それにしても
何のための選挙
田舎では人口減と不況でシャッターが閉まったままの商店街に「安倍首相の景気回復」のポスターが張られている。
このマチには「アベノミクス」の円安・株高に無縁な人たちが住んでいる。
首相は衆院を21日解散し、総選挙を12月2日公示、14日投開票日と表明した。
解散理由は国民に約束した経済政策が思うようにいかず「来年10月に予定していた消費税を1年半先延ばしして選挙で国民に信を問う」という。
そもそも消費税は8%も10%も国民の反対を無視して、3党合意で決めたこと、ただ先送りすればいいだけの話です。
それでも血税600億~700億円を使って国民に信を問うというが、支持率の高いうちに長期政権維持を狙っているとしか思えない。
都合の悪い集団的自衛権も、特定秘密保護も原発再稼働も各地で反対のデモまであったにもかかわらず選挙で国民の真意を問うことはなかった。
それにしてもなんで今・・・?。
我々は安倍首相の言う消費税だけに惑わされることなく、
「アベノミクス」の円安・株高に無縁なものにとっては、
全てに将来を見据えて悔いのないよう投票所に足を運びたい。