probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1986~

2024-12-28 11:17:05 | 懐かし洋楽
今回は、1986年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Jesse Johnsonの"Crazay"です。
(Pop #53 R&B #2)



The Timeのオリジナルメンバーで、
80年代後半からは、ソロに転向、
ボーカリスト、ギタリスト、
また、優れたプロデューサーとして、
広く活躍した、Jesse Johnsonが、
同年にリリースした2ndアルバム
"Shockadelica"からの1stカットで、
あの、Sly Stoneを
ft.したナンバーですが、
現在81才だという、Slyさんも、
このころは、40代前半ということで、
さすがに、まだお若いですね。



Jesseさんのほうは、2011年の、
The Timeのオリメン大集合の
アルバム" Condensate"には、
参加しておりましたが、
すぐにグループからは離れ、
そのあとは、D’Angeloと、
行動を共にして、
D'Angelo & the Vanguardの
一員として活動していましたね。

また、2019年には、
ソロで来日公演も行っておりました。

https://www.instagram.com/jesse.johnson/

1986年12月27日付けのビルボードHot100です。

1位は、L.A.出身の、
あのバンドの、あの名曲です。

<1986年12月27日、何があったか?>

1942年制作ながら、それまで、
日本では劇場公開されなかった、
James Cagney主演映画
『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』が、
Cagneyさんが亡くなった、この年、
初めて公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/50262/
ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ
(映画.com)

※次回は、2024年を振り返ります...。

なんとなくAOR (#49 定番アーティストの定番でない曲)

2024-12-27 10:52:30 | 懐かし洋楽
毎回、テーマを決めて、
なんとなくAORっぽい曲、
2曲をピックアップする、
このコーナー、今回は、
AOR特集などを組む時、
必ず、名前が出てきそうな、
定番楽曲を持つアーティスト2人の、
ちょっとマイナーな小ヒット、
2曲を選んでみました。

まずは、79年に、
Hot100で4位まで上がった、原題の、
"Just When I Needed You Most"より、
邦題「アメリカン・モーニング」で、
おなじみであります、
Randy VanWarmerの、
"Whatever You Decide"です。



80年リリースの2ndアルバム
"Terraform"からのカットで、
Hot100での最高位は77位。

「アメリカン・モーニング」とは、
かなり趣は違うものの、こちらも、
なかなかの名曲だと思うのですが、
チャート成績は振るいませんでした。

この曲は、そうでもないのですが、
ニューウェーブっぽかったり、じつは、
いわゆる、攻めた感じの曲も多い人で、
このあとのアルバム、
81年の"Beat Of Love"から、
シングルカットされた、
"Suzi Found A Weapon"などは、
かなり、ロックしている音でしたが、
そちらは、55位まで、
上昇しておりましたね。

残念ながら、Randyさんは、
2004年に、48才の若さで、
病のため、世を去っています。

そして、こちらも、
2011年に、59才で、
やはり、病で世を去っています、
77年の"Lonely Boy"(#7)で、
知られております、
Andrew Goldの、78年のナンバー、
"Never Let Her Slip Away"です。



同年リリースの3rdアルバム
"All This and Heaven Too"
からのカットで、アルバムからは、
"Thank You for Being a Friend"が、
Top40ヒットになっていたみたいですが、
こちらは、67位までしか、
上がっていなかったようです。

しかし、この曲、UKチャートでは、
5位まで上がる大ヒットに
なっていたみたいですので、
マイナーヒットと呼ぶのには、
当てはまらないかもしれませんね。

バックボーカルには、盟友で、
日本でも人気がありました、
Brock Walshと、今年の9月、
亡くなってしまいました、
JD Southerが参加しているようです。

Andrewさん、80年代は、
ソロヒットは無いのですが、
10ccのメンバーだった、
Graham Gouldmanさんと、
Waxというユニットを組み、86年に、
"Right Between The Eyes"という曲が、
43位(スペインでは1位)まで上がる、
中ヒットを生んでおりました。

※次回は、Time Machineです。

このアーティスト、あの一曲。(24)

2024-12-23 10:43:57 | 懐かし洋楽
シングルカットされていたけれど、
忘れられていそうな曲を選んで、
お送りしている、このコーナー、
今回は、あす24日が、
Ricky Martinのお誕生日ということで、
Rickyの、この曲を選びました。



Rickyも、あすで53才なんですねぇ。
"Livin' La Vida Loca"のころは、
28才くらいでしょうか。

その前には、Menudo時代があるので、
すでに、キャリアは、
40年を超えようとしております。

というわけで、選びましたのは、
その"Livin' La Vida Loca"を
収録した、99年のアルバム
"Ricky Martin"から、
"Livin' La Vida Loca"
"She's All I Ever Had"
"Shake Your Bon-Bon"に続く、
4曲目のカットでした、
"Private Emotion"です。

上記3曲は、Top40入りしましたが、
この曲の最高位は67位。
名曲だと思うのですが、
Top40には届きませんでした。
デュエットのお相手は、こちらも、
日本でも人気があります、
スウェーデン出身のシンガー、
Mejaでありました。

ただ、この曲、
アメリカでは小ヒットでしたが、
そのスウェーデンや、
UKのチャートでは、
Top10入りするヒットに
なっていたようです。

なお、この曲、
11年前に、別コーナーで、
1度、取り上げておりまして、
そのときも、当然、
話題にしていたのですが、
Rickyのオリジナル曲ではなく、
フィラデルフィア出身のバンド、
The Hootersが、
93年にリリースしたアルバム
"Out Of Body"に
収録されていたのが、
原曲でありました。



※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1974~

2024-12-21 20:30:56 | 懐かし洋楽
今回は、1974年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Righteous Brothersの、
"Dream On"です。(Pop #32)



60年代から、何曲も、
永遠の名曲を送り出している、
Bill MedleyとBobby Hatfield、
その2人からなるデュオ、
The Righteous Brothersが、
同年にリリースしたアルバム
"Give It to the People"に
収録されていたナンバーで、
大ヒットした、
"Rock and Roll Heaven"
(Climaxのカバー)
アルバムタイトル曲
"Give It to the People"に続く、
3曲目のカットだったみたいですね。



アルバム"Give It to the People"は、
先日、AORコーナーで取り上げました、
Playerの作品を手掛けていた、
Dennis Lambert & Brian Potterが、
プロデュースしていたんですね。
"Dream On"は、曲作りのほうも、
2人によるものだったようです。

そして、このあと、
The Righteous Brothersが、
次にHot100に顔を出したのは、
1990年に、大ヒット映画
『ゴースト/ニューヨークの幻』
で使われて、びっくりの、
リバイバルヒットになった、
"Unchaind Melody"(Pop #19)
ということになるようです。

The Righteous Brothers、
Bobby Hatfieldさんは、
2003年に、63才の若さで、
亡くなっておりますが、
Bill Medleyさんのほうは、
84才にして、今も現役のようでして、
Bucky Heardさんという、
若いシンガーを迎えて、
ツアーなどを行っているみたいですね。

https://righteousbrothers.com/

1974年12月21日付けのビルボードHot100です。

1位は、93年に、
Ugly Kid Joeによるカバーも、
ヒットした、あのシンガーの、
あの名曲です。

<1974年12月21日、何があったか?>

今も語り草の2本の名作映画、
『アメリカン・グラフィティ』と、
『エマニエル夫人』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

同じ日だったんですねぇ。

https://eiga.com/movie/42169/
『アメリカン・グラフィティ』
(映画.com)

https://eiga.com/movie/65344/
『エマニエル夫人』
(映画.com)

※次回は、シングルカットはされたけど、
忘れられがちではないかと思う曲、
24曲目です。

reminiscing ("true one-hit wonders") #48

2024-12-16 11:19:50 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1999年に、
最高位9位を記録した、
このグループの、
こちらのナンバーを選びました。



カナダ出身のポップロックバンド、
LENの"Steal My Sunshine"ですね。

バンドといいましても、
MarcとSharonの、
Costanzo兄妹からなるデュオで、
そのほか、サポートメンバーを加えて、
90年代の初めころから、
活動していたようでして、この曲は、
99年リリースの3rdアルバム
"You Can't Stop the Bum Rush"
から生まれた、初のヒット曲で、
本国カナダでは、第3位、
UKでも、8位まで上がるという、
好成績を収めておりました。

その後、UKでは、同アルバムから、
"Cryptik Souls Crew"という曲が、
Top30ヒットを
記録していたようですが、
カナダやアメリカでは、
この"Steal My Sunshine"が、
唯一のチャートインと
なっているみたいですね。

また、このグループ、
この翌年に、↓こんなカバーも、
リリースしておりまして、
80'sファン的にも、
嫌いになれない感じです。



また、"Steal My Sunshine"のほうは、
こちらの70'sヒットを
サンプリングしていたんでしたね。



76年に、Hot100でも、
4位まで上昇したディスコヒット、
Andrea True Connectionの、
"More, More, More"。

そんな、70年代や、
80年代音楽ファンの心も、
大いにくすぐっていたLENですが、
SNSなども、ずいぶん前に、
更新が止まっておりまして、
現在の活動は、わかりませんでした。

※次回は、気になる新曲2曲です。