probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Marianne Faithfull

2025-01-31 17:32:41 | R.I.P.
今回は、予定を7変更して、
30日に亡くなったという、
Marianne Faithfullさん追悼です。

その名前を知ったのは、
やはり、80年代でありました。

60年代に大人気だった、
Marianne Faithfullさんは、
70年代も、そろそろ終わるころに、
再び、シンガーとしての活動を
本格化させていて、80年代は、
コンスタントに、アルバムを
何枚かリリースしていましたが、
なにせ、活躍されていたという、
60年代のことを知りませんでしたので、
そのハスキーな歌声を聴いても、
イメージが結びつかない感じでした。



64年のデビュー曲
"As Tears Go By"ですが、
こちらは、87年に、
アルバム"Strange Weather"に
収録された、当時の
新バージョンでした。

エンジェル・ボイスと呼ばれたという、
64年バージョンは、↓こちらですね。



79年リリースのアルバム
"Broken English"で、
第一線に返り咲いたと
言われておりますが、
USチャートには入っていないものの、
ヨーロッパを中心にして、
ヒットしたという
"The Ballad of Lucy Jordan"は、
Dr. Hookのカバーなんですね。
これ、知りませんでした。





R.I.P.

https://amass.jp/180631/
マリアンヌ・フェイスフルの訃報を受け、
ローリング・ストーンズの
ミック・ジャガー、
キース・リチャーズ、
ロニー・ウッドが追悼
(amass)

※次回は、Time Machineです。

Soul, R&B備忘録(#19 "Don't Sweat the Technique")

2025-01-30 11:05:57 | 懐かし洋楽
R&Bチャートではヒットしたのに、
Popチャートでは、
まったくノーリアクションだった、
曲やアーティストを取り上げて、
ウダウダと語ってみるという、
このコーナー、今回は、
Hip-Hopから、この2人の、
この曲を取り上げてみることにしました。

Eric B. & Rakimの、
92年リリースのアルバムの
タイトルトラックでもありました、
"Don't Sweat The Technique"です。



いやさ、カッコいい。
Eric B. & Rakimといえば、
彼らの代名詞的曲で、87年リリースの、
"Paid in Full"が、あまりに有名ですが、
自分は、この曲が最高に好きですね。

しかし、当時、Rapチャート1位で、
R&Bチャートでも、14位まで、
上昇していたようなのでありますが、
なぜか、Hot100には、
入っておりませんでした。

もともと、Eric B. & Rakim、
Jody Watleyにft.された、
89年の"Friends"では、
PopとR&Bの両方で、
Top10入りしていましたが、
2人だけでは、この曲の前に、
サントラからのヒット
"Juice (Know the Ledge)"が、
96位にランクインしたのみで、
Hot100のチャートでは、
振るわなかったんですよね。

まあ、そんなところも、
迎合しないアウトロー感があって、
カッコよかったりするのですが。

"Don't Sweat the Technique"の、
ジャジーなサンプリングですが、
意外にも、ネタ元は、
Kool & The Gangなんですよね。

69年リリースの1stアルバムで、
もちろん、J.T.さんが加入する、
ずっとずっと前の作品、
"Kool and the Gang"に
収録されていた曲"Give It Up"が、
そのソースのようであります。



2人は、このアルバムを最後に、
解散して、それぞれ、
ソロ活動を開始し、
Rakimさんのほうは、昨年、
こんな↓コラボナンバーの新曲を
リリースしておりました。



※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
最終回です。

今週の気になる新曲2曲+1曲。

2025-01-28 20:04:23 | 最近の洋楽
今回は、ゴスペルもR&Bも、
どっちも来い!な、2人の新曲です。

まずは、JOKIAというシンガーの、
"Brand New"というナンバーです。



昨年、"Rise"という曲が、
Adult R&Bチャートで、
ヒットした人なのですが、
もう、配信のみで、EPが、
2作出ているようでありまして、
ひとつが、ゴスペルナンバーを歌った、
"Love Gospel"という作品で、
もう1作が、この曲と、
"Rise"を収録した、
"Love R&B"という作品のようです。

"Brand New"というタイトルを聞いて、
もしや?と思いましたが、やはり、
あの大ネタ使いでしたね。

そして、もう1曲は、大ベテラン、
Ann Nesbyの久々の新曲"My Man"です。



客演では、いろんなところに、
顔を出していたみたいですが、
ソロ名義では、かなり久々となる、
新曲のようですね。声も出ていますね。
Jam & Lewisは、関わってないみたいです。

そして、今回は、もう1曲。
客演といえば、昨年から、
令和の客演王(?)に、
すっかりなっております、
Bruno Marsが、今度は、
人気ラッパー、Sexyy Redとコラボした
"Fat Juicy & Wet"です。



うーん、Bruno、No歌い。
どうなの、コレ。(^^;)

Laid Backのあの曲使いなのかな?
と思ったのですが、クレジットには、
無いようなので、違うみたいですね。

※次回は、Soul, R&B備忘録、
第19回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(98)

2025-01-27 11:07:31 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、2001年の3曲目は、
7月に、1週だけ11位だった、
こちらのナンバーです。



N.Y.出身のシンガー、Lil’ Moが、
ラッパーのFabolousをft.した、
"Superwoman Pt. II"ですね。

4月の第1週に、98位でエントリーして、
7週かけて、Top40入りを果たし、
15週目で11位まで上昇しましたが、
その週がピークで、Top10入りは、
果たすことが出来なかったようです。

この曲は、同年リリースの、
Lil' Moの1stアルバム
"Based on a True Story"
からのカットでしたね。

アルバムデビュー前に、
映画のサントラへの曲提供や、
Keith SweatやMissy Elliot、
他にも、Ja Ruleといった、
当時のビッグネームたちの曲に、
ft.されて名を売って、
Lil' Mo?何者??
となっていたところに、
満を持してリリースされた、
そんな作品でありました。

しかし、Pt.IIっていうくらいですから、
当然、Pt.Iもあったわけですが、
ラジオ向けにリリースしたものの、
まったく、リアクションが無く、
結局、Pt.Iは、アルバムにも、
未収録となったみたいですが、
Bryan-Michael Coxが
プロデュースしていたという、
Pt.Iも、悪くないというか、
個人的には、IIより好きかも?
と思ったりします。



また、アルバムには、当時、
↓こんなカバーも入っていまして、
それで、購入を決めたような
記憶がありますね。



Lil' Moですが、しばらく、
新曲などは出してないみたいですが、
Instagramを見ると、
ちょっと、スリムになって、
元気そうな感じですね。

https://www.instagram.com/thelilmoshow/

2001年7月7日付けのビルボードHot100です。

1位は、1年前は、
スーパーボウルで話題だった、
あのシンガーの、あの名曲です。

※次回は、気になる新曲2曲です。

Time Machine ~1967~

2025-01-26 10:47:02 | 懐かし洋楽
今回は、1967年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
Jimmy Ruffinの
"I've Passed This Way Before"です。
(Pop #17 R&B #10)



66年のヒットで、名曲の誉れも高い、
"What Becomes of
the Brokenhearted"で知られ、
80'sファンにとっては、
80年の、Bee Geesの、
Robin Gibbが作プロデュースした、
(Blue Weaverとの共同)
"Hold On (To My Love)"が懐かしい、
Jimmyさんの、その、
"What Becomes of
the Brokenhearted"
に続くヒットが、
この曲だったようですね。

Jimmyさんといえば、5才違いで、
The Temptationsの、
黄金期のリードボーカル、
David Ruffinさんの
実のお兄さんとしても、
広く知られておりますが、
Jimmyさんのほうにも、
先にソロでデビューしたあとで、
Temps加入の話があったらしいですが、
結局、弟が選ばれることになり、
お兄さんのほうは、その後も、
ソロシンガーとしての道を、
歩むことになったようであります。

とはいえ、レーベルメイトであった2人は、
1970年に、カバー曲中心のアルバム
"I Am My Brother's Keeper"を
リリースしているんですよね。

2010年にCD化されていたようですが、
現在は廃盤になっているみたいなので、
そろそろまた、再発をお願いしたいです。



1967年1月28日付けのビルボードHot100です。

1位は、日本での大人気だった、
あのグループの、あの名曲です。

<1967年1月28日、何があったか?>

のちに、シリーズ化された、
鶴田浩二さん主演の映画
『博奕打ち』の一作目が公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/38690/
『博奕打ち』(映画.com)

※次回は、ビルボードのHot100で、
最高位11位だった曲、
2001年の3曲目です。