probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

80年代の名曲を、カバーやネタ使いとともに振り返りませう。(66)

2016-02-29 10:04:57 | 懐かし洋楽
今回はカバー編です。

まずは、原曲のほう。
先日のDavid Bowieの訃報の際にも話題にさせていただきました、↓この曲です。



1983年に、世界的大ヒットとなった、Peter Schillingの、
"Major Tom (Coming Home)"ですね。

もともと、82年に、本国のドイツで、
ドイツ語バージョンが、No.1になり、
翌年、英語バージョンが作られ、またまた大ヒットになりました。

David Bowieの名曲"Space Oddity"で宇宙に行ってしまった「トム少佐」が、
地球に帰ってくるという内容の曲でしたね。
なお、Peter Schillingさんは、現在60才のようですが、
本国で、まだまだ活躍中のようであります。

で、この曲は、カバーバージョンもたくさんあるようなのですが、
あまり、大きな話題になった物は少なく、
唯一、ビルボードのHot100に入ったのが、
L.A.出身のロックバンド、Shiny Toy Gunsによる、こちらのカバーです。



2009年に、97位まで上昇していたようです。
このグループは、紅一点の女性ボーカリストが、
交代、また交代などをしているみたいでありますが、
インディーズレーベルに移って、現在も活動中のようです。

Time Machine ~1979~

2016-02-27 18:55:32 | 懐かし洋楽
今回は、1979年の今ごろチャートインしていた曲、
Sarah Dashの"Sinner Man"です。(Pop #71 R&B #70)



Patti LaBelle率いる、LaBelleのメンバーとしても知られた、
Sarah Dashの、78年リリースの1stソロアルバム"Sarah Dash"からのカットでした。

Popチャートでの順位はともかく、R&Bチャートでも、
70位までしか上がらなかったというのは意外な感じですが、
Discoチャートでは、当時、9位まで上昇していたようで、
日本でも、ダンスクラシックの名曲として知られているのではないかと思います。

LaBelleは、2005年から2009年まで再結成して、
2008年には、アルバム"Back To Now"も発表しましたが、
Sarahさんは現在はまた、ソロでステージに立っているみたいですが、
2013年には、"I'm Still Here"という曲もリリースしていたようです。

1979年2月24日付けのビルボード誌です。

1位は、ブロンド美女が好きな、あのスーパースターのあの名曲。
まあ~、DISCO! ディスコ!! disco!!!なチャートです。

『キャロル』

2016-02-27 14:27:22 | 映画


パトリシア・ハイスミスの原作を読んでいないので、
勝手に、『太陽がいっぱい』の女性版のような展開を想像していたのですが、
思ったほど、サスペンスなシーンにつながることはなく、
同性愛など、理解されるはずのなかった時代に、
揺れ動いた、ふたりの女性の心理を、
丹念に描いた作品になっているように思います。

ラストは、観る人の心の持ちようで、
ハッピーエンドに感じる人もいれば、
そうは感じない人もいるんだろうなぁと思いました。
こういうラストは、けっこう好き。

濃厚なベッドシーンなどもあって、ちょっと驚きましたが、
ルーニーは、バスト全開なのに、ケイトは見せないのが、
少し不自然で気になりました。(^^;)

http://carol-movie.com/
『キャロル』日本公式サイト

http://carolfilm.com/
"Carol"US Official Site

The Driver - Charles Kelley

2016-02-26 07:47:52 | 新譜CD

・The Driver - Charles Kelley

現在、3人としての活動はお休み中の、
Lady Antebellumのボーカリスト、
Charles Kelleyの1stソロアルバムです。

自分は、女性ボーカルのHillaryさんのほうが、
先にソロを出すのではないかと思っていたのですが、
子育て中で忙しいのか、Charlesさんのほうが先に出しましたね。

まあ、歌のうまさは、もうすでに定評ありですから、
初めてのソロといっても、堂々としたものであります。
でもまあやはり、Lady Aファンとしては、
Hillaryさんの声が絡んでこないのが、少し寂しい感じも。

でも、そこらへんは、本人もわかっているのでしょう、
Miranda Lambertをゲストに迎えている曲があったり、
さらには、あのStevie Nicksをft.して、
Tom Petty & The Heartbreakersの80年代の曲、
"Southern Accents"をカバーしたりして、
なかなか、粋なことをやって、楽しませてくれております。

曲は、グラミー候補にもなっていた、アルバムタイトル曲を~。


(新)ベストアルバムを語るわよ!(104)(でも、今回はベスト盤ではありません。(^^;))

2016-02-25 09:27:12 | その他のCD

・Kollection - The Korgis

今回は、2005年に出ていた、The Korgisの盤"Kollection"です。
2004年に、ファンクラブ向けに、CD-Rでリリースされていたものが、
好評につき、CDで一般向けに発売されたものなのだそうです。

ただこれ、所謂、ベスト盤ではないのです。
"Kollectin"なんていうタイトルなので、
てっきり、"Collection"をバンド名で洒落て、
代表曲を集めたものなのだろうと、
ちゃんと確かめもせずに入手してしまったのですが、違うんですね。

内容は、たしかに、代表曲も入っているのですが、
このグループの2大ヒット曲である、"If I Had You"と、
"Everybody's Got To Learn Sometime"(2バージョン)は、
ヒットした当時のバージョンではなくて、
それぞれ、のちにリリースされた別バージョンで収録されていて、
その他の楽曲も、2004年当時に作られた新曲などで構成されておりまして、
半分オリジナルアルバムのような形の盤なんですねぇ。

The Korgisは、他に、通常のベスト盤も、
いくつか出ているみたいですので、そっちがいいという方は、
そちらのほうがいいのではと思います。(ただ、どれも高い...。(^^;))

ちなみにこの曲は、ダンスアレンジな"DNA Mix"(カッコいいけど、ネットに音が見つからず)と、
↓こちらのバージョンが収録されております。



入ってないけど、やっぱ、↓オリジナルバージョンがいいかな。