probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

今週の気になる新曲2曲。

2023-05-31 10:11:18 | 最近の洋楽
今回は、わざわざ、ここで、
レコメンせんでも良さげな感じの
ビッグネーム2人の新曲です。

まずは、Dua Lipaの新しい曲が、
出てきましたなぁ。
"Dance The Night"です。



"Future Nostalgia"からは3年ということで、
Newアルバムが出るのかな?と思いきや、
そうではなくて、来月公開される映画
『バービー』のサントラからの
1stカットみたいですね。

とは言え、やはり、いかにも、
新しいけど懐かしい、
Dua Lipaワールドが広がっております。

単独ではないようですが、
Mark Ronsonが、作プロデュースに、
関わっているみたいです。

映画の日本公開は、8月。
サントラには、他に、
Lizzoや、K-Popの人気者で、
"Cupid"が大ヒット中の、
Fifty Fiftyなどが参加しているようです。

そして、もう1曲は、
ヒット中の、Taylor Swiftの
"Karma"に、近ごろ、やけに、
フィーチャーされるラッパー、
Ice Spiceが参加したバージョンが、
出てきましたので、そちらを、
とりあげることにしました。



わざと、その存在感を
消したかのようなラップと、
出てくれば、目立ってしかたない(笑)、
ルックスとのギャップが、
妙に気になる人ですね、Ice Spice。

曲は、Taylorにしては、
まあ、そこそこかな?という感じですが、
これで、ぐーんと、
チャートを上がって来そうです。

※次回は、同名異曲です。

80's #113

2023-05-29 20:02:27 | 80年代のお気に入り曲200曲
80年代のお気に入り曲、200曲、
第113位は、ペンシルベニア州出身の、
SSWで、プロデューサーでもありました、
こちらのアーティストの、
1984年の、このヒット曲です。



Dan Hartmanの
"I Can Dream About You"ですね。
(Pop #6)

同年に日本でも公開されて、
現在も、カルト的人気を誇る映画
『ストリート・オブ・ファイヤー』の
サウンドトラックからのヒットで、
少し遅れてリリースされた、
自身5枚目のアルバムの
タイトル曲にもなりましたね。

さて、この"I Can Dream About You"、
映画の中では、架空のボーカルグループ、
The Sorelsが、ステージで、
この曲をパフォーマンスをするのですが、
歌のほうは吹き替えで、てっきり、それに、
Danの声が使われていたのかと思いきや、
Winston Fordという、別のシンガーが、
歌っているものが使用されていたようです。

そう言われてみれば、声が違うなぁと、
理解したのは、けっこう経ってからでした。(^^;)



Dan Hartmanは、この曲のヒットで、
シンガーとしても勢いに乗りましたが、
プロデューサーとしても、活躍が増え、
翌年の85年には、あのJames Brownに、
"Living In America"の大ヒットをもたらし、
Tina Turnerの89年リリースのアルバム
"Foreign Affair"では、収録12曲中、
9曲を手掛けておりましたね。

そんなDan Hartmanですが、
94年に、残念ながら、病のため、
43才の若さで、他界しております。

また、"I Can Dream About You"は、
Daryl HallとJohn Oatesが、
2004年リリースのアルバム
"Our Kind of Soul"でカバーしていましたが、
もともと、Dan Hartman本人から、
ぜひ歌って欲しいと、
プレゼントされていた曲だったらしく、
残念ながら、その時は、
アルバムを作ったばかりで歌う機会がなく、
結局、本人が歌うことになったんだよ、
って、Darylさんが、当時の、
来日公演のときのステージで、
懐かしそうに、話していましたね。



※次回は、気になる新曲2曲です。

The Artist : The First & The Final Hit (#67 Johnnie Taylor)

2023-05-28 11:29:32 | 天国へ行ってしまったアーティストたち
天国へ旅立ってしまったアーティストたちの、
最初のビルボードHot100入り曲と、
生前最後となったエントリー曲をとりあげて、
そのアーティストの功績を、
超ざっくりと振り返る、このコーナー、
今回は、31日で、没後23年になります、
Johnnie Taylorです。

66才で亡くなったようですので、
存命だったら、89才になりますね。
(62才と書かれているところもあります。)

76年に、PopとR&Bの両方で
No.1になりました、
"Disco Lady"の大ヒットで知られる、
アーカンソー州出身のシンガーですが、
そのヒットの遥か前の60年代から、
ソウルミュージックの名門レーベル、
Staxレコードを代表する歌手として、
活躍していた人...なのですが、
そこらあたりは、もちろん、
リアルタイムでは知りませんで、
最初にその名前を意識したのは、
たまたま、中古で入手した、
ソウルのコンピCDに入っていた、
77年のR&Bヒット
"Your Love Is Rated X"(#17)を
初めて聴いたときでした。



なんというか、タイトルから、
エロいことを歌っているんだろうなぁ
ということは、容易に想像出来ますが、
それでいて、大人の余裕がある感じが、
すごく、ステキに思えて、
Johnnie Taylorという人に興味が湧いて、
レコードやCDをいろいろ集めました。

ただ、そんなJohnnieさんでありますが、
初のHot100入り曲は、Stax時代ではなく、
それ以前、後継者とも呼ばれ、つねに、
その背中を追う存在だったという、
Sam Cookeが立ち上げたレーベル、
SARレコードに籍を置いていた時代で、
63年に、98位まで上がっていたという、
この"Baby We've Got Love"になるようです。



当時のリリースは、Derbyという
レーベルからだったようですが、
曲を書いていたのは、その、師匠格
Sam Cooke本人みたいですね。

結局、64年に、Sam Cookeが亡くなり、
SARレコードは消滅して、
Staxへの移籍となり、76年には、
そのStaxが倒産してしまったことから、
大大手の、Columbiaに移って、
"Disco Lady"の大ヒットを放つのですが、
最後のHot100入り曲は、その翌年、
77年に86位まで上がったという、
こちらの"Disco 9000"になるようです。
(R&Bでは24位)



なんか、2匹目のナントカ?
っぽいタイトルの曲ですが、
そうではなくて、同年公開の
同名映画のタイトル曲で、
収録されたサントラ盤は、全曲、
Johnnieさんが、歌だけでなく、
曲作りも手掛けていたみたいです。

この曲を最後に、Hot100入りは、
1曲も無かったのですが、80年代に入ると、
今度は、Malacoというレーベルに移り、
良質のソウルミュージックを作り続け、
その時代の評価も高いみたいですね。

残念ながら、ここまで、
ご本人の映像がありませんので、
"Disco Lady"のTVパフォーマンスを貼って、
今回は、〆たいと思います。



https://en.wikipedia.org/wiki/Johnnie_Taylor
Johnnie Taylor (Wikipedia)

※次回は、80年代お気に入り曲、
第113位の発表です。

Time Machine ~1983~

2023-05-27 10:52:17 | 懐かし洋楽
今回は、1983年の今ごろ、
チャートインしていた曲、Scandalの、
"Love's Got a Line on You"です。
(Pop #59)



N.Y.出身のボーカリスト、
Patty Smythが率いていました、
Scandalが、前年の82年にリリースした、
デビューEP"Scandal"からの、
この曲は、2ndカットでありました。

1stシングルだった
"Goodbye To You"に続いて、この曲も、
当時、テレビ朝日系列で放送されていた、
『MTV』で、ミュージックビデオが、
よくかかっていた記憶があるのですが、
最高位65位だった
"Goodbye To You"に続いて、この曲も、
Top40入りしていなかったのは、
ちょっと意外な気がいたしますね。

しかし、このあと、
Scandal ft. Patty Smyth名義で、
84年にリリースした、初フルアルバム
"The Warrior"からは、タイトル曲が、
Top10入りする大ヒットとなって、
知名度が、ぐっと上がりましたが、
バンドは、結局、フルアルバムは、
その1枚リリースしたのみ解散し、
Pattyさんは、ソロとして活動を
すぐにスタートさせました。

中でも、92年に発表された2ndアルバム
"Patty Smyth"からのカットだった、
Don Henleyとのデュエット
"Sometimes Love Just Ain't Enough"が、
Hot100での最高位2位を記録し、
現在までのところ、自身最大の
ヒット曲となっております。

私生活では、1997年に、
80年代に頂点を極めた、
テニスプレイヤーのJohn McEnroeと結婚、
共に2度目の結婚だった2人は、
お互いの連れ子さんや、
2人の間に生まれたお子さんたちと一緒に、
今も、お暮らしみたいですね。

音楽のほうも、ソロ活動の傍ら、
バンドのリユニオンも行ったりと、
今も、精力的なようでありまして、
最新アルバムは、2020年にリリースした
"It's About Time"になります。

そのアルバムからのカット"Drive"です。↓



1983年5月28日付けのビルボードHot100
です。

最強のTop3!!!

<1983年5月28日、何があったか?>

大島渚監督作品、『戦場のメリークリスマス』が、
日本公開されたのが、この日だったようです。

https://eiga.com/movie/17648/
戦場のメリークリスマス(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまったアーティスト、
67人目です。

Tina Turner

2023-05-25 20:07:25 | R.I.P.
今回は、予定を変更しまして、
Tina Turner姐さん追悼です。

近年は、大病につぐ大病で、
何度も克服しながらも、その後も、
体調が優れないようなことが書かれた
Web記事を見ていたので、
訃報を聞いたときも、そんなには、
驚かなかったのですが、80年代に、
2度、武道館ライブを観ていますので、
喪失感は大きいですね。

今回は、5曲選んでみました。
ちょっと渋いヒットにしようかな?
と、一瞬思ったのですが、
やはり、王道の5曲にしてみました。

80年代お気に入り曲コーナーで、
今後、1曲登場の予定ですので、
その曲は外しております。

まずは、やはりこの曲。↓



84年のNo.1ヒット
"What's Love Got to Do with It"
R&Bチャートでの最高位は2位。
93年に公開された伝記映画
『ティナ』の原題にもなりましたね。

このBlack & Whiteバージョンは、
ビデオクリップ集のDVD
"Simply The Best"には入っていますが、
とくにファンではないという方は、
あまり観たことがないのでは?と思います。

2曲目は、85年のヒット
"We Don't Need Another Hero
(Thunderdome)"。
自らも出演した映画
『マッドマックス / サンダードーム』
サントラからのヒットで、Hot100では2位、
R&Bチャートでは3位。

この曲の生パフォーマンスを観たときの、
驚きと感動は、今も忘れられずにおります。



3曲目は、86年リリースのアルバム
"Break Every Rule"からの1stカットで、
この曲も、Hot100は2位、
R&Bでは3位が最高だったようです、
"Typical Male"です。

歌は口パクではありますが、
TopPop公式映像から。



4曲目は、結局、
スタジオ録音のアルバムとしては、
最後の作品になってしまった、
99年リリースの"Twenty Four Seven"から、
UKチャートで10位まで上がっていた
"When the Heartache Is Over"です。

この少し前にヒットした、
Cherの"Believe"を手掛けた
プロデューサーチームの作品で、
おお、Tinaまでも...と当時驚きましたが、
難なく歌いこなしていましたね。



そして最後は、Jeff Beckが亡くなったとき、
DEさんに、ギターは、
そのJeff Beckだと教わったばかりでした、
84年リリースの大復活アルバムとなった、
"Private Dancer"のタイトル曲です。

Hot100での最高位は7位、R&Bでは、
この曲も、3位が最高だったようです。



21世紀になってからは、ライブ盤や、
ベスト盤は出ていたものの、結局、
スタジオ録音の新作が出なかったことと、
来日公演が、自分も行った、
88年が最後になってしまったのが、
残念で心残りではありましたが、
たくさんの名曲と、
偉大なパフォーマンスの数々で、
楽しませていただきました。

R.I.P.



↑こんな動きが出来るアーティスト、
もう、現れませんよねぇ...。



https://amass.jp/166960/
ティナ・ターナーの訃報を受け、
様々なミュージシャンが
追悼コメント発表(amass)

※次回は、Time Machineです。