probably music 2.0

気になる音楽、懐かしい音楽、たぶん音楽、ときどきべつのこと・・・。

Time Machine ~1971~

2023-12-23 10:50:10 | 懐かし洋楽
今回は、1971年の今ごろ、
チャートインしていた曲、
The Staple Singersの
"Respect Yourself"です。
(Pop #12 R&B #2)



72年の"I'll Take You There"と、
75年の"Let's Do It Again"の、
2曲の、PopとR&Bでの、
No.1ヒットを持ちます、
ファミリーグループ、
The Staple Singersの、
その"I'll Take You There"も含む、
71年リリースの2ndアルバム
"Be Altitude: Respect Yourself"
からの、こちらが、
最初のシングルで、
"I'll Take..."のほうが、
2ndカットだったみたいですね。



曲の作者は、60年代に、
"Mustang Sally"などの、
R&Bヒットを持つ、
Marc Riceというシンガーと、
こちらも、72年に、
さまざまなアーティストたちに、
カバーされている名曲
"(If Loving You Is Wrong)
I Don't Want to Be Right"を
ヒットさせた、Luther Ingramで、
Luther Ingramは、
"(If Loving You Is Wrong)
I Don't Want to Be Right"は、
自作ではないようですが、
ライターとして、こんな名曲を
世に残していたのですね。

"Respect Yourself"は、
80’sファンにとっては、87年に、
俳優のBruce Willisが、
カバーヒットさせたバージョンで、
おなじみの楽曲ですが、
その3年前の84年に、
UKのグループ、The Kane Gangが、
本国でカバーヒットさせておりまして、
そちらで最初に知った曲でしたね。

そして、そのあとで、
オリジナルのほうを知り、3番目に、
Bruce Willisバージョンを聴いた、
そんな順番でありました。

1971年12月25日付けのビルボードHot100です。

1位は、The Rolling Stonesの
"Ruby Thuesday"の
カバーヒットでも知られる、
あのシンガーの、あの名曲です。

<1971年12月25日、何があったか?>

日本でも大人気だった、
イタリアの俳優、
Giuliano Gemma主演の映画
『特攻大作戦』が、
日本公開されたのが、
この日だったようです。

https://eiga.com/movie/47235/
『特攻大作戦』(映画.com)

※次回は、天国へ行ってしまった
アーティスト、79人目です。




reminiscing ("true one-hit wonders") #31

2023-12-21 20:20:05 | 懐かし歌謡曲
ビルボードのHot100には、1曲しか、
ランクインしていないアーティストを、
懐かしみながら、今、どうしてるのかな?
と、浅く掘り下げようというコーナー、
今回は、1995年に、Hot100では7位、
R&Bチャートでは2位を記録した、
こちらのグループの、このナンバーです。



L.A.出身のトリオ、Mokenstefの
"He's Mine"ですね。



Monifa Bethune、Kenya Hadley
Stephanie Sinclairの3人からなる
グループで、それぞれの
ファーストネームの最初のほうを
取ってくっつけたところから、
TLCを意識していたのは、
容易に想像できますが、
この曲は大ヒットしたものの、
Hot100入りしたのは、
この1曲のみで、TLCのような
ビッグネームにはなれませんでしたね。

この曲が収録されたデビューアルバム
"Azz Izz"からは、もう1曲、
"Sex In The Rain"というナンバーが、
シングルになっていたのですが、
R&Bチャートでも、
63位までしか上がらず、結局、
それが最後のチャートインとなり、
2000年には、活動を休止したようです。

この"He's Mine"、またまた、
サンプリングの話になりますが、
H-Townの93年の大ヒット
"Knockin' Da Boots"でも使われていた、
Zappの、80年のR&Bヒット
"Be Alright"と、Princeの、
こちらも、86年の、
Meli'sa Morganによるカバーが、
たいへん有名な"Do Me Baby"が、
使用されているんですね。

ですから、作者のクレジットは、
Roger TroutmanとPrinceが相並ぶ、
なかなか壮観なものになっております。

さて、Mokenstefなのですが、
2014年あたりから、再結成して、
ライブなどをやっているようでして、
9月で更新が止まっているのですが、
Instagramも存在したしました。

https://www.instagram.com/therealmokenstef/





※次回は、Time Machineです。

あのアルバム、この一曲。(59)

2023-12-20 19:54:31 | 懐かし洋楽
シングルカットはされなかったけど、
これは名曲では?と思うナンバーを
ジャンルに関係なく、
あげていく、このコーナー、
今回は、本日20日が、
75才のお誕生日だという、
Alan Parsonsさんが率いる
The Alan Parsons Projectの、
82年リリースのアルバム
"Eye In The Sky"から、
こちらのナンバーを選びました。



アルバムの6曲目、レコードだと、
B面の1曲目に入っていました、
"You're Gonna Get
Your Fingers Burned"ですね。

キャッチーなナンバーが入ることが多い、
B面のトップを飾っていた曲ですが、
それにしても、Little River Band?
と聴きまごうばかりの、
ポップロックチューンですね。

曲によって、ボーカリストが、
変わる人たちで、それにより、
曲の空気のほうも、
ガラっと変わってしまうのですが、
名曲とは思いますが、シングルには、
さすがにちょっと、
イメージが違う感じだったんですかね。

ボーカルは、このアルバムの、
タイトル曲で、最大のヒット曲
"Eye In The Sky"や、84年の
"Don't Answer Me"で歌っていた
Projectのパートナーだった、
Eric Woolfsonさんが有名ですが、
この曲では、81年のヒット、
"Games People Play"で
ボーカルをとっていた、
Lenny Zakatekさんが
歌っておりました。


・Eye In The Sky
- The Alan Parsons Project

※次回は、reminiscing
("true one-hit wonders")
第31回です。

今週の気になる新曲2曲。

2023-12-19 10:49:16 | 最近の洋楽
今回は、70年代からの洋楽ファンには、
懐かしい、というか嬉しいのでは?
と思う、アーティスト2人の新曲です。

まずは、KISSのオリジナルメンバーで、
ギタリスト、また、ソロでも、
バンド在籍時の78年に、
Helloというバンドのカバー、
"New York Groove"という曲を
ヒットさせていた、
Ace Frehleyの新曲
"10,000 Volts"です。



96年からのリユニオンで、
しばらく復帰したこともありましたが、
最初の脱退からは、すでに、
40年が過ぎているんですねぇ。

近年は、大ヒットこそありませんが、
わりとコンスタントに、
アルバムを出していて、今回は、
2020年にリリースしていた
カバー曲集"Origins Vol. 2"
以来となるNewアルバムの
タイトルトラックで、
先行シングルのようです。

現在72才のようですが、元気そのもの。
アルバムは、来年のリリースが、
予定されているみたいですね。

そして、もう1曲は、
UKのバンド、Smokieの
こちらも、オリジナルメンバーで、
ボーカリストとして知られ、
また、ソロでも、78年の、
Suzi Quatroととのデュエット
"Stumblin' In"などで知られます、
Chris Normanの新曲
"In A Heartbeat"です。



こちらは、少し前に、
"Crazy"というナンバーが、
リリースされていたようですが、
それに続く新曲のようですね。

Chris Normanさんのほうも、
昨年、カバーアルバム
"Rediscovered Love Songs"を
出していたようでして、
そちらには入っていない、
まったくの新曲みたいです。

こちらは、10月に、
73才になったばかりということで、
Aceさんと、ほぼ同い年なんですね。

※次回は、シングルカットされなかった
名曲、第59回です。

No.11 コレクション(1978~2008)(78)

2023-12-17 20:11:24 | 懐かし洋楽
ビルボードのHot100で、
あと一歩届かず、Top10入りを逃した、
最高位11位の曲、今回から、
1995年なのですが、95年は、
なんと、1曲しかなかったようで、
その1曲は、1月から2月にかけて、
2週、11位だった、このナンバーです。



イタリア出身のユニット、Coronaの
"The Rhythm of The Night"ですね。

94年の11月の第2週に、
84位でNewエントリーして、
6週で、Top40入りを果たし、
12週かけて、11位まで上昇しましたが、
2週、11位に止まったものの、
次の週には、12位にダウンして、
Top10入りはならなかったようです。

USチャートでは、Top10入りを逃した、
この曲ですが、No.1になった、
本国を始めとして、当時、
ヨーロッパでは、大人気の、
ダンスアンセムになっていたようですね。

また、2019年から20年にかけて、
The Black Eyed Peasが、
この曲をネタ使いした
"Ritmo"をヒットさせたのは、
まだ、記憶に新しいところですが、
2013年には、"Pompeii"などの
ヒットで知られる、Bastilleが、
やはり、90年代のダンスアンセム、
Snapの"Rhythm Is The Dancer"と
つないだカバー、UKチャートで、
最高位2位のヒットにしていました。
(タイトルは"Of The Night"でした。)



1995年1月28日付けのビルボードHot100です。

1位は、来春、Janetと来日する、
あのグループの、あの名曲です。



※次回は、気になる新曲2曲です。