躍していた、
サックスプレイヤーの、
Benny Golsonさん作曲の、
スタンダードナンバー
なんだそうですね。

そのBennyさんも、なんと、
この9月に、95才で、
亡くなったようであります。

"Razzamatazz"は、説明不要の、
Patti Austinがボーカルの、
アルバム人気曲でした。



3曲目は、こちらも、説明不要の、
"The Dude"収録曲、
James Ingramボーカルの、
"Just Once"ですが、
日本にもやってきた、
2013年なんですかね?
韓国公演の映像が、
公式でアップされておりますので、
そちらを貼ってみました。
(Pop #17 R&B #11)





そして、最後の2曲は、
89年のアルバム
"Back On The Block"収録の、
Tevin Campbellをft.した、
"Tomorrow (A Better You, Better Me)"
と、(Pop #75 R&B #1)
95年のアルバム
"Q's Jook Joint"収録、
Tamiaをft.したナンバー、
"You Put a Move on My Heart"
です。(Pop #98 R&B #16)

"Tomorrow"は、もともと、
The Brothers Johnsonが、
76年のアルバム
"Look Out for #1"に収録していた、
インストナンバーなのですが、
それに、歌詞を付けて、
Tevinがカバーしたバージョンで、
Tamiaのほうも、Mica Parisが、
先に歌っていた曲のカバーなんですね。
(作者はRod Temperton)

他にも、取り上げたい曲、
いっぱいあるのですが、
全10曲をピックアップしてみました。

ホント、たくさんの名曲を、
ありがとうございました。

R.I.P.

https://amass.jp/179025/
【追悼クインシー・ジョーンズ】
英ガーディアン紙/英BBC/米Varietyが
ベスト・ソング・リスト発表
(amass)

※次回は、今週の気になる新曲2曲です。

Quincy Jones (1)

2024-11-05 10:33:34 | R.I.P.
MichaelやJames Ingramは、
早くに亡くなってしまったけれど、
Quincy御大が健在だから、
あのころの熱狂も、まだまだ、
今と地続きで、過去の話ではない、
そんな気分でおりましたので、
今回の訃報で、いよいよ、あの時代も、
遠い昔になってしまったような、
何とも言えぬ、寂しさを感じました。

実際、40年以上前の話だったりするので、
とっくに、遠い昔なのですが...。

というわけで、今回は、
予定を変更しまして、
Quincy追悼です。

1回では振り返れそうにないので、
今回と次回、2回にわたって、
お送りします。今回は、
80年代の、プロデュース作品から、
5曲を選びました。
どれも、有名曲ばかり。



まずは、The Brothers Johnsonの
"Stomp!"ですね。80年の5月に、
Hot100で7位まで上がりました。

R&Bチャートでは、76年の、
"I'll Be Good To You"、77年の、
"Strawberry Letter 23"に続く、
3曲目のNo.1だったようです。

このあと、ブラジョンの2人は、
Quincyから離れて、
セルフプロデュースになるのですが、
ヒットは出なくなるんですよねぇ。

そして、2曲目は、
同じく80年のヒット、
George Bensonの
"Give Me The Night"です。
(Pop #4 R&B #1)



御大が立ち上げたレーベル、
Qwestから最初にリリースされたのが、
GBさんのアルバム
"Give Me The Night"
だったみたいですね。

Michaelの"Off The Wall"が、
リアルタイムでは聴けなくて、
アルバム"The Dude"(愛のコリーダ)
リリースの前年の作品ですので、
Quincyの名前を意識して聴いた、
最初の曲だったかもしれません。

3曲目は、82年のDonna Summer、
"Love Is In Control
(Finger On The Trigger)"。



ディスコクィーンが、御大と!
ということで、当時、
かなりの鳴り物入りで、
リリースされたアルバム
"Donna Summer"からの
最初のシングルでしたが、
Hot100では10位、R&Bが4位と、
ちょっと物足りない成績でした。

アルバムセールスにも結びつかず、
御大とDonnaさまの関係は、
当時、ギクシャクしていたなんていう、
そんな話も聞かれましたが、
84年に発売された、
Frank Sinatraのアルバム
"L.A. Is My Lady"のタイトル曲の
ミュージックビデオに、御大も、
Donnaさまもご出演でしたので、
誤情報だったのかもしれません。



最後は、やはり、Michael。
アルバムは79年リリースですが、
4枚目のシングルで、80年の6月に、
最高位10位を記録しました、
"She's Out Of My Life"です。
R&Bチャートでは、意外にも低くて、
43位までしか上がらなかったようです。



天国で再会できているでしょうか...。



https://amass.jp/179011/
【追悼クインシー・ジョーンズ】
ポール・マッカートニー/
エルトン・ジョン/
マイケル・ジャクソン・エステート/
オバマ元米大統領らがコメント発表
(amass)

※次回は、Quincy名義のヒット曲から、
5曲選んでみたいと思います。

Liam Payne

2024-10-17 20:27:47 | R.I.P.
きょうは、日本でも、
びっくりの訃報がありましたが、
朝一で驚いたのが、
One Directionのメンバーで、
ソロになってからも、
活躍しておりました、
Liam Payneが亡くなったという、
え?なんで??というニュースでした。

というわけで、今回は、
予定を変更して、Liamさん追悼です。

ソロになってからのヒットといえば、
やはり、2017年リリースの、
最初のシングルで、
MigosのQuevoをft.した、
"Strip That Down"ですが、
1Dの音には無かった、
R&B感あって、好きでしたね。



ことしの春に出していた、
"Teardrops"という曲も、
知らない人に聴かせたら、
このR&Bシンガー、誰?
と言う人もいるのでは?
と思わせる、そんな曲でした。



しかし、31才という若さに加え、
One Directionの、
オリジナルメンバー全員での再結成は、
不可能になってしまったのが、
残念な限りですね。

R.I.P.



https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014611741000.html
ワン・ダイレクションのメンバー
リアム・ペインさん死去 31歳
(NHK)

次回は、Time Machineです。

Cissy Houston

2024-10-08 11:39:26 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
7日に亡くなったという、
Cissy Houstonさん追悼です。

80's洋楽世代であります自分は、
当然のことながら、
Whitneyのお母さんとして、
その名前を知りました。

そのあとで、ご本人も、
偉大なシンガーであることも、
知るわけですが、87年リリースの、
Whitneyの2ndアルバムで、
その歌声を聴き、
度肝抜かれた感じだったですかね。



そして、Cissyさんのほうにも、
大いに興味を持ち、
若き日の歌声をいろいろ聴いて、
アルバムも購入したりしました。

60年代は、ボーカルグループ、
The Sweet Inspirationsの
メンバーとして活躍し、
70年代に入ってから、
ソロ活動を開始して、
アルバムをリリースし、78年には、
ダンスクラシックとして知られる、
"Think It Over"を、
当時のディスコチャートで、
ヒットさせているようです。



↓アルバムでは、Whitneyも、
バックで歌っているみたいです。



日本では、ゴスペルシンガーとして
紹介されることが多いですが、もちろん、
ルーツはそこながら、本格的な、
ゴスペルのアルバムを出したのは、
90年代に入ってからなんですね。

最愛の娘を失い、さらには、
孫娘にまで先立たれてしまうという、
人生の中で、大きな悲しみが
続いたこともありましたが、
多方面で、ショービス界に残した足跡も、
また、大きな方であったと思います。

R.I.P.





https://amass.jp/178405/
ホイットニー・ヒューストンの母親で
エルヴィス/アレサ/ジミヘン等の
バックコーラスも務めた
シシー・ヒューストン死去
(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。

Kris Kristofferson

2024-09-30 15:59:41 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
28日に亡くなったという、
Kris Kristoffersonさん追悼です。

正直、その名前と顔を知ったときは、
俳優さんだと思っていました。
まあ、出演作品も多いので、
間違いではないのですが。

最初に知ったのは、あの、
Barbraと共演した映画
『スター誕生』のポスターでしたね。
当時、マジで、まだ子どもでしたので、
刺激的な、大人の世界を、
のぞき見てしまったような、
そんな気持ちにさせるものでしたが、
まだ、田舎の子どもには、
大人の映画を観る機会は
ありませんでした。



SSWとして、もっとも活躍したのは、
"Why Me"などのヒットを放ったり、
公私共のパートナーだったこともある、
Rita Coolidgeとのコラボ作を
何枚か発表していた、
70年代だったみたいですが、
80年代には、あのBob Dylanが、
速攻カバーしたことでも話題になった、
"They Killed Him"というナンバーを、
86年にリリースしたり、
Johnny Cash、Waylon Jennings、
Willie Nelsonと共に
カントリーのスーパーグループ、
Highwaymenを結成して、
アルバムをヒットさせていましたね。







R.I.P.

https://amass.jp/178241/
カントリーミュージックのレジェンド 
クリス・クリストファーソン死去 
俳優としても活躍(amass)

※次回は、気になる新曲2曲です。