前年度優勝から昨年一転して最下位に沈んだ日本ハム、逆襲の2014年どうしても勝利を引き寄せたい。
初の開幕投手吉川光夫、緊張のためか制球が定まらず序盤に3失点。それでも3回以降は走者を出しながら無失点におさえた。
試合は「奪われたら奪い返す」土壇場で抑えの武田久が打たれ、宮西が打たれこれで万事休すと思っていたが、粘りに粘って最後の延長12回小谷野のサヨナラ打で勝利をもぎ取った。
日本ハム公式サイト より
小谷野が左ひざの故障で泣きながら黙々と二軍でマシン打撃を繰り返していたとき、中田翔が三塁守備練習をしていた、内心穏やかな気持ちではいられなかったに違いない。
そして昨日エンドランを決め、四球を選び、二塁打を打ち三塁へのヘッドスライデング、最後にサヨナラ打でチームを勝利に結びつけた。
小谷野選手の意地と底力を見せた試合であった。
今朝の「道スポ」にFA権を取得してもチームへの恩義と忠誠心を誓ってきた小谷野、ケガに泣きながら2軍で黙々とマシン打撃を繰り返し「僕には意地がありますから」といった顔が忘れられないとガンちゃんの記事が載っていた。
これで中田翔の左翼手、小谷野栄一の三塁手と役者が揃った。
さて今日オリックスとの開幕二戦目、斎藤佑樹が復活を期して札幌ドームのマウンドに登る。