今回は、1978年の今ごろチャートインしていた曲、
REO Speedwagonの"Time For Me To Fly"です。(Pop #56)
映像は、80年代に大成功を収めたあとの、86年のもののようですが、
曲は、78年リリースの、彼らの7枚目のアルバム
"You Can Tune a Piano, but You Can't Tuna Fish"からの2ndカットでした。
そこそのの人気はあったものの、なかなか大きな成功を収めるには至らなかった彼らにとって、
80年から81年に掛けて、その人気が大爆発する前の序章となったようなアルバムで、
USアルバムチャートでも、29位まで上昇するヒット作となっていたんですね。
なおこの曲は、80年にも、ベストアルバム"A Decade of Rock and Roll 1970 to 1980"に収録され、
再度シングルカットされていたようですが、そのときも、最高位は77位で、
Top40入りはなりませんでした。
REO Speedwagonは、メンバーチェンジはあったものの、
67年の結成から、一度も解散も活動休止もないんですねぇ。
大活躍していた当時のメンバーは、結成時からのメンバーであるキーボードのNeal Doughtyさんと、
70年代から、バンドの顔である、Kevin Croninさんだけですが、
それでも、5人すべてが、在籍20年を超える人ばかりで、結束力は強いようです。
1978年8月26日付けのビルボード誌です。
1位は、あの大ヒット映画のテーマ曲。
80年代に大活躍するアーティストの姿も、
けっこう垣間見られるチャートになっていますね。