probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1981~

2018-03-31 10:56:17 | 懐かし洋楽
今回は、1981年の今ごろチャートインしていた曲、
Phil Seymourの"Precious To Me"です。(Pop #22)



オクラホマ出身の、SSWで、ギターとドラムも演奏していた、
Phil Seymourの、ソロキャリアでは、唯一のヒット曲ですね。
この曲は当時、さわやかな曲調が日本でも人気で、
FMなどでも、よくかかっていた記憶があります。
忘れていましたが、邦題は『アメリカン・ラブソング』でしたよね。(^^;

可愛らしいルックスで、このビデオでも、
20代前半くらいに見えませんが、1952年生まれということで、
このころ、すでに、29才だったPhilがキャリアをスタートさせたのは
1974年のことで、83年の"Girls"のヒットでも知られる、
同郷でもあった、Dwight Twilleyと組んだバンド
The Dwight Twilley Bandのメンバーとしてだったんですね。
75年には、早速、"I'm On Fire"というヒット曲も放っています。

曲作りや、プロデュース、
また、曲によっては、リードボーカルもつとめ、
バンドというより、ほぼ、デュエットのような形だった、
The Dwight Twilley Bandは、結局、
2枚のアルバムを残したのみで解散、
それぞれ、ソロとして活動を開始しましたが、
Dwight Twilleyより先に、Philのほうが、
Top40ヒットを放っていたんですね。

また、Dwight Twilleyの"Girls"では、
Tom Pettyが、バックボーカルで参加していましたが、
バンド時代からのレーベルメイトで仲が良く、
お互いのアルバムで客演をしていたみたいですが、
Phil Seymourも、Tom Pettyのアルバムでは、
何曲か、バックボーカルで参加している曲があるようです。

なお、Tom Pettyも、昨年秋に旅立ってしまいましたが、
Philは、今から25年前の、1993年、
41才の若さで、病のため、この世を去っております。

1981年3月28日付けのビルボードHot100です。

やはり、名曲ぞろいのチャートですなぁ。あの頃に戻りたひ...。(^^;

(新)ベストアルバムを語るわよ!(146)

2018-03-29 19:38:51 | その他のCD
今回は、2000年に出ていたらしい、Bay City Rollersのベスト盤
"The Definitive Collection"です。


・The Definitive Collection - Bay City Rollers

一世を風靡したRollersですので、
いろいろとベスト盤も出ていますが、
この盤は、アメリカでの所属レーベルだった、
アリスタレコードから出ていた盤のようで、
各曲の、本国UKでのチャート最高位に加えて、
USチャートでの最高位も、しっかり記載されております。

単純明快で短い曲が多いということもありますが、
一枚物ながら、たっぷり20曲入っていまして、
74年の1stアルバム"Rollin'"から、
79年の、Bay Cityを取っちゃって、
The Rollersとなって、リリースした最初のアルバム
"Elevator"までの曲が収録されていますね。

自分は、彼らがヒットを飛ばしていた70年代後半は、
まだまだ、歌謡曲が大好きな、リアルお子ちゃまでしたので、
彼らの曲を「洋楽」として意識して聴いていた時代はなかったのですが、
同じクラスの女子たちが、「レスリーがいい」「ウッディがいい」
「いやいや、パットでしょ?」と騒いでいたのは、
40年近く経った今でも、記憶に強く残っておりますね。(笑)

曲は、77年リリースのアルバム"It's A Game"からのカットで、
UKチャート最高位34位、USチャートでは、10位まで上がった、
"You Made Me Believe in Magic"にいたしました。
彼らの曲にしては、かなり大人っぽい、
日本でいうところの、AORテイストのナンバーですが、
プロデュースしていたのは、70年代は、David Bowieの"Fame"などを手掛け、
80年代に入ると、Air Supplyのプロデュースで大成功を収める、
Harry Maslinなんですね。さもありなん。

今週の気になる新曲2曲。

2018-03-28 11:09:25 | 最近の洋楽
今回は、Adult R&Bチャートから。

まずは、インディーズで活動していて、
2015年と昨年、2枚のEPを配信リリースしているシンガー、
Votte Hallの、そちらには収録されていない新曲"Kiss On Me"です。



ヘンテコなビデオですが、いちおう、オフィシャルなもののようです。(^^;

新しい人ですが、いたって、音のほうは、
ちょっと懐かしい感じを狙っている人のようで、
この曲は、かなり、ダンクラ風味ですねぇ。好きです。(笑)

いままで、チャート的には苦戦を強いられていたようですが、
この曲は、なかなか勢いがあるようで、
初のフルアルバムリリースにつながるといいですね。

もう1曲は、AdultではないほうのR&Bチャートには、
すでに上がってきているのですが、
なかなか大人っぽい曲調ゆえ、Adultのほうにも入ってきた、
ロンドン出身の、23才だというシンガー、Ella Maiの、
"Boo'd Up"というナンバーです。



こちらも、すでに3枚のEPを配信リリースしていて、
この曲は、昨年リリースされた"Ready"からのカットみたいですね。
これまた、しっとり系の90年代くらいの音を思い出す感じでしょうかね。
で、SZAあたりに通じる新しさもあるし、大きなヒットになってくるかも?

Sex & Cigarettes - Toni Braxton

2018-03-27 10:22:30 | 新譜CD

・Sex & Cigarettes - Toni Braxton

ことしで、ソロデビューから、25年になるんですねぇ。
年齢も、昨年のお誕生日で、5の大台に乗られたようですが、
いろいろと記念イヤーとなる今年、Newアルバムを届けてくれました。

しかし、8曲しか入っておらん。(笑)時間も、30分を少し超えるくらいです。
もともと、そんなに曲数を入れる人ではありませんが、
それにしても、ちょっと物足りないのは正直なところです。

内容のほうも、前作の、童顔氏とのデュエットアルバムが、
ビッグセールスにはならなかったものの、
グラミーを受賞するほどの評価を得ましたので、
今回も、しっとり聴かせることに重きを置いた感じですね。

ラストの"Missin'"のみ、音が、ややEDM風味ですが、
そのほかの曲は、アコースティックな空気に包まれているアルバムです。

今回、童顔氏は、2曲に、共同ながら、
作プロデュースに関わっているようで、
そのうちの1曲が、5曲目の"FOH"で、
この曲が、放送禁止用語がバンバン出てくるものですから、
初のparental advisoryマークが付いてしまったようでありますね。(^^;




No.41 コレクション(59)

2018-03-25 18:55:16 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、最高位41位だった曲、
1999年の3曲目は、10月に1週間だけ41位だった、この曲です。



Mandy Mooreの"Candy"ですね。
同年にリリースされた1stアルバム"So Real"からのカットで、
彼女のデビューヒットでありました。

USチャートでは、ぎりぎり、Top40入りを逃してしまったのですが、
UKチャートや、オーストラリアのチャートでは、
Top10入りするヒットになっていたようです。
Mandyは、USチャートでは、翌年リリースされた2ndアルバムのタイトル曲、
"I Wanna Be with You"が、Hot100で24位まで上昇して、
初のTop40入りを果たしていますが、現在までのところ、
そちらが、彼女にとっての唯一のTop40ヒットになっています。

歌手デビューしたころは、まだ、ミドルティーンだったMandyですが、
現在はアラサー世代となって、歌手活動もしながらも、
女優業のほうにシフトして、活躍をしていまして、
昨年後半に、NHKでも放送されていたドラマ
『THIS IS US 36歳、これから』にも出演していましたね。

1999年10月30日付けのビルボード誌です。

1位は、もう、19年前だというのが信じられない(笑)、あの名曲です。ついこの間ぢゃん。(^^;