probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

ステキなコンピレーション!(17)

2013-01-30 19:57:47 | その他のCD

・Just Can't Get Enough: New Wave Hits of the 80's, Vol. 14 - V.A.

これまた、Rhino編集のロックコンピであります。
全部で、Vol.15まであるようで、
集めたら、これも素晴らしいコレクションになりそうですが、
残念ながら、自分は、このVo.14しか持っておりません。

(全15巻のトラックリストは、こちらで。)

このVol.14は、Popチャートでも大ヒットした、
After The Fireや'Til Tuesdayあたりの曲もありながら、
Let's ActiveやThe Untouchablesのような、
まさに、当時のニューウェイブロックな面々の曲もあったりで、多彩ですね。
そういえば、レッチリも、デビューは80年代だったんだなぁと改めて思ったり。

中で、ちょっと異質な感じがするのは、Corey Hartの↓この曲でしょうか。
でも当時は、イントロがEurythmicsっぽかったり、
まだまだ、コリーの最初のヒットで、彼の知名度も低かったので、
ニューウェイブの括りで捉えられていたところ、ありましたよね。


『アルバート氏の人生』

2013-01-29 08:05:50 | 映画


グレン・クローズという女優さんは、自分のように、80年代にたくさんの映画を見た者にとっては、
とても、強烈な印象を残している俳優さんで、『ガープの世界』や『ナチュラル』での役のような、
強く優しい女性を演じたかと思えば、一世を風靡した『危険な情事』では、それらとは180度違う、
哀れで恐ろしい女を演じて、観る者の度肝を抜き、驚かせてくれました。

未だ、何度もノミネートされながら、オスカー無冠なのが残念な限りですが、
そんな彼女が、久々にオスカー候補となったのが本作で、
メリル・ストリープに敗れ、受賞こそ逃したものの、また新たな彼女の演技の幅を堪能できる作品でありました。

女がひとりで生きていくのは難しい時代、あることをきっかけに、
「男」として生きていくことを決意した女性の話なのですが、
また、ある事件が起きて、その決意に揺らぎが生じてしまいます。
そのあたりの動揺を演じ分けているのが、本当に巧いなぁと感心することしきり。

ラスト、グレンが演じた「アルバート氏」の人生が、哀れなものと捉えるか否かは、
見る人の現在置かれた状況によって、変わってくるかなぁ?なんて思いました。

http://albert-movie.com/
『アルバート氏の人生』日本公式サイト

http://albertnobbs-themovie.com/#
"Albert Nobbs"US Pfficial Site

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(1)

2013-01-28 10:09:06 | 懐かし洋楽
と、いうわけで、このあいだのNellyの曲のときに、
新しいコーナーを立ち上げるとか言っておりましたが、
まあ、ぜんぜん新しくもありませんで、(^^;
80年代にヒットした曲のカバーバージョンや、
ヒプホプ曲でネタ使いされたものを、その原曲とともに、
いっしょに振り返ろうというものです。

以前、へっぽこサイト時代に、カバー曲特集はやっておりましたが、
今回は、オリジナルは、80年代限定でやっていきますので、
よかったら、お付き合いくださいまし。m(_ _)m

で、1回目は、ネタ使いのほうから。
原曲は、こちらも先日、ベスト盤コーナーで登場した、
A Flock Of Seagullsの82年の大ヒット"I Ran (So Far Away)"です。

これぞ、ザ・80年代という感じのヒット曲ゆえ、
ちょっと、カバーしたりするのは、こっ恥しい気がしそうなのですが、
超有名なカバーこそないものの、wikiなどで調べると、
けっこう、歌ってるアーティスト多いようです。

でも、今回取り上げるのは、カバーではなくネタ使いのほうで、
2008年の、テキサス出身のラッパーSlim Thugの小ヒット"I Run"です。
まさか、ヒプホプでこの曲を?と、最初聴いたときは、かなり驚きました。

ネタ使い部分は、Slim Thug本人ではなくて、
ft.されているラッパーの、Yelawolfがやっているみたいですが、
なかなかかっこいいですよねぇ。もちょっと話題になって欲しかったな。




Time Machine ~1990~

2013-01-26 19:22:11 | 懐かし洋楽
今回は、1990年の今ごろチャートインしていた曲、
Pocoの"Nothin' To Hide"です。(Pop #39 AC #10)

Pocoっていうバンドは、日本では、どう捉えられてられているんでしょうかねぇ。
Buffalo Springfield、Loggins & Messina、The Eaglesなど、
日本でも知名度の高いバンドのメンバーでもあった人たちが、
集合したり、離散したりしながら続いているバンドにしては、
あまり、ちゃんと語られているのを聞いたことがないような。
もうひとつ、誰でも知っているようなビッグヒットがないからですかね。

で、この曲は、1989年に、オリジナルメンバーである、
Richie Furay、Jim Messina、Rusty Young、Randy Meisner、George Granthamの5人が
久々に集まって作ったアルバム"Legacy"からの2ndカットで、
作、プロデュース、バックボーカルに、当時、人気絶頂だった、
Richard Marxが参加したナンバーで、1stカットの"Call It Love"に続いて、
Top40ヒットになった曲でありました。

Pocoは現在も活動中ですが、1992年以降のオリメンは、
スティールギターやマンドリンなどを演奏する、
Rusty Youngだけになっているようです。


Beautiful - Teena Marie

2013-01-25 17:31:13 | 新譜CD

・Beautiful - Teena Marie

完成間近だったアルバムを、本人Teenaの死後、
ここ最近のアルバムでは、必ずft.されていた、
実の娘さんであるAlia Roseさんが完成させたというアルバム、
それだけで胸いっぱいですね。タイトル曲は、その娘さんに捧げられています。

そんな作品ですから、攻撃的な感じはあまりなく、
現在のUrban系の音も意識しつつも、
全体は、オールドスクールな雰囲気でまとまっていますね。
声が最後まで衰えぬままだったのが切ないです。

56年生まれで、亡くなった2010年は、54才ですから、
初のヒットを放った79年は、まだ23才で、
そんな若さで、白人でありながら、
Black Musicのシーンに飛び出していってたんですね。
改めて、スゴい人だったんだなぁ、と。

曲は、Curtis Mayfieldのカバー"Give Me Your Love"にしたかったのですが、
YouTubeになかったので、4曲目に入っている"Love Starved"を。