probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

あのアルバム、この一曲。(11)

2021-07-30 19:58:54 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、Philip Baileyが、
1984年にリリースしたアルバム
"Chinese Wall"に収録されていた
"Show You The Way To Love"です。



7曲目、レコードだと、
B面の2曲目に入っていた曲ですね。

"Chinese Wall"は、あの"Easy Lover"の
大ヒットを生んだアルバムで、
プロデュースは、もちろん、
全曲、Phil Collinsで、Philさんは、
全10曲中、この曲を含めた9曲で、
ドラムを叩いておりました。

アルバムからは、"Easy Lover"と、
1曲目に入っていた
"Photogenic Memory"、
アルバムタイトル曲ということになる
"Walking on the Chinese Wall"の
3曲がカットされましたが、
この曲は、シングルにはなりませんでした。
Earth, Wind & Fireのバラードナンバーを
彷彿とさせる、名曲だと思うんですけどね。
美しい、ストリングスのアレンジは、
大御所、Arif Mardinさんが
担当されておりました。

ただ、そんな思いを持つのは、
自分だけではなさそうで、
80'sR&Bバラードを集めた、
コンピレーションアルバムには、
たまに、収録されていたりしますね。


・Chinese Wall - Philip Bailey

※次回は、Time Machineです。

Dusty Hill (of ZZ Top)

2021-07-29 09:52:11 | R.I.P.
今回は、予定を変更して、
80年代にも大活躍した、
ZZ Topのベーシスト、Dusty Hillさんが
亡くなったということで、
追悼したいと思います。

自分が、初めて、ZZ Topのことを
知ったのは、81年リリースのアルバム
"El Loco"からのカット、
"Leila"を聴いたときでしたね。

その名は、ブルースロック・バンド
のようなイメージで聞いていたので、
スチールギターが鳴る、
まるで、AOR?みたいな曲調だったので、
かなり、意外な感じがしたものでした。



そのあと、83年に、アルバム
"Eliminator"がリリースされ、
初めの2枚のシングル
"Gimme All Your Lovin'"(#37)と、
"Sharp Dressed Man"(#56)は、
そこそこのヒットに止まったものの、
3rdシングル"Legs"(#8)で、
大ブレイク、その後の
快進撃になったんでしたね。

自分は、84年に、彼らの来日が決まって、
当時、仲の良かった、洋楽好きの友だちと、
行こうということになったのですが、
結局、中止になってしまい、
実現せず、仕切り直しで、
87年にかなった、初来日公演には、
いろいろあって、やはり、
行くことはできず、彼らのライブを
体感することは、出来ませんでした。

そのあと、フジロックに、
1回だけ、来ているみたいですけどね。

サポートメンバーは、いろいろ、
出入りがあったみたいですが、
オリジナルメンバーは、
不動の3人でしたので、バンド活動は、
終わりになっちゃうのかなぁ。

いやぁ、やはり、↓こんな映像を見ると、
1度は行きたかったですね、ライブ...。



R.I.P.

https://amass.jp/149386/
ZZトップのベーシスト、
ダスティ・ヒルが死去
(amass)

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第11回です

今週の気になる新曲。

2021-07-28 10:01:40 | 最近の洋楽
今回は、新旧R&Bアーティスト2組です。

まずは、新といっても、
すでに実績十分のKhalidの新曲
"New Normal"です。



ここのところ、コラボや、
客演曲が続きましたが、
ちょっと久々、ソロ新曲ですね。

"New Normal"なんて、いかにも今時な、
タイトルを付けてきましたが、
歌いっぷりは、変わらず、
我が道を行く感じであります。

貫禄もたっぷりですが、
それでも、まだ23才。おそるべし。

そして、もう1曲は、
なんと、The Spinnersの新曲です。
"Cliché"。



来月リリース予定の、Newアルバム
"Round The Block & Back Again"
からの先行カットのようです。

オリジナルアルバムとしては、
1989年リリースの、
"Down to Business"以来になるみたいです。

89年といえば、New Jack全盛のころですよ。
(笑)

初のヒットを放ったのが、
1961年というグループですので、
("That's What Girls Are Made For")
オリジナルメンバーは、
すでに亡くなっている方や、健在でも、
離れてしまっている方が多いのですが、
おひとりだけ、残っているんですよねぇ。
Henry Fambroughさん、83才だそうです。

映っていますジャケの、
いちばん右端の方ですかね。

アルバム、配信だけかな?
と思ったのですが、タワレコや
Amazonでは、CDのほうも、
取り扱い、始まっておりますね。

https://thespinners.com/

※次回は、シングルカットされなかった名曲、
第11回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(31)

2021-07-26 19:48:22 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、83年の2曲目は、
8月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



Loverboyの"Hot Girls In Love"ですね。

6月の第2週に、60位でNewエントリー、
4週で、Top40入りを果たし、
11周目に、11位まで上りつめましたが、
翌週には、17位にダウンして、
Top10入りは果たせなかったようです。

このミュージックビデオ、
みうらさんと安斎さんの
『笑う洋楽展』でも、
以前、紹介されていましたが、
何がテーマの回だったか、
まったく覚えておりません。(^^;

"Hot Girls In Love"は、同年リリースの
3rdアルバム"Keep It Up"からの
1stカットでしたね。

アルバムは、前2作とも、本国カナダと、
アメリカでは、マルチプラチナを
記録しながらも、まだ、USチャートでは、
Top20ヒットが無かった彼らにとって、
初のTop20入りとなりました。

Loverboy、この曲では、
Top10入りはなりませんでしたが、
85年リリースの4thアルバムの
タイトルカットで、1stシングル
"Lovin' Every Minute of It"が、
Hot100で、9位まで上がって、
初のTop10入りを果たしております。

1983年8月20日付けのビルボード誌
です。

1位は、見つめていたい、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲です。

華麗なるインストゥルメンタルヒッツの世界(10)

2021-07-25 10:24:57 | 懐かし洋楽
年代などは関係なく、
ビルボードのHot100に、ランクインした、
インストゥルメンタルの楽曲を、
取り上げていこうという、
このコーナー、今回は、
前回のHarold Faltermeyerさんに続いて、
またも、映画からということになりますが、
こちらのナンバーです。



映画音楽を中心に、80年代から、
90年代にかけて活躍した作曲家、
Michael Goreさんの
"Terms Of Endearment"ですね。

日本では、84年に『愛と追憶の日々』
という邦題で公開された、
作品賞を始め、アカデミー賞で、
5部門を受賞した名作の
テーマ曲であります。
自分も、ロードショー公開時、
たしか、初日に観に行ったな。

こちらのテーマ曲、
Hot100での最高位は、
84位だったようですが、
Adult Contemporaryチャートでは、
最高位5位を記録する、
ヒットになっていたみたいですね。

Michael Goreさんといえば、
この前に、あの、Irene Caraが歌う、
テーマ曲が大ヒットした
『フェーム』の音楽を手掛けたことで、
最初、有名になりましたが、
その"Fame"と、同じくヒットした
"Out Here On My Own"は、
どちらも、Michaelさん作曲による
ナンバーでありました。

また、60'sヒット"It's My Party"で有名な
Lesley Goreさんの実弟としても、
知られておりますが、
"Out Here..."の作詞を手がけていたのが、
お姉さんのLesleyさんでしたね。

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、83年の2曲目です。