probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

人名ポップス事典(j <6>)

2018-01-31 19:35:40 | タイトルに人名が入っている曲
タイトルに人名が入っている曲、jの6曲目は、
日本でも根強い人気を誇る、このシンガーの、この曲です。



Bobby Caldwellの"Janet"ですね。
92年リリースのアルバム"Stuck On You"収録曲で、
当時、シングルカットもされていたようで、
R&Bチャートで88位まで上がっていたみたいです。
この映像は、いつ頃のものかはわかりませんが、
日本でのライブを、テレビで放送したものっぽいですね。

で、この曲、Bobbyさんと、
Commodoresの"Nightshift"の作者のひとりである女性SSWの、Franne Goldeに、
R&B系からロック系アーティストまで、幅広く手掛けたprod.としても有名な、
Paul Foxの、3人の共作によるものなのですが、
最初に録音したのは、その、Commodoresのほうでして、
先日、同名異曲で登場した"Animal Instinct"も入っていたアルバム
"Nightshift"に収録され、第3弾シングルとしてカットされて、
Hot100では87位、R&Bチャートで65位と、そちらは低調な成績で終わっていたのですが、
Adult Contemporaryのチャートでは、堂々、8位を記録するヒットになっていたようです。

で、この"Janet"の話、"Animal Instinct"のときに、
DEさんとのお話で、ちらっと出てしまい、ヤベ、どうしよう?と思ったのですが(笑)、
そういえば、Bobby Caldwellさんのバージョンがあった!と思い、
こちらのセルフカバーのほうで、話題にさせていただきました。(^^;

Commodoresのバージョンは、こちらです↓。



パフォーマンス映像は、こちらで→http://dai.ly/xyewz

今週の気になる新曲2曲。

2018-01-30 19:34:27 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートからです。

まずは、コンテンポラリーゴスペル系のシンガー、
Ted Winnの"Stand In Awe"です。



1970年生まれで、キャリアは、すでに20年を超える人みたいですが、
以前は、Ted & Sheriとして、デュエットで活動していたようで、
2009年からは、ソロとしてのキャリアをスタートさせ、
こちらは、Balanceというグループをft.して、
昨年秋にリリースされたアルバムのタイトルトラックのようです。

(Balanceって名前のグループ、むかしもいたよなぁと思った人は、
ワタシと同じ、80's病です。(^^;)

また、かつての相方、Sheriこと、Sheri Jones-Moffett さんも、
ソロで活躍しておりまして、ゴスペルチャートの常連みたいですね。

もう1曲は、すでに別のところにビデオを貼ってしまったのですが、
Adult R&Bチャートにも入ってきましたので、
再度、こちらにも貼っちゃいます、En Vogueの新曲"Rocket"です。



3月30日にリリースが決定した、14年ぶりのNewアルバム
"Electric Cafe"からの、Ne-Yo提供による先行カット。
最初は、ピン!とこなかったのですが、だんだん好きになってきました。

Adult R&Bチャートでのアクションも好調で、
同じ週に入ってきた、Keith Sweat兄貴の新曲を追い抜く勢いですので、
今度こそ、アルバムも発売に漕ぎつけそうです。
日本では、まだ予約開始はされておりませんが、
Amazon.comでは、予約開始されております。

90's #18

2018-01-29 10:28:05 | 90年代のお気に入り曲50曲
90年代のお気に入り曲50曲、第18位は、
1995年の、この大ヒット曲です。



Adina Howardの"Freak Like Me"、
Hot100とR&Bチャートで、ともに最高位2位を記録したナンバーでしたね。
ちなみに、両方のチャートでNo.1になるのを阻んでいたのは、
Montell Jordanの"This Is How We Do It"だったようです。

Sly & the Family Stoneの曲"Sing a Simple Song"と、
Bootsy's Rubber Bandの"I'd Rather Be with You"をサンプリングした、
ビートが、とても心地良いナンバーでしたね。
ただまあ、歌詞の内容は、かなりお下劣エロエロみたいですが。(^^;

Adina Howard、この曲を収録したアルバム"Do You Wanna Ride?"からは、
このあと、2曲をR&Bチャートにランクインさせ、
翌年には、Warren Gとの映画サントラ用のコラボ曲もチャートインさせましたが、
2ndアルバム"Welcome to Fantasy Island"が、
1997年にリリースされる予定だったのに、突然、オクラ入りとなってしまうという不運に遭い、
以降は、なかなか厳しい音楽活動が続いているようです。
それでも、昨年は、約10年ぶりのNewアルバム"Resurrection"をリリースしていたみたいですね。

Time Machine ~1987~

2018-01-27 19:51:18 | 懐かし洋楽
今回は、1987年の今ごろチャートインしていた曲、
The Human Leagueの"I Need Your Loving"です。
(Pop #44 R&B #52)



あの"Human"のNo.1ヒットを生んだ、86年リリースのアルバム
"Crash"から、その"Human"に続く2ndカットでした。

"Crash"というアルバムは、まさかまさかの、
Jimmy Jam & Terry Lewisが全面プロデュースという作品でしたが、
で、さらにまさかで、1stカットだった"Human"は、
Hot100ではNo.1、R&Bチャートでも最高位3位という大ヒットとなり、
この曲も、さらなる連続ヒットを狙ったナンバーだったと思うのですが、
残念ながら、大ヒットには至りませんでしたね。

"Human"は、水と油のような気がした両者のコラボによって、
みごとな化学反応が生まれた感じの名曲でしたが、
こちらのナンバーは、Alexander O'Nealが歌っても良さそうな、
ファンキーなナンバーで、いかにも、Jam & Lewisという感じの音だったのですが、
ちょっと、直球すぎたかなぁ?という感じでしたね。

1987年1月24日付けのビルボードHot100です。

1位は、テレビドラマで使われて、チャートを駆け上がった、あの名曲です。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(104)

2018-01-26 10:15:34 | 懐かし洋楽
今回は、カバー編です。

まずは、オリジナル。
Dan Hartmanの、1984年の大ヒット"I Can Dream About You"です。



Hot100での最高位は6位で、R&Bチャートでも60位まで上昇していたようで、
当時、「SOUL TRAIN」にも出演していたんですね。
もともと、この曲は、同年公開の映画『ストリート・オブ・ファイヤー』
のサウンドトラックに収録されてヒットした曲でしたね。

映画の中では、架空のドゥーワップ・グループ、The Sorelsによって、
パフォーマンスされるシーンがあるのですが、
歌のほうは吹き替えで、でも、なぜか、Danのボーカルではなく、Winston Fordという、
コンテンポラリーゴスペル系のシンガーのボーカルが使われております。

で、2004年に、この曲をカバーしていたのが、このお二人でした。



こちらは、ライブの映像ですが、SoulやPopクラシックの名曲をカバーした、
Daryl Hall & John Oatesのアルバム"Our Kind Of Soul"に収録されておりましたね。
アルバムバージョンは、こちらです↓。



そのアルバムをリリースした後の日本公演でも、この曲をプレイしてくれて、
わかりやすい英語で、Darylさんが「Danから、この曲をもらっていたんだけど、
歌うタイミングがなくて、結局、本人がレコーディングすることになったんだよ。」
っていうようなことを話したあとに、歌ってくれたのが感動的でした。

Danは、すでに24年も前に、43才の若さで世を去っておりますが、
お二人には、いつまでも長生きしてほしいですね。
ことしの夏は、Trainと共にアメリカツアーをすることが決まっているようです。